下山城(しもやまじょう)

下山城の基本情報

通称・別名

穴山氏館、下山氏館

所在地

山梨県南巨摩郡身延町下山

旧国名

甲斐国

分類・構造

平城

天守構造

築城主

秋山(下山)光重

築城年

鎌倉時代

主な改修者

主な城主

下山氏、穴山氏

廃城年

遺構

消滅

指定文化財

町史跡(下山城址)

再建造物

石碑、説明板

周辺の城

本栖城(山梨県南都留郡)[16.6km]
真篠城(山梨県南巨摩郡)[17.8km]
中野城(山梨県南アルプス市)[19.9km]
勝山城(山梨県甲府市)[25.3km]
大宮城(静岡県富士宮市)[26.1km]
小山城(山梨県笛吹市)[30.0km]
甲府城(山梨県甲府市)[30.4km]
奥池ケ谷城(静岡県静岡市)[31.5km]
湯村山城(山梨県甲府市)[31.8km]
白山城(山梨県韮崎市)[32.0km]

下山城の解説文

下山城(しもやまじょう)は、山梨県南巨摩郡身延町下山にあった日本の城。町指定史跡。

本国寺は穴山氏の城跡であり、矢沢川と天川に挟まれたところになる。鎌倉期には甲斐源氏の下山光基の館で、日蓮宗に帰依した寺院となった。その後、穴山氏の居城となり、下山一帯が城下町として整備された。

近世の絵図から、穴山氏の館は本国寺境内と河内路を二重の土塁で囲んでいたことがわかる。堀や土塁の一部は保育園の東側に遺っている。

下山には一宮賀茂神社や南松院、龍雲寺、天輪寺、新長谷寺、境宮など京都の寺社を擬して創建したと伝えられ、今に残る土地区割りにも計画的な城下町整備がなされたことがうかがえる。

明治の初年学校建築の際、切り石等が地中より掘り出されたと伝えられている。

情報提供:身延町教育委員会


下山城の口コミ情報

2025年03月13日 雅楽頭あお
菅沼城[下山城  周辺城郭]

城趾が中学校跡に。そして今は、会社になってて敷地に入りづらい。

2024年10月07日 yama清正
菅沼城[下山城  周辺城郭]



菅沼城は閉校した中学校になります。現在は閉校した校舎はドローン会社が使っています。車で上がれ駐車スペースはありますが許可を得てからがいいと思います。

2023年02月04日 ruiw0302
下山城

口コミの書き込みだいぶ遅れるも、梅雪公を話したく投稿申し上げ候。人気のない感じの受ける穴山梅雪公、信玄公の次女を正室にし武田二十四将の公に一筆。

まず本城は駿河往還の身延山近くの富士川近くに位置し、場所もわかりやすく駐車場も広い。館跡には本国寺が建立され、日蓮手植えの天然記念物の銀杏の樹が立っている。

梅雪公は、信玄公亡き後の武田家家臣団の折り合いがつかなかったのかと思われる。長篠合戦での不穏当な行動、それでも甲州征伐では巧みにお家を存続させたのは慧眼と言える。にも拘らず、まさかの本能寺の変で遠く宇治で名も無き相手に殺害されてしまう儚さ。これもまた戦国の天国から地獄のひとつの出来事かと、梅雪公が暮らしていた居城の景色を見たくて訪れてみた。

冬の雨模様の日、参道脇に並べられた無縁仏墓石の中の不動明王が印象的だった。

2023年01月02日 マグロ常陸介祐平
波木井氏館[下山城  周辺城郭]



身延山久遠寺の開基、波木井実長の館跡です。郭と竪堀の様な地形が見られます。入口に波木井実長の供養塔があります。

2022年10月08日 菊左近衛少将
下山城

先の方の投稿を見て、お寺の門をよけ、駐車場へ。立派な銀杏がありました。

2022年05月20日 在来線男右京進
菅沼城[下山城  周辺城郭]

さあ、もうすぐだという時に会社の看板があり、入って行けませんでした。

2020年01月12日 青空仰
菅沼城[下山城  周辺城郭]



下山城に続き、本日2城目のレポートです。

【行き方】
・国道52号から旧中富中学校へと向かいます。Googleナビの案内に従っていけばよいです。
・旧中富中学校は今は天空ドローンの会社になっているようです。

【駐車場・トイレ】
・会社の敷地内なのですが、入っていいかどうかはわかりません。
・人が誰もいないので入ってみました。中学校のグランドだったので駐車場は広大です。何十台もとめられます。
・トイレはありません。国道52号沿いにある旧中富町役場か、少し甲府方面にいくとコンビニがあります。

【見所】
・遺構が何も残されていません。
・富士川が流れる断崖絶壁の上にあった難攻不落の中学校跡を見てください。

【観光・食事・特産品】
・ここに単独で行くことはないと思うので、私がレポートする他のお城と合わせて楽しんでください。

2020年01月12日 青空仰
下山城



記念すべき1城目のレポート。

【行き方】
・国道52号を甲府方面から行くと、クラフトパーク(道の駅みのぶ)の信号をさらに南進すると下山歩道橋があり、左側に「お葉つき銀杏」の案内のあるところを右に曲がります。すぐの突き当たりが目的地です。
(写真5)

・Googleのナビで行くと、そのちょっと先の信号右折を案内しますが、「お葉つき銀杏」の看板からのほうがよいです。

・もし、信号まで行ってしまったら、直進ではなく、右斜の道に入ってください。
(写真1)

【駐車場・トイレ】
・駐車場は広大です。何十台もとめられます。
(写真4)
・トイレはないため、クラフトパーク(道の駅みのぶ)がよいでしょう。

【見所】
・遺構が残されていないため、案内を見て往時を偲ぶしかありません。
(写真2)

【観光・食事・特産品】
・身延駅前の栄昇堂がオススメです。
・ジャンル:身延まんじゅう。

2017年12月27日 日高守きこりん
菅沼城[下山城  周辺城郭]

城跡にあった中富中学校は廃校となり、敷地は現在サイトテックというドローン開発会社のものとなっています。校舎はそのまま社屋として使われているようで、皆さんが写真投稿されている石碑も以前と同じ場所にあるものと思われますが、その現況や城跡としての地位などは確認してません。なお、学校跡=サイトテックに登っていく途中の、意図がよく分からない中途半端な場所に説明板があります。

山頂部の遺構は、学校建設時すでに破壊されているようですが、富士川(国道)向きの南側の斜面には遺構らしきものがあります。

南側斜面へは、国道52号の白山権現堂の斜向かいから登路があり。幾つかの墓地を通り過ぎ、頂上が見えてきた辺りから郭群が見られます。道の左側には幾段かの腰郭があり、右側には笹とミツマタの藪ながら、説明板の言う二の丸と思しき大きめの郭などが確認できます。

2017年12月26日 日高守きこりん
下山城

穴山氏館のあった本国寺から少し離れた所に焔硝倉跡と伝わる場所があります。
国道52号から富士川クラフトパークに向かうと、パークの駐車場手前に焔硝倉橋という橋があり、その橋の真下がその場所です。
小さな土壇があり、試掘調査の結果などが記された説明板も設置されています。
パーク駐車場から歩いていくといいでしょう。

2016年07月26日 みのみの美濃守@流浪人
下山城

下山城入り口の目印は、国道52号線の「下山歩道橋」が大きな目印です。甲府方面からだと左側に、静岡方面からだと右側に「お葉付き銀杏」の小さな看板があり、道路を挟んだ反対側の車一台分の道を入った突き当たりのお寺が城跡です。

説明文には「遺構は消滅」となっていますが、お寺を正面に見て右側に保育園があり、その脇に竹藪がありますが、その竹藪こそが空堀跡になります。

反対側(お寺を正面に見て左側)には広い空き地がありますが、その脇に説明板と石碑があります。

2016年05月20日 みのみの美濃守@流浪人
菅沼城[下山城  周辺城郭]

旧身延町立中富中学校が「菅沼城」となります。今となっては、生徒数減少のため統廃合の煽りを受け、閉校となっています。校舎正面にある「菅沼城 温故知新」の石碑と中学校の校舎が物悲しく佇みます。

下山城の周辺スポット情報

 下山城説明板(碑・説明板)

 粟倉山城(周辺城郭)

 波木井氏館(周辺城郭)

 鐘打場(周辺城郭)

 鴨狩津向の城山(周辺城郭)

 波木井城(周辺城郭)

 菅沼城(周辺城郭)

 河内領一之宮賀茂神社(寺社・史跡)

 久遠寺(寺社・史跡)

「ニッポン城めぐり」を始めるには?

「ニッポン城めぐり」は、iPhone・androidの両アプリに対応。
利用料金は無料!いますぐ城めぐりを始めてみよう!

スマートフォンからのアクセス方法

app store app store  ■iPhone
 AppStore で「ニッポン城めぐり」を検索。

google play ■Android
 Google play で「ニッポン城めぐり」を検索。

スマホを持って城をめぐろう!スマホでお城スタンプラリーゲーム「ニッポン城めぐり」 ニッポン城めぐりとは? GooglePlay Appstore