賤機山城(しずはたやまじょう)
賤機山城の基本情報
通称・別名
- 籠鼻砦
所在地
- 静岡県静岡市葵区大岩
旧国名
- 駿河国
分類・構造
- 山城
天守構造
- -
築城主
- 今川氏
築城年
- 南北朝時代
主な改修者
- -
主な城主
- 今川氏、石橋氏
廃城年
- 天正10年(1582)
遺構
- 曲輪、土塁、横堀(空堀)
指定文化財
- -
再建造物
- 石碑、説明板
周辺の城
-
駿府城(静岡県静岡市)[1.8km]
安倍城(静岡県静岡市)[3.5km]
瀬名館(静岡県静岡市)[5.0km]
丸子城(静岡県静岡市)[6.5km]
持船城(静岡県静岡市)[7.9km]
久能山城(静岡県静岡市)[9.1km]
江尻城(静岡県静岡市)[10.0km]
花沢城(静岡県焼津市)[11.5km]
庵原山城(静岡県静岡市)[11.9km]
小島陣屋(静岡県静岡市)[15.9km]
賤機山城の解説文
[引用元:Wikipedia「賤機山城」の項目]
賤機山城(しずはたやまじょう)は、静岡県静岡市葵区大岩・籠上・昭府町にあった日本の城。
概要
市内を南北に流れる安倍川の左岸に沿うように伸びる賤機山(標高171メートル)山頂にある。築城年代は駿河の守護・今川範政が駿府に入った1411年(応永18年)ごろとされるが、さらに古いとする意見もある[1]。
馬の背状の尾根最上部に本曲輪を構え、櫓台や土塁が配置されている。南北の尾根にも複数の曲輪があり、狭い尾根筋には堀切を設けて遮断し防御性を高めている。本曲輪のある山頂は今川館(後の駿府城)の北西、今川氏の菩提寺である臨済寺の真裏にあたり、詰の城であったとされている。
『甲陽軍鑑』等の史料では「籠鼻」や「籠山」の名で登場し、武田信玄が駿河を侵攻した1568年(永禄11年)の12月13日に武田勢に占拠されて落城。この時、武田側により一部改修が加えられた可能性が指摘されている[2]。その後さらに1582年(天正10年)の徳川家康入府の際に再び落城し、廃城となったという。
現在の賤機山は市街地に程近いハイキングコースとなっており、曲輪や堀切などの遺構を見ることが出来る。
参考文献
- 2009 山本宏司「賤機山城」『静岡の山城ベスト50を歩く』(加藤理文・中井均 編) サンライズ出版 pp126–129
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賤機山城の口コミ情報
2022年09月08日 ファン掃部助トム治郎
賤機山城
新幹線に乗り安倍川を越える辺りから静岡駅の北側に見える丘陵。以前から気になっていました。こんかいは松冨の白髭神社の北側から稜線にでて浅間神社まで 歩きました。
2022年08月05日 今川党山県右兵衛尉ニャン八
浅間の砦[賤機山城 周辺城郭]
八段ほどの段状の曲輪があり、尾根に添い、土塁も見られる要塞です。昔は今川氏の詰城として機能していた賤機山城を支えていたのかもしれませんね。
2021年08月04日 今川党山県右兵衛尉ニャン八
賤機山城
お浅間さんから歩いて1時間半くらいで賤機山城本曲輪に着きます。所々景色を望める場所があります。賤機山城は静岡平野全体を望めるため、景色はとても良いです。
2021年08月02日 今川党山県右兵衛尉ニャン八
賤機山城
今日は賎機山城に行きました。実際この城で戦は無かったようですが穴倉式本曲輪や、とても長い石塁・土塁など実戦に備えるような造りも見られました。
2021年07月21日 中務少輔おりー
賤機山城
静岡駅からバス(安倍線)で10分ほど、『赤鳥居』で下車すると目の前が浅間神社です。
105段の急勾配の石段を登り、徒歩30分ほどで『戦没者慰霊碑』、その右手奥の細い道を20分ほど歩くと本曲輪。
毎日ウォーキングされてる方が多く、慰霊碑の広場で会った元気なおばちゃんたちに案内していただき本曲輪まで行きました。自然な山道を進みます。アップダウンが大きいので、ぬかるんだ日は厳しそうです。
実はこのおばちゃんたち、戦争の経験者とのこと。80歳⁉︎歩くのが速い‼︎貴重なお話を聞きながらの攻略でした。
慰霊碑の千羽鶴は、天気の良い日のみあります。雨が降りそうな日はしまっておくそうです。
石段の急勾配の話をしたら、歩きやすい『女坂』を教えていただきました。
下の赤鳥居から右側に行くと105段の石段、左側に行くと緩い階段で登れます。
2021年07月20日 にゃん太
賤機山城
南北朝時代、南朝方の安倍城に対して、北朝方の今川氏が築城したという賎機山城。先週は安倍城主郭から賎機山城を、今週は賎機山城主郭から安倍城をのぞんで来ました。
どちらも、自然の地形を生かした連郭式山城。何度も通っている城ですが、その造りや、山下に広がる景色でなく、対抗する山城を観るのも面白いと思いました。
2021年05月04日 Yana右兵衛督
賤機山城
瑞龍寺側から登りました。登り口がわかり辛く、お墓の中をウロウロ。左側の階段を上って登山口を発見。そこからはただひたすら登りました。山頂からの眺めは最高でした。
2021年02月04日 ともっち♪河内守
賤機山城
尾根沿いに郭がならび、古い時代の形のお城かと思われます。しかし、安倍城とかと比べると主郭の土塁で囲まれている感じは、真篠城のような武田的な雰囲気が少々あるのかな?とも思いました。
ハイキングコースは起伏激しいとこもありますので、ハイキングに行くような服装や足元が良いかと思います。
尾根に登れば、コース上に堀切、主郭があるので、簡単にお城の雰囲気を味わうこともできます。
三の郭から西側に下ると堀切と西出郭(籠鼻砦?)がありますが、こちらは、荒れた竹林になり、かなり急斜面です。
賤機山城に行くには…。
瑞龍寺そばに有料駐車場もあります。
瑞龍寺北側の角の細い道を入ると登山道があります。
浅間神社から登るより近いかもですが、なかなかキツイ斜面になります。一本松のある尾根にでたら、北にむかい城跡を目指します。
井宮神社からも登山道があります。わかりにくいかもですが、井宮神社本殿脇東、砂利になった広場の南東隅より登ると尾根に上がれます。
静岡駅からバスで妙見下バス停まで来て、井宮神社見学ー登山道ー賤機山城見学してから、浅間神社まで下り帰るコースも良いかも…と思いました🤔
追記
井宮神社数百メートル北には
日帰り温泉もあります。
(2021年2月現在)
2021年02月04日 ともっち♪河内守
瑞龍寺[賤機山城 寺社・史跡]
ずいりゅうじ
旭姫の墓
秀吉の妹、家康に嫁いだ旭姫です。
真田丸では清水ミチコさんが演じていましたねー
家紋は桐の紋
お寺のいわれでは、家康が京都の東福寺から分骨してお墓をたてたとあります
駿府にもお墓をたてるくらいなので、家康公は姫を大事にされてたのだと思います(*^^*)
2021年02月04日 ともっち♪河内守
井宮神社[賤機山城 寺社・史跡]
妙見さんとも呼ばれています。
籠鼻砦跡
別記で籠鼻砦跡もありますが、こちらのほうが籠鼻砦跡と聞いております。諸説あるのかもしれません。
家康が臨済寺に人質の頃、山伝いにこちらまで来て、安倍川石合戦を見学した場所とも伝えられてます。
2020年11月09日 下総守アラタさん
賤機山城
浅間神社駐車場に車を停め、神社境内から長い階段を上り、一番奥の社の裏から尾根沿いに本丸を目指し、堀切や土塁を越えて歩くこと30分弱。 眺めも良く、地元の方も多くハイキングをされていました。
登城後は車で数分の臨済寺に立ち寄り(駐車スペースあり)、墓地最上段にある雪斉禅師と今川氏代々のお墓参りをさせていただきました。
2020年09月29日 山西の無職人千閑斎
大龍山臨済寺[賤機山城 寺社・史跡]
臨済寺は、賤機山城の麓に立つ、臨済宗妙心寺派の寺です。今川氏輝の菩提寺で今川廟には義元公の首が納められています。
2020年09月28日 山西の無職人千閑斎
賤機山城
臨済寺秋の特別拝観と修行体験に参加するついでに賤機山城をリア攻めしました。お浅間さんの八千鉾神社の長い石段を登り、平和観音を目指します。そこから尾根道を行くと大きな堀切があります。この大堀切りから先が城域です、地形に応じて曲輪が作られていて主郭には土塁がはっきりと残っています。ここからさらに尾根道を進むと小さな堀切があります。その先は光明坂と呼ばれ光明地蔵が祀られ左に行くと昭府右に行くと大岩、今川時代はこちらが大手口だった様です。ここを下ると大岩の天神社の横に出ます。だいたい一時間くらいの行程と思います。臨済寺の右側に降りる道があるらしい(出曲輪もある)のですが分かりませんでした。
2020年08月25日 ともっち♪河内守
増善寺 今川氏親公墓所[賤機山城 寺社・史跡]
増善寺には今川氏親さまの墓所があります
お寺駐車場より少し高台に登ります
お参りし、振り替えると賤機山が!
ちょうどお城があるあたりかと…。
安倍川をはさんで距離がありますが
お時間ありましたらお参りください。
2020年07月28日 龍馬太閤【備中の麒麟】
愛宕山城[賤機山城 周辺城郭]
静岡県静岡市にある愛宕山城☆
別名を茶臼山砦、長沼塁と呼びます☆
駿河国に根を張った今川氏の城郭になります☆
築城主は今川氏親☆
静岡駅南側の八幡山城、それに賤機山城とここ愛宕山城は今川氏の本拠地である今川館(駿府城)と駿府の町を取り囲む様に守ります☆北東側から侵攻してくる敵を防ぐ重要な位置となります☆
武田信玄による駿河侵攻では今川氏真が駿府から掛川方面へ逃亡した直後に武田氏方が占拠します☆東方から今川氏を救援に向かってくる後北条氏の軍に対する防衛ラインとして活用されました♪
2019年05月23日 龍馬太閤【備中の麒麟】
賤機山城
三郭より西側に構える籠鼻砦☆岩盤を砕いた堀切☆標高171mに聳える駿府城の詰城☆三郭の脇より西の尾根沿いへ進むと竹藪の中にひっそりと現存する☆
2019年05月02日 美兎子左衛門尉
籠鼻砦[賤機山城 遺構・復元物]
賤機山城の西尾根上に位置する郭で、賤機山城とは堀切によって寸断されている。
2019年05月02日 美兎子左衛門尉
浅間の砦[賤機山城 周辺城郭]
『駿國雑志』に浅間より山続きに「浅間の砦」の存在を記している。
賤機山公園に比定されている。
2017年01月25日 カーネル
賤機山城
静岡駅から歩いて20分ちょいで南麓の浅間神社に着き、お参りしました
背後の山に登り、古墳を通過してあとはひたすらに稜線を北上します
稜線はハイキングコースになっており、いくつか公園を通過します
山頂の手前に堀があり、ここから5分ほどでお城の看板があります
ここまで駅からちょうど1時間でした
ここには曲輪がありますが、ハイキングコースということもあり、あまりよくわからず
浅間神社に戻りますが、ここは見所多くタイムロス
神社から南下して駿府城にも立ち寄り、駅に戻ったら2時間45分でした
賤機山城だけなら2時間かからないかも
2015年06月29日
賤機山城
浅間神社境内にある八千戈神社横の石段を登り、ハイキングコースを進むと約15分で慰霊塔のある公園に出ます。この公園の北側にあるフェンスの切れ目から尾根にそって道が続きます。
約10分程歩くと大きな堀切があり、ここからが城内にあたります。
堀切を越え少し歩いた先にある左側の尾根上に、出丸のような削平地がありました。
堀切から道づたいに北に進むと約10分で土塁に囲まれた穴倉式の本曲輪に出ます。さらに北側に進むと三の曲輪ですが農地になっており鮮明ではありません。三の曲輪から少し下った場所に城域の北側を区切ると思われる堀切がありました。
また麓にある臨済寺右側の尾根から登城する方法もありますが、ほぼ道が無い急坂でかなりキツいです。登る途中に曲輪と思われる削平地がありました。
南から二の曲輪、本曲輪、三の曲輪が尾根づたいに並ぶ連郭式の山城で今川氏系に多く見られる構造と言えます。
史料に乏しく築城時期は諸説ありますが、南朝勢力と今川氏の抗争期に駿府防衛の為に築かれた可能性が高いと思われます。
駐車場、自販機、トイレは麓の浅間神社にあります。
2013年05月15日 ぽめ
賤機山城
そうですね、ハイキングコースになっているとはいえ、堀切を登り降りする箇所もあるので、足下だけはそれなりに固めておいた方が無難です。堀切は幅が狭く急峻で、削平地は小面積。古いタイプの詰の城を見たい人にはピッタリです。
2013年01月03日 ゲッコウゼロモナイト
賤機山城
お正月は浅間神社のお祭りがありにぎやか。麓の資料館では家康お手植えのみかんがもらえますよ。
2012年11月05日 三河守コーキしゃん
賤機山城
駿府城のすぐ近く、浅間神社の裏手の山が城跡です。
ハイキングコースになっていて、女性や子供でも登りやすいお城なので山城未経験の方にもオススメです。
主郭部に入る手前に深い堀切があるので、城域に入ったのがすぐ分かると思います。
遺構は土塁や切削地等があり主郭は結構山城っぽい雰囲気が出てます。
時間があれば駿府城のついでに寄ってみて下さい。