徳次郎城(とくじらじょう)

徳次郎城の基本情報

通称・別名

御城山

所在地

栃木県宇都宮市徳次郎町

旧国名

下野国

分類・構造

平城

天守構造

築城主

新田徳次郎昌言

築城年

戦国時代

主な改修者

主な城主

新田氏(宇都宮氏家臣)

廃城年

遺構

曲輪、土塁、横堀(空堀)

指定文化財

再建造物

説明板

周辺の城

中里城(栃木県宇都宮市)[4.2km]
多気城(栃木県宇都宮市)[6.3km]
戸祭城(栃木県宇都宮市)[9.4km]
勝山城(栃木県さくら市)[9.7km]
岡本城(栃木県宇都宮市)[9.8km]
大宮城(栃木県塩谷郡)[10.6km]
宇都宮城(栃木県宇都宮市)[11.0km]
鹿沼城(栃木県鹿沼市)[13.1km]
犬飼城(栃木県宇都宮市)[13.1km]
江曽島城(栃木県宇都宮市)[13.4km]

徳次郎城の解説文



徳次郎城(とくじらじょう)は、栃木県宇都宮市徳次郎町にあった中世の日本の城。

概要 

徳次郎城は、後北条氏と手を結んで宇都宮侵攻を企てる日光山僧兵の動きを封じるために、戦国時代に宇都宮国綱の家臣であった新田徳次郎昌言によって築かれたと云われている平城である。宇都宮氏は徳次郎城から北方へ日光街道に沿った6 kmという短区間に、下横倉城、寅巳山城、石那田城、猪倉城と過剰なほど支城を建設したが、真の目的は篠井金山を守るためだったという説もある。

国綱が改易となったのにともない、新田義定の時に廃城となったと考えられている。

構造 

徳次郎城は、田川の西岸に造られた平城である。

現在残されている遺構は東西200m、南北400m程度の長方形の縄張りである。城跡の東側を田川が流れ、田川の段丘上に構築されている。全部で5つの曲輪から成り、それぞれの曲輪間は幅10m、高さ4m以上の空堀で分けられている。さらに本曲輪の周囲には空堀に加え土塁が構築され、さらに北側と東側の空堀は二重に巡らされている。

参考文献 

  • 【書籍】「下野街道物語 大いなる栃木の街道をゆく」

徳次郎城の口コミ情報

2023年09月26日 しげる安房守
徳次郎城

思った以上に良く遺構が残っていました。ですが足場は良くないので気を付けて下さい。

2022年12月21日 鶏系男子下野守智ぞう
下横倉城[徳次郎城  周辺城郭]



宇都宮家臣の横倉氏が築城したとされる。最近城麓の下横倉公民館が新しく建て直され、駐車場も広く作られており、城見学者の駐車場問題は大丈夫そう。

神社裏手の山を直登りしていけば城跡に張り付けるが、右側に迂回して竪堀沿いを登っていく事も可能

草刈りなどはあまり整備されてはいないが、ほぼ城の遺構は全て残されているのでは?と思うほど良好

曲輪回りに堀が取り巻き、土橋、土塁、食い違い虎口なども確認出来る

個人的に好きな城です

2022年05月05日 河東釆女佑清將
徳次郎城



保存状態良好、手入れもされた良いところです。

2022年04月07日 ファン掃部助トム治郎
徳次郎城



道の駅ロマンチック村から歩いて一時間。徳次郎は日光街道の宿場町でした。城跡は見ごたえあります。乾菓子に田川南北西に二重堀。しっかり遺構がのこっています。

2021年04月05日 恭任非参議侍従
智賀都神社[徳次郎城  寺社・史跡]



徳次郎鎮守。(ちかつ)神社。
「智賀都」は「千勝」に通じる。御祭神はオオナムチノミコト。
日光西町の「久次良(くじら)」一族は、山を下ってこの地を治めた。そこで「外久次良=外鯨(とくじら)」を称する。中世になり、新田徳次郎と共に、日光僧兵勢力と戦った。
…という話を「外鯨宮司」さんから直接伺う。
この時に「徳次郎(とくじろう)」と「外鯨(とくじら)」の混同があった、という訳である。
今年3月より町内は(とくじろう)→(とくじら)に名称統一されたが、これは地元住民の請願により地名を戻すという試みで、ほどほどニュースにもなったのだが、記事によっては「外鯨」一族の説明がすっぽ抜けているので、読み方によっては(住民がわざわざ読めない地名にした)と、捉えられかねないので、ちょっと補足説明。
智賀都神社でも御朱印を頂くことができます。宮司さんは常在ではないので、電話連絡してから、お伺いすることになります。
車は鳥居前に1~2台、境内が開いていれば中にも停められます。

2020年12月13日 国府左京大夫城介
徳次郎城

公共交通機関でのリア攻めする場合は、宇都宮駅西口の8番乗り場から出ている「今市・日光東照宮」行きに乗車して、「富屋小学校前」若しくは「中徳次郎」で下車し、5、6分程歩けば、徳次郎城の入口に着きます。
運賃は片道640円で、宇都宮駅から30分程かかります。また、バスの本数も1時間に2本と多いので、徳次郎城をじっくり見て回ることができます。
加えて、日光街道を走る路線なので、車窓から街道沿いに往時の並木も確認することができます。

2020年11月17日 【籠城中】下野守智ぞう
徳次郎城



2020/11/17 城入り口に新しく案内看板が出来てました‼️

2020年04月03日 【籠城中】下野守智ぞう
徳次郎城

徳次郎城が日光方面から流れる、田川と隣接してると言う事は、川を使って南下してくる日光山僧兵の動きも封じる役目もあったと思われる。城をとりまく堀切は圧巻。ミニ小幡城って感じかなあ?

二の丸・本丸付近は整備した感ありますが、それから奥は薮ってますが、けっこう遺構残ってますんでオススメです。

駐車場は城跡入口に2台程止められます。ちょっと先にある、富谷地区市民センターに城見学で車を駐車場に止めさせてもらえないか?と電話で問い合わせした所、事前申請が必要との事。

車何台も連なっての見学は、バーミヤンで昼食取るつもりで止めさせてもらうか、富谷地区市民センターに駐車の事前申請とるかですね~。

2018年04月14日 kazuyou大蔵大輔
徳次郎城

中世城郭の遺構を良く残しています

2018年04月14日 【籠城中】下野守智ぞう
徳次郎城

日光街道119号線、徳次郎交差点ちょっと手前の料理屋瀬戸内海を目印に右に入る道。徳次郎城跡の看板あり。城跡入口に車一台分くらい置けるスペースあり。堀や土塁良好に残ってマス。城跡内は昼間でも薄暗いので女子メグラーさんの一人散策には充分ご注意を。

駐車場の心配されるなら近くにファミレスバーミヤンありますのでそこに車止めて帰りに食事して帰るのもよろしいかと

2014年11月28日 武蔵守道灌?!
徳次郎城

『所有者は一般個人の為、見学等は出来ない!!』とのことでしたが、入って行っちゃいました(⌒‐⌒)
徳次郎城址50mの看板の所に駐車し、ひたすら奥へ…。
すると手書きの案内板があるので、非常に分かりやすく、『ここまでしておいて、見学出来ないって…。』と思ってしまいました(*^^*)
ただ、やはり個人の敷地ですので、大人数で、わいわい…というのは、許可をとられた方が良いかも知れませんねf(^_^;

2012年03月23日 鳳雛SASlov優彩
徳次郎城

城跡何メートルという看板有り。
天守、内堀、外堀、等の表示有り。木に貼ってあるだけの手作り感ですが
見るべき物はないです

徳次郎城の周辺スポット情報

 外堀(遺構・復元物)

 二の丸(遺構・復元物)

 内堀(遺構・復元物)

 下横倉城案内看板(碑・説明板)

 猪倉城登山口(碑・説明板)

 案内板(碑・説明板)

 下横倉城(周辺城郭)

 大堀館(周辺城郭)

 藤本館(周辺城郭)

 智賀都神社(寺社・史跡)

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