持船城(もちふねじょう)

持船城の基本情報

通称・別名

用船城、持舟城、用宗城

所在地

静岡県静岡市駿河区用宗城山町

旧国名

駿河国

分類・構造

山城

天守構造

築城主

一宮元実

築城年

天文年間(1532〜1555)

主な改修者

主な城主

関口氏、三浦氏、向井氏、朝比奈氏

廃城年

天正10年(1582)

遺構

曲輪、堀切

指定文化財

再建造物

石碑、説明板

周辺の城

花沢城(静岡県焼津市)[4.0km]
丸子城(静岡県静岡市)[4.1km]
駿府城(静岡県静岡市)[6.5km]
賤機山城(静岡県静岡市)[7.9km]
安倍城(静岡県静岡市)[9.2km]
田中城(静岡県藤枝市)[9.7km]
久能山城(静岡県静岡市)[10.8km]
瀬名館(静岡県静岡市)[11.7km]
花倉城(静岡県藤枝市)[12.6km]
江尻城(静岡県静岡市)[15.3km]

持船城の解説文



持船城(もちぶねじょう)は、静岡県静岡市駿河区用宗城山町の、JR東海道本線用宗駅裏の標高70mほどの小高い丘陵(城山)にあった日本の城。眼下に駿河湾を見下ろし、駿府の町も一望できることもあり、東海道の山越え側丸子城と並んで、海側の街道の要衝であった。

現在では「用宗城(もちむねじょう)」とも称されるが、これは現在の地名からで、現役時代に実際にそのように呼称されたことは無い。ただし「用船城」と記された資料は存在し、船を用いる城という意味にもとれるため、持船-用船-用宗という変遷が想像される。

城の歴史 

はじめ今川氏の属将であった一宮元実によって天文年間に築城され、駿河守備の重要な支城として重用されたと伝わる。今川義元の妹婿である関口親永らが城主を務めた。しかし、桶狭間の戦い以降、今川氏が衰退すると、駿河国侵攻した武田信玄らによって攻められ奪われる。

武田氏城代として三浦義鏡、および武田水軍に招かれた向井正重らが入り、駿河湾に面していることもあり、水軍の城としての機能を持っていた。新しく湊が作られ、現在のJR用宗駅付近が舟溜りとして使われたらしく、そのころ城名として「持船」の通称がついたといわれている。

天正7年(1579年)徳川家康の駿河侵攻により牧野康成らに攻められ、落城。城代の三浦、向井らは揃って討死してしまうが、すぐ翌年には武田勝頼らによって再び奪い返されて再建し、朝比奈信置が城代となった。

天正10年(1582年)、甲州征伐によりまたも駿河に侵入した徳川家康により再攻撃を受け、降伏。城代朝比奈信置は久能山に退き、この際に廃城とされたと伝わる。

現在の城 

持船、の名から「用宗」という名が生まれ、付近一帯の地名となっている。城山にはミカン畑が広がり、主郭には城跡の碑と、観音堂があるが、昭和62年(1987年)に廃されて廃屋となっている。古井戸跡、掘割の跡など、城跡はよく残っている。

城から100mほどの場所にある用宗公民館前に、徳川家康に最初に攻められた際に討死した向井正重ら諸将を供養する「城山列士供養塔」がある。

東海道新幹線がトンネルで城山を抜け、背後は東名高速道路が新日本坂トンネルへと入る場所であり、現在でもまさしく交通の要衝である。

持船城の口コミ情報

2023年09月26日 RED副将軍
持船城



今川水軍の拠点であり、瀬名姫の父である関口親永の居城🏯

オススメ度 ★★★⭐︎⭐︎

天文年間(1532年〜1555年)に今川氏家臣である一宮元実により築城されたと云われます。
永禄年間(1558年〜1570年)には今川義元の妹婿である関口親永が城主でありました。徳川家康の正室である築山殿(瀬名姫)の父として有名です。
1568年、甲駿同盟が破棄されたことにより、駿河国に侵攻した武田信玄により落城。
その後、武田信玄の家臣である三浦義鏡、向井正重が守将として守備しましたが、1579年に徳川家康の侵攻により三浦義鏡、向井正重は討死し落城しました。
1580年に武田勝頼は持船城を奪回し改修。朝比奈氏秀が守将として入りましたが、1582年には織田信忠の甲斐侵攻に同調して徳川家康が再び持船城に侵攻すると朝比奈氏秀は開城し久能山城に退いたとされます。その後、持船城は廃城となりました。

見所
小坂川が駿河湾に至る河口にある標高78mの用宗城山に築かれています。
日本坂を越えて駿府に至る駿河湾側の街道の要衝であり、山越え側の東海道を押さえる丸子城と並ぶ重要な拠点でした。

山頂部の北側に東西に細長い主郭があり城跡碑が立っています。南側は堀切で遮断された先に南北に細長い二郭があり果樹園となっています。
西尾根の二条の堀切は果樹園の農道となり、北尾根の堀切は冬でもヤブに覆われ確認できませんでした。公園化の割にあまり整備されていない様です。

大河ドラマ好きの方は是非ご訪城を!

中腹まで舗装された道路が付いており、3台程度駐車できる見学者用駐車場もあります。
但し、かなりの急坂で道幅も狭いのでご注意下さいませ。

2023年09月25日 しげしげ主税頭信繁
持船城



登城口は道幅狭いので車は注意が必要です、駐車場あり、そこから徒歩で登城して直ぐ主郭に行けます。富士山と新幹線のコラボが良かったです。

2023年02月08日 弾正忠ひろし
持船城



こんなところ車で行けるの?と言うくらい狭く急な坂道を登ったところに無料駐車場があります そこからまた10分ぐらい登って行くと本曲輪跡に到着します 駿河湾を間近に望む景色は中々のものでしたが雲が掛かって富士山が観えなかったのが残念 二の丸遊歩道を降ってまた10分ほど歩くと駐車場に戻れます

2023年02月02日 よーぷく
持船城



駐車場から天守跡までは山道を10分くらい。そこからの景色は絶景です 富士山と駿河湾を独り占めな気分を味わえます。眼下の東海道新幹線は上り線では唯一右側座席から富士山を見ることができる珍しいスポットだそうです

2023年02月01日 駿河守祝着至極
持船城



本丸からは富士山を拝みつつ眼下には東海道新幹線とJRと東名高速道路が見えます 東海道が交通の要衝であることを感じられる場所です

2023年01月31日 桑四郎胆振守ワンコ隊長
持船城



小さいが駐車場があり助かります♪本丸跡からの眺めは抜群です\(^o^)/

2023年01月30日 マークⅡ右京大夫政宗
持船城



電車で登城する場合、東海道線用宗駅の反対側に改札があれば、城跡入口まで近いが、ないので東海道線の踏切を渡るのに、約10分回り道をします。本丸の山頂まで、車道半分と階段状の道半分を登り15分程で到着し、目の前に富士山~伊豆半島~駿河湾の素晴らしい眺望に出会えます🎵

2022年10月24日 noble伊予守弥勒菩薩
持船城

お城内容もさりながら、名称が想像を掻き立てます。“舟”が付いているものは色々な伝説がありますよね。“大船”→“粟舟”とか。

2022年04月30日 いしとも左兵衛督
持船城

駐車場までのジグザグ急勾配は手強いが、本丸からの眺めは素晴らしい。静岡市の扇状地、安倍川が駿河湾に流れ、伊豆半島が先端まで見える。向かいの有度山右端には久能山城、市街地のビルの下には駿府城(目視は出来ない)。さらに真正面には富士山の勇姿。用宗港のしらすと温泉と地ビールも楽しんでほしい。

2021年02月06日 ともっち♪河内守
城山烈士供養塔[持船城  寺社・史跡]

持船城で戦った武士の供養塔
地元の方々が近世建立したものです

2020年12月08日 左衛門督すねぇもん
持船城



本丸、二の丸とコンパクトながらも、戦の場であった歴史や、海が目の前にある立地から、往時を想像しながら歩けます。
四枚の見難い写真ですが、静岡の低山ハイクファンには見応えある景色です。

2020年09月13日 千閑斎
持船城



今川館を守る支城の一つとして重視され、武田に支配が移ってからは武田水軍の拠点として位置づけられていました。JR用宗駅の北東方向の小山が城跡です。浅間神社横の農道から登れます。中腹に4〜5台程止められる駐車場があります。そこからは徒歩で、本丸側から登るより二の丸側から登った方が楽だと思います。比高は70m程ですが、駿河湾や静岡市街が一望できます。本丸の西側には土塁の痕跡があり、堀切で西側の二の丸と隔たれています。くらがや井戸には近づかない方が良いと思われます。

2019年02月22日 青コアラ美濃守
持船城

用宗駅の北東、浅間神社の横から登城路が伸びています。中腹に城専用の駐車場がありますが、そこに至るまでに勾配のきついヘアピンカーブがあるので、大きい車では厳しそうです。
まともに見学できる遺構としては主郭の平場、主郭・ニノ曲輪間の堀切ぐらいです。堀切の北に井戸跡がありますが、金網で遮られてよく見えません。また、二ノ曲輪への道はほぼ消滅していて、登れたとしてもミカン畑になっていて散策出来ません。主郭だけは整備されていて眺望もいいです。観音堂の廃屋も撤去されていました。

2015年08月11日 maria右京大夫
持船城

9月21日、もちむね向井水軍まつりがあります。しらすとか即売するらしいです。生しらすあるといいけど。しらす丼が格安で食べることが出来ます。

持船城の周辺スポット情報

 大堀切(遺構・復元物)

 堀切(遺構・復元物)

 横堀(遺構・復元物)

 持舟城跡説明板(碑・説明板)

 大雲寺(寺社・史跡)

 城山烈士供養塔(寺社・史跡)

 おでんや おばちゃん 駿府城公園店(御城印)

 持舟城跡公園駐車場(駐車場)

 城山登り口(その他)

 持舟城趾昇り口(その他)

 二の丸遊歩道登り口(その他)

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