大島城(おおしまじょう)
大島城の基本情報
通称・別名
- -
所在地
- 長崎県平戸市大島村前平(城山公園)
旧国名
- 肥前国
分類・構造
- 山城
天守構造
- -
築城主
- 不明
築城年
- 不明
主な改修者
- -
主な城主
- 大島氏
廃城年
- -
遺構
- 曲輪、帯曲輪、石積
指定文化財
- -
再建造物
- 碑(城山)
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-
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大島城の解説文
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遺構
平戸島の北方にある的山大島(あづちおおしま)南端、神浦港を眼下に見下ろす城山の頂上に位置する。大島氏が出城の建設を企て途中で放棄したとされるが、城山の頂部には楕円形の主郭と方形の郭のほか、主郭北に食違虎口、南東に郭と石塁が残るなど、現在も当時の遺構を見ることができる。
歴史
島は室町時代に遣明船の寄港地として栄え、松浦党の一族である大島氏の根拠地であった。大島氏は自ら大陸貿易を行うなど、貞応3年(1224)から寛永6年(1629)までの約400年もの間的山大島を統治した。大島城はこの大島氏の居城とされ、北方には大島館と呼ばれる居館があって大島城の根小屋であったと見るむきもある。
交通
・平戸桟橋から市営「第二フェリー大島」で約45分、神浦(こうのうら)港から徒歩で約30分参考文献
・『ながさき経済 2013年6月号』長崎経済研究所、2013年6月。・『日本城郭大系 第17巻』新人物往来社、1980年。
・平戸観光協会公式サイト(http://www.hirado-net.com/)。
・『週刊日本の城』デアゴスティーニ・ジャパン、2013年。