高山城(たかやまじょう)
高山城の基本情報
通称・別名
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所在地
- 岡山県岡山市南区飽浦
旧国名
- 備前国
分類・構造
- 連郭式山城
天守構造
- -
築城主
- 飽浦信胤
築城年
- 建武年間(1334〜1338)
主な改修者
- -
主な城主
- 飽浦氏
廃城年
- -
遺構
- 曲輪、土塁、切岸
指定文化財
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再建造物
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周辺の城
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乙子城(岡山県岡山市)[8.2km]
明禅寺城(岡山県岡山市)[9.5km]
岡山城(岡山県岡山市)[10.0km]
常山城(岡山県玉野市)[10.1km]
砥石城(岡山県瀬戸内市)[12.5km]
富山城(岡山県岡山市)[12.9km]
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高山城の口コミ情報
2023年03月19日 ドクターイエロー大蔵大輔
高畠城[高山城 周辺城郭]
3面の小さな曲輪から構成される小さな城ながら、切岸は高さを有しており防御力は強いと岡山県中世城郭館総合調査報告書には記されています。頂上部の主郭下より腰曲輪方面には虎口もはっきりと確認され、竪土塁状となっています。この他主郭部には土塁も良く残されています。なお中腹にある金比羅宮は出丸の可能性についても言及されており、眺望は抜群です。眼下には石川遼プロが史上最年少優勝を果たした東児が丘ゴルフ場を望むことができます。
民家の横より山道を進み、まずは荒神社を目指します。神社の横から猪除けの柵を抜けて金比羅宮までの道は手入れが行き届いています。そこから先はあと120mほどですので、努力と根性で切岸を登ってください。R5.2.9訪城
参考:岡山県中世城郭館総合調査報告書
2022年01月31日 ドクターイエロー大蔵大輔
丸山城[高山城 周辺城郭]
両児山城を遠く西に臨む比高差約30mの単独の丘陵上に位置する小さな単郭の城です。主郭は約30mの方形で北東部にはっきりとした土塁の他、西側には土壇状の盛り上がりが確認されます。周囲を見渡すと北西側には3本の竪堀を有しています。南東側には大きな竪堀、虎口らしき遺構を挟んで北東側には横堀に続いて横矢掛かりの構造を有していて、小さいながらも防御力はありそうです(失礼!)。
県道405号線に面しています。水道施設の横に少しだけ広くなったスペースがあります。県道沿いの東側には城山に向かう道がありますが、明らかに私有地を目指すもの。水道施設の裏から竪堀を直登しました。R4.1.30訪城
2020年12月30日 ドクターイエロー大蔵大輔
高山城
先人様達と同様に県道399号線の途中、光南台乗馬クラブ北側より西方に向かう細い道を建設会社の資材置場のある行き止まりまで登ります。訪城時(R2.12.30)はお休みみたいでしたので、邪魔にならない所に駐車させていただきましたが、スペースはほとんどありません。
そこから山道になりますが案内看板等は一切ありません。ただ要所要所にはピンクのリボンがエスコートしてくれます。やがて鉄塔の真下に出ると、そこからは直登になります。登りきると北側の曲輪に到達します。小さな祠が出迎えてくれました。鉄塔からの岡山市内の眺望は抜群です。R2.12.30訪城
2019年01月04日 石工集団穴太衆【兒】
高山城
【高山城へのアクセスと駐車場】
県道45号線の飽浦交差点にあるローソン 岡山飽浦店から県道399号線を南下し、光南台乗馬クラブ手前山手側を右折しますと建設会社の資材置き場があり、道の突き当たりには産業廃棄物の処理場があります
登山口はその脇にある鉄塔の管理用の林道がそうです
登り始めてしばらくはつづら折れの道が続き
やがて鉄塔が現れます、鉄塔からは急斜面を上がると簡単な造りの階段があり、その先が高山城の北側隅の郭になります
駐車場ですが登山口までに3社の建設会社があり平日は産廃業の4tダンプが頻繁に出入りしてますので会社の休みの日曜日でしたら道路脇の
スペースに1台くらい駐車出来ます
平日は399号線の路肩に駐車出来ます
2019年01月04日 石工集団穴太衆【兒】
高山城
【日本城郭大系13より】
高山城は岡山市飽浦と北浦の境界をなす高山山頂にある連郭式山城です
城の築城年は定かでないですが、建文年間に飽浦信胤が居城したと伝わります
縄張りは主郭の北に二段に下がる郭を設け
その北側に三段に上がる郭を置き
その先に一段上がり大形中心郭を構え
先端に二段の腰曲輪、東側に一段の腰曲輪を備えている
【現状】
主郭から一段下がって郭があり、そこから二段上がって郭が確認でき、どちらも本丸方向に向かって土塁が設けられてます
通路は全て西側にあり一部に列石が確認出来ました
腰曲輪に関しては、はっきりと確認でき
北側1番奥の郭には明治期に建立された社があります
造りとしては尾根状に築かれた連郭式でいたってシンプルで2つの郭には主郭方向に向かい
土塁が設けられてる
備前地域に良くある山城造りになってます