月山日和城(がっさんひわじょう)

月山日和城の基本情報

通称・別名

三俣院兼重本城、三俣院高城、高城

所在地

宮崎県都城市高城町大井手字横馬場

旧国名

日向国

分類・構造

山城

天守構造

複合式望楼型[3重4階/1992年築/RC造模擬]

築城主

肝付兼重

築城年

元弘年間(1331〜1334)

主な改修者

主な城主

肝付氏、北畠氏、和田氏、島津氏、八代長門守(伊東氏家臣)、落合兼佳(伊東氏家臣)、北郷氏(島津氏家臣)、伊集院氏(島津氏家臣)

廃城年

元和元年(1615)

遺構

曲輪[樽原・真城・桶広・本城・中ノ城・内ノ城・池ノ上・取添]、土塁、横堀(空堀)

指定文化財

市史跡

再建造物

模擬天守(歴史資料館)、石碑、説明板

周辺の城

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月山日和城の解説文



月山日和城(がっさんひわじょう)は、宮崎県都城市高城町にあった日本の城である[1]

別名を兼重本城、高城。形式は山城。

概要 

月山日和城は別名を「高城」ともいう。日向国内には他に新納院・高城と、穆佐院・高城(別称を穆佐城)があり、「日向三高城」と呼ばれた。

この城は、今から650余年前、肝付兼重が築いたもので、「三俣院兼重本城」が始まりといわれている。「三俣院兼重本城」の場所には諸説あり、高城町石山の「三俣城」を肝付兼重の城とする説もある。

兼重は、この城に、南朝方から受けた錦の御旗をひるがえし、北朝方の畠山軍と戦い、孤軍奮闘したが、延元4年(1339年)8月、力尽きて落城、兼重は高山(こうやま)へ退いた。

その後は、日向国守護職の畠山直顕のものとなり、その頃に高城(たかじょう)、および月山日和城とも称されるようになった。畠山氏のあと和田氏の居城となり、さらに島津氏の領となったが、明応4年(1495年)伊東氏との飫肥・三俣の交換によって、伊東氏の物となった。

都城の北郷忠相は、47年の長い間をかけ、伊東氏を追い払い、ここを居城とした。戦国時代の終わりには、伊集院氏の領有となり、庄内の乱では、この城下で激戦が繰り返された。

乱後は、また北郷氏の物となったが、元和元年(1615年)一国一城令によって、戦火を重ねたこの城も廃城となった。

南北朝の争乱から、戦国時代を経て、庄内の乱まで約260年間、三俣千町といわれた美田の要地として戦火に包まれた歴史を持つ、全国にも例の少ない山城である。

現在の城の構えは、戦国時代に完成されたものとされ、後方のシラス台地から突出した要害の地に、空堀に仕切られた池の城・内の城・真城・本城・中の城・樽原・取添の7つの曲輪からなり、約4ヘクタールの広さを持つ。

伊東八外城の時代には、ここを中心本城として、山之口城松尾城、梶山城、勝岡城小山城、野々美谷城、下ノ城を支城として、扇形の雄大な構えであった。

昭和10年(1935年)の陸軍特別大演習には、野外統監部となり、昭和天皇がここに立ち、演習をご覧になった。

昭和14年(1939年)、中川一政、尾崎士郎らとともに宮崎県に招待された井伏鱒二は、ここ月山日和城を案内され「月山日和城」という作品を残した。

月山日和城を舞台にした作品 

井伏鱒二 「月山日和城」

現在の復元天守 

現在は「池の城」の空堀部分に高城郷土資料館が建てられている。

参考資料 

参考文献 

  • 高城町 むらおこし実行委員会 日和城 看板

月山日和城の口コミ情報

2022年01月14日 パンジャブ
月山日和城



とてもしっかりとした天守閣で中には歴史資料展示室となっており、この城や近代までのこの土地の歴史が語られております。
また天守最上階の展望からは360℃のパノラマで高千穂も望むことができしばし時を忘れて見入ってしまう程、最高の景観でした。

2019年07月30日 W杯関白キッカーは晃司
月山日和城

県道47号線を走ると模擬天守が見えてきます。
県道沿い、ガソリンスタンドの隣に駐車場があります。

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