中野城(なかのじょう)

中野城の基本情報

通称・別名

中野館

所在地

群馬県邑楽郡邑楽町中野元宿3015

旧国名

上野国

分類・構造

平城

天守構造

築城主

中野景継

築城年

文永2年(1265)

主な改修者

宝田和泉守

主な城主

中野氏、宝田氏

廃城年

天正18年(1590)

遺構

曲輪、土塁

指定文化財

再建造物

説明板

周辺の城

高松城(栃木県足利市)[3.4km]
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中条氏館(埼玉県熊谷市)[10.6km]

中野城の解説文



中野城(なかのじょう)は、群馬県邑楽郡邑楽町にあった日本の城。

概要 

中野城は文永2年(1265年)、新田氏の一族中野景継によって築城された。

景継の子中野藤内左衛門が延元3年(1338年)、越前国の藤島の戦いにおいて、新田義貞とともに戦死したため、廃城となったと伝えられている。

戦国時代には、小泉城主富岡氏配下の宝田和泉守が、中野氏の故城を修築し本拠としたが、天正18年(1590年)、豊臣秀吉の小田原征伐に伴い廃城となった。

中野城の口コミ情報

2023年11月19日 マグロ常陸介祐平
中野城



神光寺の山門前に説明板があります。鎌倉時代中期から南北朝期の新田氏流中野氏と廃城200年以上後の戦国時代に富岡氏配下の宝田氏の前後二回、城として使用されていたようです。

説明板には南面に塁濠跡を確認できるとありますが見あたらず、北東部の角に僅かに土塁の痕跡(写真1,2,4枚目)を見ることが出来ました。消滅は時間の問題のような気がします。

2023年10月29日 マグロ常陸介祐平
片岡城[中野城  周辺城郭]



城主の片岡氏は、平安時代末期に坂東平氏の平国繁が入部して片岡を名乗ったようです。本流は土佐に渡り、土佐片岡氏となっています。

この地に残った片岡氏は、室町時代初期には、現在の永明寺にいた夢窓疎石の援助したりしていたようですが、戦国時代以降の動向は不明のようです。
遺構としては、案内板の後ろに土塁が一筋確認できます。

近くには、新田義貞の家臣で畠山重忠の子孫の篠塚伊賀守重廣の墓があります。

2023年02月05日 見城
鶉古城[中野城  周辺城郭]



鶉新田字古城にある多々良沼に突出した「荒間崎」と呼ばれた半島部にある城で、北条高時が鎌倉に滅ぼされたとき、その弟の僧慧性(えしょう)、荒間朝春らとともに逃れて築城したと案内板にあります。その後多々良四郎忠致の居城となり、戦国時代は小曽根政義が城主となって小田原北条氏の来攻に備え守備したと記されています。

現在は、浮島弁財天からハクチョウが観察でき、この日はコウノトリも姿を現して野鳥観察を楽しむ人たちの注目を浴びていました。

・多々良沼公園入口の土塁を上る階段
・鶉古城内 奥は土塁
・浮島弁財天
・多々良沼公園 浮島から
・芝公園となっている曲輪

2021年12月12日 見城
鶉古城[中野城  周辺城郭]



冬鳥が飛来する多々良沼の西岸から半島部に築かれた鶉(うずら)古城は、西側を南北に貫く半島を守備する土塁と空堀が残る。

現在は、多々良沼公園で、白鳥や様々な鳥が見られ、多々良沼の半島の突端の浮島には弁財天を祭る神社が建立されている。広々とした周囲5㎞の沼は、往時の古城も映していたと想像する。

・沼に浮かぶ鶉古城
・城外から西側の土塁と空堀
・土塁上から右手は250m続く空堀
・城内から西側の土塁

2020年08月09日 けらりんば甲斐守
鶉古城[中野城  周辺城郭]

多々良沼に突き出た半島状の地形を区切る一本の土塁が残っています。

2016年02月21日 永眠武蔵守釋 葱進
中野城

神光寺にある解説板に「南面に塁濠跡」とあるが、それらしきものは見つけられませんでした(はす向かいの小学校に土塁らしきものはあるが城域からは外れるのでおそらく違うと思われる)
解説板には書かれてないものの、北東角(駐車場への曲がり角)に土塁らしき土盛りがあります

2015年12月29日 すずママ玄蕃頭箕輪金山PR
中野城

邑楽町中野幼稚園の向かい、神光寺になります。駐車場は裏手にあります。駐車場案内地図の写真投稿してあります

中野城の周辺スポット情報

 土塁(遺構・復元物)

 説明板(碑・説明板)

 大カヤ説明板(碑・説明板)

 説明板(碑・説明板)

 鶉古城(周辺城郭)

 片岡城(周辺城郭)

 辨財天(寺社・史跡)

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