平山館(ひらやまやかた)
平山館の基本情報
通称・別名
- -
所在地
- 埼玉県熊谷市樋春宮表
旧国名
- 武蔵国
分類・構造
- 平城
天守構造
- -
築城主
- 平山豊後守
築城年
- 戦国時代
主な改修者
- -
主な城主
- 平山(新井)氏
廃城年
- -
遺構
- 曲輪、土塁、横堀(水堀)
指定文化財
- 国重要文化財(平山家住宅)
再建造物
- 説明板
周辺の城
-
成田氏館(埼玉県熊谷市)[5.8km]
別府城(埼玉県熊谷市)[5.9km]
本田城(埼玉県深谷市)[6.6km]
比企能員館(埼玉県東松山市)[7.2km]
山田城(埼玉県比企郡)[7.4km]
中条氏館(埼玉県熊谷市)[7.4km]
庁鼻和城(埼玉県深谷市)[7.7km]
皿尾城(埼玉県行田市)[8.5km]
人見館(埼玉県深谷市)[8.5km]
杉山城(埼玉県比企郡)[8.7km]
平山館の解説文
平山館の口コミ情報
2022年08月22日 菊左近衛少将
平山館
通りすがりにみつけました。思ったよりしっかり石垣がはっきり残っていました。
2016年06月26日 永眠武蔵守釋 葱進
平山館
JA直売所なご味に車を置いて北へ2分弱歩くと茅葺き屋根の平山家住宅があります。
現在の建物は1700年頃のものと云われています。(建物に関する資料は土間に常備されています)
平山氏は源平合戦で活躍した平山季重の子孫と伝えられ、江戸時代頃には樋管と用水路の管理等を行う名主であったとのこと。
先の口コミの通り、南面以外の土塁や堀が残っており、かつては館の北を流れる用水路から堀に水を引いていたようです。
敷地内には今も人がお住まいになられているので、見学自由とはいえ家の方を見掛けたら一声かけたいものですね。
JAなご味の食堂(昼時のみ営業、月曜休)では、熊谷市が力を入れている「熊谷うどん」や「雪くま」が食べられますよ。
2015年06月05日 永眠武蔵守釋 葱進
平山館
熊谷市のゆうゆうバスほたる号(熊谷駅~江南地区~籠原駅)利用なら、JA直売所なご味バス停が最寄りとなります。
2014年06月01日 こにみん
平山館
JAくまがやふれあいセンター江南店の近くに「平山家住宅←」の立て看板があり、車1台通れますが、民家の庭の様なので、前述のセンターに駐車した方が無難です。民家には犬がいて吠えられるのでご注意(^_^;)。
2012年01月31日 ぎっちゃん
平山館
重要文化財の平山家住宅の建つ地が館跡。屋敷林と化していますが南を除く三方に土塁、掘が残っています。特に北側の掘は深さもあって中々のもの。今は空掘ですが、かつては用水路から水を引いた水掘だったそうです。
南側と西側の土塁・空堀は大半が道路や畑となっていて消滅していますが、北側・東側は比較的良好に土塁と空堀の遺構が確認できます。
北側の土塁と空堀は状態もよく残存しています。建物は、桁行九間(東西方向の幅17.4m)、梁行六間(南北方向の幅11.9m)の入母屋造であり、茅葺の屋根を持つ平屋建ての構造です。
西・南面は大屋根の下方に庇を重ね、重い茅葺屋根を強固に支えています。これらの庇は低く、東側では人間の肩に届くほどの高さです。吹き抜けの天井となる土間は、四十畳の広さがあり、そこにはカマドが築かれています。右手側には馬を飼うウマヤが設けられています。室内に露出した梁組の素材には、巧みに補整された赤松材などが用いられ、建築構造の緻密さと豪壮な外観が調和した建築物としては国内屈指の農家住宅です。
交通
・秩父鉄道ひろせ野鳥の森駅 徒歩15分