三岳城(みたけじょう)

三岳城の基本情報

通称・別名

三嶽城、井伊城

所在地

静岡県浜松市北区引佐町三岳字城山

旧国名

遠江国

分類・構造

山城

天守構造

築城主

井伊道政

築城年

南北朝時代

主な改修者

主な城主

井伊氏、斯波氏、今川氏

廃城年

遺構

曲輪、帯曲輪、石垣、土塁、堀切、横堀(空堀)、枡形

指定文化財

国史跡(三岳城跡)

再建造物

石碑、説明板

周辺の城

井伊谷城(静岡県浜松市)[2.6km]
大平城(静岡県浜松市)[5.3km]
刑部城(静岡県浜松市)[6.1km]
田沢城(静岡県浜松市)[8.4km]
鳥羽山城(静岡県浜松市)[10.5km]

三岳城の解説文

三岳城(みたけじょう)は、静岡県浜松市北区引佐町三岳字城山にある山城。

遺構
浜名湖の北岸、標高466.8mの三岳山山頂に築かれている。眼下には井伊谷から長篠方面、本坂峠越えで豊川方面、大平城を経由して二俣方面へ通じる街道を見下ろす好立地だ。

三岳神社から登ると、西側の曲輪群と東側の曲輪群を分断する堀切に到達する。東西二郭に分かれる構造だ。

西側は、本曲輪を中心に細い帯曲輪と東側の曲輪で構成される。本曲輪西側には雛壇状に帯曲輪が展開し、外側に土塁を伴う二重堀切が配置されている。一部は岩盤が掘り抜かれている。

東側の曲輪群は造成度が低く、地形を利用したなだらかで面積の広い曲輪が連なる。本曲輪の曲輪群が西側の尾根筋からの侵入を警戒しているのに対し、こちらは駐屯するための曲輪群と思われる。東端は堀切と土塁で防御性を高めている。本曲輪西側の堀切や土塁とは規模が異なることから、改修の時期差が指摘され、本曲輪群は永禄年間、東の曲輪群は元亀~天正2年(1574)頃の改修という推察がある。

本曲輪からは浜名湖が見渡せ、眺望が楽しめる。

歴史
暦応2~3年(1339~1340)、南朝方の後醍醐天皇の皇子である宗良親王とともに、井伊道政が三岳城に籠もったとされる。この地域では南朝方の城と中世寺院が密接に関わっていたようで、三岳城も中世寺院を山城として利用したとみられる。本曲輪では13~16世紀の陶磁器が見つかり、三岳神社に関連した施設が山頂に存在している。

暦応3年(1340)に北朝方に攻められて三岳城は落城し、道政と宗良親王は大平城へ逃れたが、その大平城も落城した。

戦国時代に遠江の守護職をめぐり斯波氏と今川氏が争うようになると、井伊氏は斯波氏に臣従。しかし永正11年(1514)に今川軍の猛攻を受けて落城し、井伊氏は奥山城に逃れ、やがて今川氏に降った。

交通
天竜浜名湖鉄道金指駅から車で約20分で三岳神社(登城口)。

参考文献
『静岡の山城ベスト50を歩く』サンライズ出版、2009年

文:萩原さちこ

三岳城の口コミ情報

ギア右近衛中将さん[2019年04月21日]
2019年4月21日現在では、通行止めが解除されており、自由に登ることができます。急な斜面を登って行くので、滑らない靴を履いていった方が良いです。西曲輪周辺は切岸を上り下りするように道が続いてるので、歩くのが大変でした。

ぐっちさん[2018年12月10日]
2018年12月9日に訪問しましたが、倒木のため立ち入り禁止になってました。いつから立ち入り禁止になっていたのか分かりませんが浜松市のホームページにも情報が無かったので、これから訪問予定の方は参考にしてください。

カーネルさん[2018年01月17日]
天竜浜名湖鉄道の金指駅から、北に直線で3.9kmです

麓の三岳神社に向けて、駅から生活道路を北上すると、いきなり登りで心を打ち砕かれます

車通りの少ない舗装路を登り続けると、3km手前なのに道端に小さい三岳城址の看板もありました

駅をでた時に、遠くに山があるけどあんなところまで行きたくないなぁ。と思ってた山が近づく

舗装路の傾斜がきつくなりと、標識も増えます。

車道を進むと、鳥居があり三岳神社の参道の石階段がありますが、見上げる角度で辛かった。早歩きして、1時間ちょいで三岳神社

ここから西へ山道を500m進みます。途中では、二ノ丸へ往復してから本丸へ

本丸から西の曲輪を目指すがわからず、結局となりのピークまで往復してしまった

暗くなってきたので、かなり早く歩いたけど往復3時間かかりました。舗装路が多く疲れた

もりちゃんさん[2016年12月21日]
三岳神社に車をとめて登城できます。トイレも簡易トイレが一つありました。本丸までは、ちょっとした登山です。私は40分ほどかかりましたが、山頂からの眺めは良かったです。堀切や土塁といった城跡はちょっとわかりませんでしたが、運動不足解消もかねてる私にはたまにはこんな城跡巡りも良いですね。

三河守コーキしゃんさん[2010年09月12日]
山頂の見晴らしは最高でした

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