越智城(おうちじょう)
越智城の基本情報
通称・別名
- 越智居城、越智館
所在地
- 奈良県高市郡高取町越智オヤシキ
旧国名
- 大和国
分類・構造
- 平山城
天守構造
- -
築城主
- 越智氏
築城年
- 南北朝時代
主な改修者
- -
主な城主
- 越智氏
廃城年
- -
遺構
- 曲輪、土塁、堀切
指定文化財
- -
再建造物
- -
周辺の城
-
今井環濠(奈良県橿原市)[4.8km]
櫛羅陣屋(奈良県御所市)[5.5km]
高田城(奈良県大和高田市)[5.6km]
高取城(奈良県高市郡)[6.7km]
十市城(奈良県橿原市)[8.1km]
戒重城(奈良県桜井市)[8.3km]
佐味城(奈良県御所市)[8.9km]
芝村陣屋(奈良県桜井市)[10.4km]
田原本陣屋(奈良県磯城郡)[10.4km]
二上山城(奈良県葛城市)[10.8km]
越智城の口コミ情報
2023年01月26日 RED副将軍
越智城
大和国の有力国人であった越智氏の居城🏯
古墳を利用した城跡です。
オススメ度 ★★★⭐︎⭐︎
築城年代は不詳。大和の有力国人である越智氏の居城。南北朝時代には大和国内の南朝方の中心となり、北朝方の筒井氏と対立が続いていました。
1577年、松永久秀の謀反を鎮圧し大和を平定した織田信長は、筒井氏の拠点である郡山城以外の破却を命じ、越智城も破却されました。
見所
北西尾根筋を分断する大堀切。
馬蹄形の丘を利用し、谷間に居館を築いた縄張り。
東側の山稜上には多数の古墳群が存在しており、甘めの堀切に見えますが違うので要注意です。
2023年01月14日 百済門徒衆修理大夫とら
玉手山城[越智城 周辺城郭]
満願寺から金比羅神社経由で尾根道を行くのがわかり易いです。
2022年02月08日 百済門徒衆修理大夫とら
越智城
城内には至るところに獸害柵が巡らせてあり、見回るのは躊躇しますが、東側の登城口の獸害柵は比較的に開けやすいので、そこから登城しました。車は、村の神社東側の集会所の駐車場に置きました。
2022年02月08日 百済門徒衆修理大夫とら
登城口[越智城 その他]
ここに獸害の柵がある。ここから入ると北側の大堀切に出る。
2021年06月13日 課長大和守Ver.B
見瀬城[越智城 周辺城郭]
近鉄岡寺駅より西南の燈明田児童公園内に見瀬城跡という碑があります。
周辺は昭和中期には宅地開発されており遺構は残されていないと思われますが、数少ない情報からは碑の建つ所が主郭とか県道側に石垣がとか公園内の四阿直下の石積が遺構という話もあったりでよくわかりません(^^;
そもそも明治期の地籍図ではこの辺りが城山と呼ばれてはいたようですが城跡として確定しているかも怪しいようです。
碑の裏側には軽い説明文もありましたが、これまた剥落して読めず…(´Д`)
来歴も不明で貝吹山城の稜線伝いということで越智氏の砦だった可能性はあるかもしれません。
現地で色々と見ては来ましたがどうにもモヤモヤする城跡でした(笑)
詳細をご存知の方は是非追記頂ければと思いますm(_ _)m
2021年05月26日 課長大和守Ver.B
貝吹山城[越智城 周辺城郭]
越智城の西、与楽古墳群の北西にある城で越智城の詰城として南北朝期に築かれ天正年間に信長の命により廃されたようです。
因みに石垣で著名な高取城の本城がこちらの城です☆
縄張りは土塁や堀等は用いず山頂の主郭より多方向へ段郭を連ねた連郭式だったようですが主郭付近には石積もあったようです。(私は見つけられませんでしたが…)
実際現地で印象的な遺構は登城後暫くして現れる土塁で遮蔽した虎口様の遺構(遺構かどうかは賛否あるようです)と後に続く土橋、主郭周辺の段郭及び切岸といったところで所謂技巧的な防御施設は設けられていなかったようです。
アクセスは与楽カンジョ古墳手前の道しるべをたどり獣避け柵を跨いだ先の登山道を辿った先ですが、獣避け柵部分には道しるべが無いので要注意です(^^;
また未確認ですが更に北側にある寺崎白壁塚古墳からも登城路があるようです。
遺構的には目を見張る様なモノはありませんが、主郭付近からは眺めも良く登城口周辺には古墳も点在していたりしますので飛鳥観光や越智城攻めの際には是非(^^)
2012年10月23日 邦順大和守大八郎宗久
越智城
大和源氏(ほか諸説あり)の越智氏の居城。越智氏は南北朝時代は南朝に属し、中世大和においては筒井などと肩を並べた有力豪族である。
越智岡と呼ばれる丘陵内の谷間の平地に築かれた館と詰の貝吹山城を中心とし、四方を丘に囲まれ、東西南北に路が走り、市も開かれた。
遺構は堀切、土塁・空堀跡(出郭近辺)、出郭(会所跡?現在は閑住院が建つ)、未確認だが削平地などがあるという。関連は不明だが、閑住院には戦乱時、兜をかけて囮にした兜かけ地蔵がある。
館の東、貝吹山城は矢倉に端を発し、周辺の支城に貝を吹き連絡を取る場所で、多数の郭を持つ。登頂コースがあるが、竹の葉が積り滑りやすく、根っこに引っ掛かる危険性もあるので注意するように。
館付近は狭路なので自動車より、掖上駅から貝吹山までハイキングがてらの散策を勧める。