小田部城(こたべじょう)

小田部城の基本情報

通称・別名

小田辺城、堀内城、築城、月城

所在地

福岡県福岡市早良区有田、小田部

旧国名

筑前国

分類・構造

平城

天守構造

築城主

小田部氏

築城年

戦国時代

主な改修者

主な城主

小田部氏

廃城年

遺構

消滅

指定文化財

再建造物

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小田部城の解説文

小田部城は、在地の豪族であった小田部氏の居城である。

天正年間に龍造寺氏がこの地に進出すると小田部氏は滅ぼされ、その後廃城となったと推測される。

城跡は現在開発され住宅地となっており、特に遺構を確認する事は出来ないが、一帯は旧石器時代からの遺跡となっており、有田遺跡群として福岡市の文化財に指定されている。

小田部城の口コミ情報

2022年05月09日 583系備前守きたぐに
小田部城



*本アプリの基本情報にも小田部城について「特に遺構は確認できない」とあります。その前提でお読みください。

福岡市営地下鉄七隈線次郎丸駅下車、海の方へ向かって徒歩15分ほど。基本情報では、土塁の遺構があるような書きぶりとなってますが、地下鉄の駅からまわりを見渡すもひたすら平坦地。本当に城があったのかと思いながら歩くと、福岡県立講倫館高校の敷地あたりから、緩やかな傾斜が感じられ、学校横の有田宝満神社が石積やブロック上にあって周りより一段高くなっていました。
ただ、土塁らしきものは見あたりませんでした(この石積やブロックの内側が土塁?もしかしたら高校の敷地内にあるのかも?)。

神社にはこの地域の歴史的な事柄の看板があったのですが、内容は、高校の敷地に弥生時代の遺跡があり、日本最古の絹が発掘されたことや、江戸時代のこの地の庄屋の業績に由来する祭のことで、城に関することは、中世に高校の敷地に月城という出城があったということだけでした。

「夏草や兵どもが夢の跡」
松岡芭蕉が源義経最期の地である平泉の高館を訪れた際によんだ句ですが、芭蕉が現代の小田部城を訪れたらどんな句をよむだろうとついつい考えてしまいました。

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