塩沢城(しおざわじょう)

塩沢城の基本情報

通称・別名

薄城、笹山城

所在地

埼玉県秩父郡小鹿野町両神薄柏沢谷4486他

旧国名

武蔵国

分類・構造

山城

天守構造

築城主

長尾景春

築城年

戦国時代

主な改修者

主な城主

長尾氏、出浦氏

廃城年

天正18年(1590)?

遺構

曲輪、帯郭、堀切、井戸跡

指定文化財

県選定重要遺跡(塩沢城跡)

再建造物

周辺の城

熊倉城(埼玉県秩父市)[8.6km]
秩父氏館(埼玉県秩父市)[9.5km]
尾附城(群馬県多野郡)[15.6km]
根古屋城(埼玉県秩父郡)[16.1km]
千馬城(埼玉県秩父郡)[18.3km]
真下城(群馬県藤岡市)[19.0km]
天神山城(埼玉県秩父郡)[20.6km]
国峰城(群馬県甘楽郡)[23.9km]
一郷山城(群馬県高崎市)[24.6km]
花園城(埼玉県大里郡)[24.8km]

塩沢城の解説文

塩沢城は、戦国時代の山城で『新編武蔵風土記稿』に長尾意玄人道景春が一時籠城した城かと記される。

周囲には夜討沢、駒繋ぎ松、調馬場など景春の立て籠もりに関する伝承も数多い。

城跡は柏沢と塩沢の両集落の分水嶺をなす「城山」の頂上付近にあたり、標高520mから750mにかけて主郭、帯郭、平場、切り落としなどの遺構が確認される。

情報提供:小鹿野町教育委員会社会教育課


塩沢城の口コミ情報

2021年02月05日 三輪左近衛少将直虎
鷹谷砦[塩沢城  周辺城郭]

永禄12年(1569)以降の武田軍の侵攻を食い止めるべく志賀坂峠への守りを固めるために北条氏が築かせた砦と思われます。

東尾根の麓にある皆本集会所付近から明確な登山道があります。真っ直ぐ尾根を歩けば砦跡に着きますが、堀切と虎口がはっきり残り見応えが感じられました。主郭跡は小さくあっさりしており、木々に遮られて眺望はききませんが、なかなかしっかり造られた山城でした。

2021年02月05日 三輪左近衛少将直虎
小鹿野要害山城[塩沢城  周辺城郭]

小鹿野は秩父のさらに奥にありアクセスが良くない。往路は良いが帰路はバスがないので厄介である。

戸蓋峠を通る旧道はもう消失しているため東電開閉所の裏から鉄塔保守道から登ったが、この道も登り始めてすぐに流失している箇所があり、何度か斜面を這い上がり薄く残る踏み跡を頼りに登っている。斜面の崩落が激しいため今は南に新しい保守道が設けられているので尾根へ出るにはその道を利用するほうが良いと思う。

尾根まで出てしまえばあとは快適で鉄塔からは塩沢城が見下ろせる。悪戦苦闘をしながらも登山を開始してから30分ほどで小鹿野要害山城へ着いた。ほとんど埋もれかけた堀切と猫の額ぐらいの平場があるだけの簡素な城跡である。何もないよりはましだが苦労に対する見返りは本当に少なく山頂も木に遮られて眺望は利かない。これと言って得られるもののない山城だったが達成感だけはあり余るほどに感じられた。比高差にしておよそ270メートルあるのでできれば単独行動は避けてください。

歴史は不詳だが戦国時代に北条氏が武田氏に備えた見張りの城と思われる。

2015年12月16日 三輪左近衛少将直虎
塩沢城

かなり登りますが一本道です。ただ、問題は帰り。尾根が広いため迷うかも。左へ左へと下りるのが吉。GPSがあると心強い。遺構は今ひとつですが達成感は得られます。

2015年02月14日 兵部少輔鹿士氏
塩沢城

塩沢地区へ入りどんどん登っていきます
駐車場は神社の鳥居付近に4台ほど停まれる
本郭へは急な尾根をひたすら登ります
はっきり言って一人で行くと危険です。

塩沢城の周辺スポット情報

 小鹿野要害山城(周辺城郭)

 鷹谷砦(周辺城郭)

 駐車場(駐車場)

 登城口(その他)

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