越智城(おうちじょう)
越智城の基本情報
通称・別名
- 越智居城
所在地
- 奈良県高市郡高取町越智オヤシキ
旧国名
- 大和国
分類・構造
- 平山城
天守構造
- -
築城主
- 越智氏
築城年
- 南北朝時代
主な改修者
- -
主な城主
- 越智氏
廃城年
- -
遺構
- 曲輪、土塁、堀切
指定文化財
- -
再建造物
- -
周辺の城
-
今井環濠(奈良県橿原市)[4.8km]
高田城(奈良県大和高田市)[5.6km]
櫛羅陣屋(奈良県御所市)[5.6km]
高取城(奈良県高市郡)[6.7km]
十市城(奈良県橿原市)[8.1km]
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越智城の口コミ情報
邦順大和守大八郎宗久さん[2012年10月23日]
大和源氏(ほか諸説あり)の越智氏の居城。越智氏は南北朝時代は南朝に属し、中世大和においては筒井などと肩を並べた有力豪族である。
越智岡と呼ばれる丘陵内の谷間の平地に築かれた館と詰の貝吹山城を中心とし、四方を丘に囲まれ、東西南北に路が走り、市も開かれた。
遺構は堀切、土塁・空堀跡(出郭近辺)、出郭(会所跡?現在は閑住院が建つ)、未確認だが削平地などがあるという。関連は不明だが、閑住院には戦乱時、兜をかけて囮にした兜かけ地蔵がある。
館の東、貝吹山城は矢倉に端を発し、周辺の支城に貝を吹き連絡を取る場所で、多数の郭を持つ。登頂コースがあるが、竹の葉が積り滑りやすく、根っこに引っ掛かる危険性もあるので注意するように。
館付近は狭路なので自動車より、掖上駅から貝吹山までハイキングがてらの散策を勧める。