杉山城(すぎやまじょう)

杉山城の基本情報

通称・別名

初雁城、雁城

所在地

埼玉県比企郡嵐山町杉山614番地他

旧国名

武蔵国

分類・構造

山城

天守構造

築城主

庄主水?

築城年

室町時代?

主な改修者

主な城主

伝・庄主水

廃城年

遺構

曲輪、土塁、横堀(空堀)、虎口、馬出、土橋

指定文化財

国史跡(比企城館跡群)

再建造物

石碑、説明板

周辺の城

菅谷館(埼玉県比企郡)[3.1km]
小倉城(埼玉県比企郡)[3.6km]
大蔵館(埼玉県比企郡)[4.2km]
山田城(埼玉県比企郡)[4.9km]
高見城(埼玉県比企郡)[5.2km]

杉山城の解説文

杉山城(すぎやまじょう)は、埼玉県比企郡嵐山町にあった日本の城。別名は初雁城。

概要
市野川左岸の山の上に築かれた山城である。築城主は不明。地元豪族の金子主水の築城によるとの伝承はあるが、文献資料にはあらわれない。従来、城の縄張りの観点から後北条氏の時代に造築されたものではないかとの見方が有力であったが、発掘調査にもとづく考古学的な知見からは山内上杉氏時代の城である可能性が非常に強くなってきた。

この縄張りを主とする城郭史的観点と考古学的観点の見解の相違を「杉山城問題」と呼んでいたが、後に発掘調査を裏付ける文書の提示により文献史学的観点を含めた見解の相違へと深化している。

2017年(平成29年)4月6日、続日本100名城(119番)に選定された。

史跡指定
2008年(平成20年)3月28日、すでに国の史跡に指定されていた菅谷館跡(嵐山町)に、松山城跡(吉見町)、小倉城跡(ときがわ町・嵐山町・小川町)とともに杉山城が追加指定され、「比企城館跡群」の名称で一括して国の史跡に指定された。

検出遺構
基本的には曲輪とそれに伴う堀や土塁のほか井戸跡が確認されている。 平成14〜18年にわたってトレンチを用いた範囲確認調査が5次にわたって行われ、遺構面は1面(すなわち1相)のみで時期差をうかがわせる層位は確認されなかった。

本郭で、土塁及びそれに伴う溝、本郭の東虎口に平坦な石を用いて石列がつくられていた。東虎口から郭内へは「ハ」の字状に広がる構造になっていて、幅1.8mの石積みが確認された。石積みは43cmの高さで残っていた。東虎口の西側には石積みを崩したことによって発生したと考えられる礫が多量に検出された。本郭から南側へ「コ」の字状に張り出した先に西向きに南虎口があって、石列が確認された。挽き橋が西方向に井戸郭へ向かって架けられていたと考えられる。

本郭南虎口の対岸にあたる井戸郭の東側部分には8m×6mの長方形で、周囲との比高差1.2mの台状遺構が確認された。東側の堀に平行に柵ないし柱の跡と思われる穴(ピット)が検出されている。

南2の郭では、南虎口に関連する施設(柵ないし柱か)の跡と思われる穴(ピット)が2基確認されている。建物跡は確認されなかった。
...

杉山城の口コミ情報

旗印は武蔵守丸に桔梗様[2017年06月04日]
コンパクトでありながら、見事な土累と堀でできた城です♪
先人が口コミ啓上したように、とても綺麗に整備保存されています。整備しすぎて訳が分からなくなっていることもありませんので、見応え満点です。
今回は武蔵嵐山駅から日差しを遮るものなしの乾っからの道を歩きましたが、30分位かかりました。夏場は十分な水分補給をした方がいいです‼

武蔵守 影丸様[2017年03月18日]
杉山城に車で来る場合は積善寺前の駐車場が利用できますが、普通車2台程度しか停められませんのでご注意を。

高木掃部助義龍様[2017年01月29日]
圧倒される城。歩くのも楽です。遺構が良く残っており城好きなら一度は訪れたい城です。杉山城入口にある積善寺に車をとめさせてもらいました。

カーネル様[2016年03月13日]
東武東上線 武蔵嵐山駅の北口に降りて線路沿いに歩く
しばらくすると線路と離れながら、北西へずっと歩く

途中の小川にかかる橋に中学校の名前が入った杉山城の案内板。地元に周知されている城っていいですよね

積善寺南の交差点に大手への案内板あり。登って出郭にパンフレットもあり

皆さん書かれている通り、整備が行き届いていて、尽力されている方々に感謝です
南の郭・本丸・東の郭・北の郭を見て、そのまま搦め手口を経由して北に降りる
ここから小倉城へ行くので舗装路にでたら左折します。ここまで駅から1時間半

歩き計画されている方の時間目安になれば幸いです

景政輝虎様[2015年11月03日]
これでもか!っと言う位の横矢掛りに圧倒されました。他にも食い違い虎口屏風折れ等見所満載!実際見に行くと、中世城郭の教科書と言われるが分かります。土の城が好きな人は見に行って損はありません。後、先の方々も書いていますが、中学校やボランティアの方に感謝です。

浜浜左衛門佐二郎勝頼様[2015年11月01日]
横幅120m・縦300mのコンパクトな山城で、全ての曲輪をじっくり見ても1時間かからない。

大坂城の大手門南の南外濠の半分の面積ながら、9つの曲輪を配し、しかも全ての虎口・木橋に横矢を配置。そんな狭さのため建物の遺構は無し。

土の城の芸術、築城の教科書、戦国期城郭の最高傑作の一つと言われながら、史書にはでてこない無名の城。

いつ築城されたのかいわゆる杉山城問題とは別に、南北問題・東西問題という東西南北の縄張りアンバランスさがある。

戦闘正面がどこなのか、謎謎しながら歩き回りたい。

印象的だったのは、ガイドに見せてもらった本丸で発掘された投石用の石ころ山盛りの写真、城の破却を意味する井戸に被せた巨岩、そしてその巨岩の下から今でも湧き出ている水。

そんな杉山城の主郭に立てば、きっとあなたも缶蹴りをしたくなるだろう。

永眠武蔵守釋 葱進様[2015年06月13日]
嵐山史跡の博物館(菅谷城跡)に「比企城館跡群」の一つとして資料が展示されています。

杉山城址そのものは先の口コミにもあるように、「杉山城跡保存会」や隣の中学校によるボランティア活動によって整備されているようです。
おかげで快適な城跡散策が楽しめます。

田部朝臣土持左衛門佐様[2015年06月02日]
搦め手(北)側にある道路脇に車を止められるスペースが有りますが…お寺の方が正しく大手口で、見学者向けのパンフレットもそちらからでないと置いてないのでお勧め出来ません。
ボランティアの方々のご努力で夏期でも草刈がちゃんとしていて見晴らしが良く、大変に見応えのある遺構が残されているのが問題なく見れます。夏の山城はとかく虫に悩まされますが、ここなら安心に思います。
面積的には平均というべきで、一周にはさほど時間はかかりません。

すかんぴん杉丸美濃守様[2013年03月17日]
玉ノ岡中学校の手前の積善寺へ入る道の所に『杉山城 大手口』の小さい立て札があります。
積善寺の駐車場に停めさせてもらいました。
仮設トイレもあります。

大手口には嵐山町発行の杉山城に関する小冊子が置いてあります。


尻啖え孫市下総守様[2012年07月15日]
杉山城を見て死ね、と言いたいぐらい戦国時代の典型的な遺構が所狭しと残っている。横矢掛、食い違い虎口、升形土塁、縦堀、城の真髄を知るには、小さな城に限る。私有地とのこと、雑草もない行き届いた管理をされている所有者の方にこの場を借りて心からお礼を言いたい。杉山にはヤマユリがよく似合う。

侍従えっき様[2010年08月01日]
ちっちゃいながらも手入れが行き届いていて、楽しく見れました。オススメ

手入れされてる方、地権者の好意に感謝

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