小島陣屋(おじまじんや)

小島陣屋の基本情報

通称・別名

所在地

静岡県静岡市清水区小島本町構内

旧国名

駿河国

分類・構造

陣屋

天守構造

なし

築城主

松平信治

築城年

宝永元年(1704)

主な改修者

主な城主

松平氏

廃城年

遺構

曲輪、石垣

指定文化財

国史跡(小島陣屋跡)

再建造物

碑、説明板

周辺の城

庵原山城(静岡県静岡市)[4.3km]
江尻城(静岡県静岡市)[7.6km]
蒲原城(静岡県静岡市)[9.2km]
瀬名館(静岡県静岡市)[11.0km]
久能山城(静岡県静岡市)[13.9km]
賤機山城(静岡県静岡市)[15.9km]
駿府城(静岡県静岡市)[16.5km]
安倍城(静岡県静岡市)[18.0km]
奥池ケ谷城(静岡県静岡市)[18.3km]
大宮城(静岡県富士宮市)[18.3km]

小島陣屋の解説文



小島陣屋(おじまじんや)は、静岡県静岡市清水区小島本町にある駿河国小島藩の陣屋跡。国の史跡[1][2]

概要 

駿河小島藩は、江戸時代の1689年(元禄2年)に旗本の松平信孝が4000石を加増されて1万石の譜代大名に列せられたことで立藩した。1704年(宝永元年)、信孝の跡を継いだ松平信治が駿河国庵原郡小島に陣屋を構え、「小島陣屋」が建造された。城跡(陣屋跡)は最大4メートルにもなる石垣を多用した3段構成の曲輪からなる城郭風構造となっている。

以後、同陣屋は164年間にわたり小島藩政の中心となった。1868年(明治元年)に小島藩は上総国(現在の千葉県)に移され、静岡藩の管轄となった。1874年(明治7年)には小学校(現在の静岡市立清水小島小学校の前身)に転用された。1928年(昭和3年)に小学校は移転し、陣屋に関わる建造物は解体されたが、御殿書院のみは別の場所に移築されて公会堂として利用されてきたほか、現在は「小島町文化財資料館」となっている。2001年(平成13年)には「小島藩陣屋御殿」として市の有形文化財に指定された[3]。2024年(令和6年)11月に元あった小島陣屋跡地に移築し、同年12月12日より一般公開された()。(公開日は土曜日、日曜日、祝日のみ。公式サイト参照)

また、旧陣屋跡地は、石垣や建物跡などの遺構が良好な状態で残されていることから、2006年(平成18年)に国の史跡に指定された。

小島陣屋の口コミ情報

2025年02月11日 大学允ちぃノすけ。
小島陣屋



御殿のうち書院が現存。小学校の校長室、地元の公会堂として使われてきたとのこと。昨年(令和6年)、江戸時代の姿で小島陣屋跡に戻ってきた。
三段の曲輪、桝形虎口を持ち、陣屋では珍しく城郭風で貴重な構造です。

2025年02月07日 雅楽頭あお
小島陣屋



今整備中でしたが石垣とかしっかりあり駐車場も広く直ぐにリア攻め出来るのでオススメです。

2025年01月14日 気分爽快治部少輔
小島陣屋



遥か昔は小学校だったり、最近は畑だったりしたようですが、現在は綺麗に整備され、公会堂に利用されていた書院が移築復元されていました。
陣屋跡にしては立派な石垣も見応えありです。

①大手石垣
②一際立派な石垣
③桝形表門
④③を奥から
⑤移築完了の御殿書院
⑥中心部の石垣
⑦西南部には急峻な崖
⑧西側にもしっかり石垣

2024年11月25日 森の熊さん
小島陣屋

先人が書かれている通り、「行って満足、期待値以上」という印象です。良く手入れされていますが、雨の日はせっかくの眺望が見にくいでしょうし靴が汚れる可能性がありますので、晴れか曇りの日をおすすめします。

2024年10月24日 兵部大輔シエラ
小島陣屋

陣屋が、1万石以下の大名の城と初めて知って訪問しました。小さい藩でも、これだけ素晴らしい城を持つことができたことに、天守閣がある立派な城を持った藩と違い、その小さい藩の地域のプライドを感じました。

2024年09月24日 でぇすけ中務少輔
小島陣屋



国道52号から脇に入りすぐです。国の史跡に指定されています。陣屋跡ですが、起伏を利用して構築されたもので、石垣も綺麗に残っています。車があれば行きやすいですし、コンパクトですが、当時を思い浮かべながら楽しめると思います。

2023年12月03日 マグロ常陸介祐平
小島陣屋



徳川綱吉の側近として旗本から一万石の大名として立藩した松平氏(滝脇松平の支流)の陣屋です。陣屋は一万石ながら、石垣を多用した近世城郭の作りで見ごたえがあります。南側は渓谷となっており、防衛面の配慮も感じられます。

御殿書院の移築や石垣の修復など国の史跡としての整備が進められていました。

歴代藩主の墓は東京下谷の英信寺ですが、四代藩主昌信の墓は陣屋近くの龍津寺にあります。

2023年05月10日 織田上総介晃司
小島陣屋

小島陣屋の手前に新しく出来た駐車場に停車。駐車場の整備の他、御殿書院の移築復原も現在行われてます。

静岡市清水区(旧・清水市)はちびまる子ちゃんの作者・さくらももこさんの出身地で静岡市内にはちびまる子ちゃんのマンホールがあると聞いてます。

2023年03月21日 ヤンヤン
小島陣屋

現在駐車場を含めて整備中でした。書院の移築もされるようです

2023年02月28日 式部卿スーさん
小島陣屋



駐車場ないと思いきやできてました。仮設トイレもありました。陣屋とは思えない城のような石垣が大手口にも主郭にもありました。現在別の場所に移築されていた書院を元に戻す工事中です。工事か終わってから、桜🌸の季節に行くときれいそうです。

2022年05月06日 いしとも右京大夫
小島陣屋



52号線から折れ坂道を少し上るとあります。駐車場表記はありませんが敷地内に停められます。大手口の枡形虎口や段々の石垣がよく残り、家臣の屋敷があったと想像できます。鈍角に曲がる長い石垣も全体を見ることができます。

2021年04月13日 ポール駿河守マッカートニー
小島陣屋



小雨の中、車で登城しました。

国道52号線小島南交差点を西に折れ、看板に案内されてすぐです。

駐車場はありませんが、絵図付き看板を少し登ったあたりにやや道幅が広くなるところがあり、そこに路駐しました。

順路を示す看板もあり、城としてはコンパクトながらも(陣屋なので当然?)迫力ある石垣などの遺構を楽しめます。

江尻(清水)と甲斐府中を繋ぐ街道を見下ろす位置にあり、譜代藩としての江戸や駿府の守り、街道の抑えなどの当時の役割に思いを馳せました。



2021年02月12日 泉地右近衛中将ばっかんまん
小島陣屋



想像以上でした。小島藩は1万石の大名で、城ではなく陣屋を称したようですが、もはや城と変わらない規模です。個人的には、ミニ岩村城と言っても過言ではないと思ってます。

2020年04月29日 ペスカトーレ
小島陣屋



陣屋ですが、石垣があると言う珍しい所、
観てみると、かなり立派な石垣が何重にも有り確かに城感半端無いです。

それなりに整備されてて順路を示したチラシも有ります。

一見の価値が十分に有りますよ。



2019年06月06日 龍馬備中守【】
小島陣屋



大手口・石垣(奥)枡形虎口に繋がる☆小島藩主松平信治が駿河国庵原郡小島に陣屋を構えた事が小島藩の始まり☆

2019年05月20日 龍馬備中守【】
小島陣屋



段に連なる石垣群☆素敵な石垣が残る小島陣屋☆一般の陣屋とは違い大手は枡形の構えで城郭を思わせる石垣や建物遺構跡が良好に残る☆

2019年02月11日 青コアラ美濃守
小島陣屋

桝形虎口を抜けて上に真っ直ぐ伸びる道がいかにも大手道の様な雰囲気を醸し出していますが、発掘調査の結果、大手石垣の東側(下から見て右側)の段々畑の様になっている所が大手道と確認されたとの事です。
駐車場は無いので近所の人に確認の上、空き地に停めました。

移築書院の内部見学には電話連絡が必要です。こちらも専用駐車場はありませんが、近くの小島町自治会館の駐車場を利用することができます。

2017年05月10日 さあさ上総介甲相駿三国同盟
小島陣屋

国道52号線から看板通りに侵入し、しばらく行くと石垣が見えてきます。石垣はかなり立派ですよ。国道52号線にもどり、山梨方面に少し行くと52号線沿いに移築書院があります。屋根にトタンが貼られ、殺風景ですが一応は現存建築物です。今は文化財資料館となってます。

2016年01月10日 STRADA
小島陣屋

国道52号線小島南の交差点を西に入り、山を登る感じで道なりに450メートル程行くと石垣が見えてきます。駐車場は無いですが、駐車は可能です(多分)。

小島陣屋の周辺スポット情報

 御殿書院(遺構・復元物)

 大手門枡形(遺構・復元物)

 亀甲積み石垣(遺構・復元物)

 石垣(遺構・復元物)

 段石垣(遺構・復元物)

 主郭石垣(遺構・復元物)

 御殿書院(遺構・復元物)

 横山城 説明看板(碑・説明板)

 説明板(碑・説明板)

 小島陣屋跡 説明看板(碑・説明板)

 大手門跡(碑・説明板)

 稲荷跡(碑・説明板)

 陣屋裏門跡(碑・説明板)

 横山城(周辺城郭)

 篠原城(周辺城郭)

 薩埵山砦(周辺城郭)

 和田島城(周辺城郭)

 龍津寺(寺社・史跡)

 酒瓶神社(寺社・史跡)

 穴山梅雪公墓所(寺社・史跡)

 薩埵山合戦場(寺社・史跡)

 駐車場(駐車場)

 駐車場(駐車場)

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