寺中城(てらなかじょう)
寺中城の基本情報
通称・別名
- -
所在地
- 和歌山県海草郡紀美野町小畑
旧国名
- 紀伊国
分類・構造
- 山城
天守構造
- -
築城主
- 寺中氏?
築城年
- 不明
主な改修者
- -
主な城主
- 寺中氏
廃城年
- -
遺構
- 曲輪、土塁、横堀(空堀)
指定文化財
- -
再建造物
- -
周辺の城
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和佐山城(和歌山県和歌山市)[7.7km]
日方城(和歌山県海南市)[7.9km]
大野城(和歌山県海南市)[8.0km]
秋月城(和歌山県和歌山市)[11.2km]
太田城(和歌山県和歌山市)[11.8km]
雑賀城(和歌山県和歌山市)[12.1km]
弥勒寺山城(和歌山県和歌山市)[12.2km]
鳥屋城(和歌山県有田郡)[12.3km]
北野城(和歌山県和歌山市)[12.4km]
古和田城(和歌山県紀の川市)[12.6km]
寺中城の解説文
寺中城の口コミ情報
2025年05月03日 尼崎城安芸守一口城主
寺中城
[進軍&城山散策前編]
冒頭早々、私事ながら紀伊の国(和歌山県)制覇まで残り少なくなってきているので紀伊の国制覇に向け残りのお城を極力リア攻めしようと思いたち出陣。
4/29紀勢本線海南駅からオレンジバスで登山口行きに乗り紀伊野上バス停🚏で下車。(参考までに私の当日記録✍️往路:海南駅前17:20→紀伊野上17:39。復路:紀伊野上18:47→海南駅前19:10)※土日祝は復路の便の時刻が海南駅行き最終です。(2025.4.29訪城日時点)
到着時、紀伊野上のバス停から山城を撮っていなかったので、帰路に紀伊野上バス停🚏と城山⛰️を撮影(写真①)バス停から携帯MAPに従って進むと写真②の所に辿り着き手探りで入城。序盤は獣害用フェンスがあったり、崖城の所に突き当たったりしたものの何とか山頂に登れそうなルート(写真③)を見つけることが出来ました🔍道中、階段状の石積み(写真④)が見られましたが規模からして縄張りの遺構というよりかは段々畑だったような気がしました🤔
更に上の方に登っていくと広い削平地で何らかの曲輪だったのではないかと思われるフラットスペース(写真⑤)がありました。アプリ地図の城郭マークを目指して行くと文字通り光の道(写真⑥)が見えたので土塁のように見受けられる部分(写真⑦)を越え向かいました。遠目からは城跡の標柱が建っているようなところがあったので喜び勇んで向かうも実際には(写真⑧)の通り上部が折れて根本だけが残っている木でした😅城郭マークを確認するとまだ少しずれていました🤏
2025年05月03日 尼崎城安芸守一口城主
寺中城
[城山散策後編]
前半に引き続き山城散策を続けてアプリの城郭マークのピタリポイント(写真①)に到着✌️到着時刻は4/29の18:03だったので夕陽よゆっくり沈んで下さいませ🙏と念じながら下山。本丸周辺は土塁(写真②③)と思われる場所や天然の地形を活用してか切岸状(写真④)になっている所がありました。
下山時は、往路と同じ道を引き返していたつもりが別ルートを歩んでいたようで往路では見られなかった石畳(写真⑤⑥)や石垣(写真⑦)が見られました。山城時代のものか廃城後のものかは不明ですがかなりの年月を経ているものに見受けられました。
何とか明るいうちに麓の集落🏘️への下山に成功(写真⑧※18:23)最終盤は獣害フェンスや排水溝に沿う格好で舗装された道に辿り着きました。下山後、畑作業をされている方がいらっしゃったので山城探検してきましたと挨拶すると城山とは知らなかったとのことで近所にこの辺りのことに詳しい人がいるからと同行して貰いました。しかしながらその方も山城のことは知らないなとのことでした🤷🏻♂️
地元の方にも存在自体を知られていない山城で、登城ルートの最適解も不明でしたが所々に遺構らしきものが見られるので探検隊気分で訪城してみてはいかがでしょうかと思われる城郭でした。私は日没のタイムリミットが迫っていたので駆け足での見学となってしまいましたが時間に余裕を持ってじっくり見学すると色々な発見がある山城だと思います。
2022年11月04日 鈴木剛
堀城[寺中城 周辺城郭]
詰の城と居住の城がセットになった根小屋式城郭堀氏の居城で舘部分を堀垣内、山城部分を城ノ段と呼ばれている。
2022年10月18日 鈴木剛
河野城Ⅲ(城山・城の平)[寺中城 周辺城郭]
四国伊予の河野氏の城とされています。この地に住んでいた豪族が川の対岸に城を築かれたので監視の為に築いた城と言われています。こちらの方が高い為見おろされるかたちとなった河野氏が憤慨し両者は激突することになったそうです。
2022年10月18日 鈴木剛
河野城Ⅱ(城跡)[寺中城 周辺城郭]
河野氏が高野山から与えられた領地だそうで城があったと言われています。遺構として二段の腰郭があるとされています。
2022年10月18日 鈴木剛
河野城Ⅰ[寺中城 周辺城郭]
四国伊予の河野氏が居た城、高野山からこの地を与えられたそうです。土塁・築山などが遺構としてあげられています。
2022年10月18日 鈴木剛
十三神社[寺中城 寺社・史跡]
四国伊予の河野氏が長曽我部氏に敗れこの地に来たと書かれています。河野氏は高野山に行ったと書かれていた本もあり、戦国期この辺りは高野山領でした。河野氏が居た城があったと言われ戦時の逸話も残っています。
2016年11月12日 カーネル
寺中城
貴志川線喜志駅から
かわいい駅舎をでたら右に行き、県道10号にて貴志川を渡り南下
国道424号にでたら右折して、最初の信号で左折して再び県道10号に入りひたすら南下します
紀美野町役場を過ぎた動木交差点で右折します。交差点から10分ちょいで右手にある野上八幡宮にお参り。境内の東脇にある狭い車道を登り、八王子厳島神社を過ぎ、NTTのアンテナにくると道がなくなります。そのまま尾根を進み低い山を越えて急斜面を下り貯水地にでます
貯水地のダムの堤体を越えて左にある、山へ入る道を辿ると城域です。駅からここまで2時間
主郭を囲う二重の堀と、東の尾根にある二重堀から派生した竪堀はキレイに残ってます
4時間半歩きっぱなしでしたが、再訪したくなる名城でした
なお野上八幡宮まではオレンジバスが走ってるようです
歩き計画されている方の時間目安になれば幸いです
主郭とその東側の副郭で構成される小規模な城郭で、寺中氏または高野衆による築城と言われる。
2つの郭を隔てる堀切や主郭の周囲に構築された空堀や土塁など、遺構の残存状態は比較的良好である。