和田岬砲台(わだみさきほうだい)
和田岬砲台の基本情報
通称・別名
- 和田岬台場、臼砲台、石堡塔
所在地
- 兵庫県神戸市兵庫区和田岬町1
旧国名
- 摂津国
分類・構造
- 台場
天守構造
- なし
築城主
- 徳川幕府(設計:勝海舟)
築城年
- 元治元年(1864)
主な改修者
- -
主な城主
- なし(実戦未使用)
廃城年
- -
遺構
- 砲台
指定文化財
- 国史跡(和田岬砲台)
再建造物
- 説明板
周辺の城
-
兵庫城(兵庫県神戸市)[1.8km]
花隈城(兵庫県神戸市)[4.0km]
松岡城(兵庫県神戸市)[5.4km]
滝山城(兵庫県神戸市)[6.3km]
多々部城(兵庫県神戸市)[7.4km]
摩耶山城(兵庫県神戸市)[8.6km]
平野城(兵庫県神戸市)[9.9km]
箕谷城(兵庫県神戸市)[12.6km]
舞子台場(兵庫県神戸市)[14.1km]
鷹尾城(兵庫県芦屋市)[14.2km]
和田岬砲台の解説文
[引用元:Wikipedia「和田岬砲台」の項目]
和田岬砲台(わだみさきほうだい)は、神戸市兵庫区にある砲台跡。国指定の史跡である。
和田岬の先端近く、三菱重工業敷地内に残る。勝海舟の設計で1863年(文久3年)着工、1864年(元治元年)完成。工費2万5千両。当時徳川幕府は同時に神戸の川崎、舞子と和田岬、西宮の香櫨園と今津、淡路島の松帆に同型の砲台を建設したが、現存するのは和田岬と香櫨園(西宮砲台)のみ。実戦には使用せずに終わる。「臼砲台」「石堡塔」と呼ばれていた。
現在は三菱重工業神戸造船所内にあるため、一般公開時以外は予約が必要である。
歴史
- 1863年(文久3年)勝海舟の設計により徳川幕府が建設、灘の嘉納次郎作が工事請負、着工。
- 1864年(元治元年)完成。
- 1921年(大正11年)兵庫県史跡第1号に指定。
- 1925年(大正15年)屋根及び内部の大修理実施。
- 2009年(平成21年)内部・外部周辺大修理。
- 2014年(平成26年)平成の大修理が完了。
構造
外郭部は塩飽諸島の御影石による石造、内部は神戸布引・鉄拐山のケヤキ材を使用した木造2階建て。当時は周囲に星型土塁が築かれていた。また内部には砲身冷却用の井戸がある。高さは約6間、周囲約21間。
交通アクセス
- 山陽本線和田岬支線・神戸市営地下鉄海岸線 和田岬駅
[続きを見る]
和田岬砲台の口コミ情報
2023年04月15日 左馬助トムトム
和田岬砲台
毎月第2木曜日のみ予約制で公開。貴重な内部を見ることができます。残念ながら、外観の写真はNGです。
2022年06月09日 左近衛中将まりりん
和田岬砲台
2022年6月9日現在 見学予約再開されており、見学可能です。
2020年10月13日 播磨屋大蔵卿
和田岬砲台
新型コロナウイルス感染拡大への防止対策として当面の間休館(2020年10月現在継続中)
2015年07月09日 INO【兒】右京大夫
和田岬砲台
工場内は毎月第2木曜日が見学日となっています(9:30~の部 10:40~の部)
事前予約が必要です
工場内は撮影禁止で砲台外観についても禁止ですが、砲台内部は撮影可です