浦城(うらじょう)

浦城の基本情報

通称・別名

所在地

秋田県南秋田郡八郎潟町浦大町字里ヶ久38他

旧国名

羽後国

分類・構造

山城

天守構造

築城主

三浦氏

築城年

不明

主な改修者

主な城主

三浦氏

廃城年

遺構

曲輪、帯曲輪、堀切

指定文化財

再建造物

模擬柵、石碑

周辺の城

五城目城(秋田県南秋田郡)[3.0km]
小友館(秋田県秋田市)[16.8km]
脇本城(秋田県男鹿市)[19.2km]
檜山安東氏城館(秋田県能代市)[21.5km]
湊城(秋田県秋田市)[23.8km]

浦城の解説文

浦城(うらじょう)は、秋田県八郎潟町にある城跡である。

地理
浦城の西には高岳山が隣接している。高岳山と隣接する場所には、浦城城主の三浦兵庫頭盛永が自刃したとされる叢雲の滝があり、公園として整備されている。浦城の東には秋田自動車道があり、尾根が破壊されている。浦城に登るには、八郎潟町浦大町の常福院の奥の駐車場か、叢雲の滝近くの駐車場から登ることになる。

浦城は標高が約120mで、長さが700mの細長い山城である。帯郭跡や出丸跡、空堀跡、土塁、井戸跡がある。また、本丸跡には歴史学習館が造られている。高岳山との境はV字型に掘られている。これは薬研堀と言われるもので、掘られた部分の通路になっている部分は通称「クピトの坂(首人の坂)」と言われている。浦城は高岳山に連なるため、城域と山を区切る薬研堀を設け防衛線としたと考えられる。クピトの坂から階段を登ると、帯郭に覆われた平地が現れる。ここは通称「屋敷跡」と言われている。東にすすむと、鐘撞堂跡がある。ここには鐘撞堂が再建されており、実際に音が出る鐘撞がつるされている。更に東に進むと、武者溜跡、さらに東で本丸跡につく。

本丸跡には大きな石が置かれており、片面が平らになっている。これは昔の浦城の基礎石ではなかったかと推定されている。また、5~6cmの丸い小石が置かれている。これは城を防衛する際の石つぶてではなかったかとも、経文の字を書いた「経文石」ではないかとも言われている。また本丸跡には土を掘った井戸跡があり、大きくえぐられている。

現在浦城はNPO「浦城の歴史を伝える会」によって整備されている。

浦城城主・三浦兵庫守盛永
浦城の城主であった三浦兵庫守盛永(みうらひょうごのかみもりなが)は資料によって記述が異なるが、いずれにせよ、檜山安東氏と湊安東氏との湊合戦で湊安東氏側に立ち、湊合戦で敗れた後に、浦城に籠城し檜山安東氏に敗れ自刃したとされる。

戸部正直の「奥羽永慶軍記」によれば、盛永の妻は御前柳で男子を産み亡くなり、嫡男は一日市の清源寺の近くに押切城を造ったとする。

盛永は檜山城近くまで領地を持っており、檜山城近くの地理に詳しいので湊合戦では湊安東氏側の総大将を務めたともされる。

浦城と菅江真澄
菅江真澄は1806年に浦城付近に到達し、付近の様子を『霞む月星』に記録している。
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浦城の口コミ情報

縫殿助剛太犬様[2016年10月27日]
とても整備されていて、堀切が素晴らしかった。もっと有名になってもいい城だと思う。

常陸入道ねんさい和泉守様[2015年12月13日]
城の北側と南側に駐車場あり。北側は秋田自動車道東側の貯水池をの横を通り、自動車道の下をくぐりしばらく行けばあるが分かりにくい。南側は麓の常福院を目印に進み常福院の少し奥の北側に駐車場がある。南側駐車場は簡易トイレはあるが水道は未確認。北側駐車場はトイレがないが水道はあった。どちらも10台前後停める事が出来る。

西側の薬研堀から秋田自動車道そばの東側の曲輪まで直線距離で500M以上あり現地で見学してみると城域は予想以上に広い。東西に複数の曲輪が並んで配置される連郭式構造である。浦城の歴史を伝える会によって城内は遊歩道や説明板や名称板が整備されている。曲輪や空堀がよく残る。曲輪には木柵や見張り台や建てられていて古城らしくなっている。本丸には現在の本丸御殿ともいえる建物がありイベントで使うらしい。

北側駐車場から城内最高所の本丸までの比高は約50Mほどであった。駐車場から西から東まで城内をくまなく歩いたら約3.5キロだった。1時間30分ほどかかった。
無名な城だが遺構がよく残る隠れた名城である。

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