多々部城(たたべじょう)

多々部城の基本情報

通称・別名

多田部城、再度城

所在地

兵庫県神戸市中央区再度山

旧国名

摂津国

分類・構造

山城

天守構造

築城主

赤松則村

築城年

建武元年(1334)頃

主な改修者

主な城主

赤松氏

廃城年

遺構

曲輪、堀切

指定文化財

再建造物

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多々部城の解説文

兵庫県神戸市中央区にある大龍寺(たいりゅうじ)の寺伝によれば、神護景雲2年(768年)、和気清麻呂によって再度山(摩尼山)山頂近くの南斜面に開かれたとされる。山号は空海が大輪田泊から唐に渡る直前と帰国直後の2度、当寺に参詣したことに由来するという。奥の院には空海作と伝わる「亀の岩」があり、空海が登山した道は大師道と呼ばれ、空海の修行地である現在の再度山公園には修法ヶ原の地名が残る。

14世紀前半は赤松則村の多々部城の構成要素であったために度々戦火を受け衰亡したが、観応年間(1350年〜1352年)、善妙上人による中興が行われ、堂宇が再建される。 現在の伽藍は江戸時代初期以降に再興されたものである。

森林に映える朱塗りの大きな山門はランドマークになっており六甲全山のハイキングコースなどにも取り入れられることがあるため、登山家もたびたびおとずれる。

本解説文(基本情報を除く)は、クリエイティブ・コモンズ・表示・継承ライセンス3.0のもとで公表されたウィキペディアの項目「大龍寺 (神戸市)」を素材として二次利用しています。

多々部城の口コミ情報

2022年05月17日 583系安房守きたぐに
多々部城



滝山城、摩耶山城とあわせて、六甲山系赤松関連城リア攻めハイクをしました。滝山城から、徒歩40分ほどで到着です。赤松円心が築いたとされる多々部城ですが、現地は和気清麿が開基し、弘法大師が修行した再度山大龍寺。城より寺の方が歴史が古いです。滝山城から多々部城へ向かう途中には意図的に尾根筋を切ったと思える箇所がいくつかあります。ただ、それが多々部城のものなのか、松永久秀が滝山城防御のためにしたものなのかはわかりません。

現地には多々部城の案内看板等はありませんが、先人様投稿によると、再度山山頂が主郭と目されてるようです。

山頂へは大龍寺奥の院から登るルートと、六甲全山縦走路から修法が原(市立公園になっている)に抜ける道から上がるルート(最後の写真119番ち1-9-7の写真から手前2枚目にかけて)があります。ただ、後者のルートは、距離は短いのですが、滑りやすく、補助ロープが設置されているようなところもあるので、ハイク、登山に慣れてない方の下山ルートとしてはおすすめできません。

車利用の場合、山門前にも駐車スペースがあります(参拝者用と思われます。)が、山門から奥の院まで標高差があります。リア攻めマップでPマークを入れわすれましたが、神戸市再度公園に無料駐車場があり、ここからだと比較的楽に行けます。

なお、大龍寺山門の前に三宮からのバスの停留所があるのですが、冬季運休のうえ、運行期間であっても、平日は運行してませんのでご注意ください。

付近一帯は、六甲登山者の間では、携帯が圏外になりやすいスポットとして有名です。入念に準備のうえ、安全な城攻めをお願いします。

2021年09月24日 播磨屋蔵人頭
多々部城

特に目立つ遺構はなく、山頂の平な場所が曲輪の跡かと思うくらいです。
太龍寺奥の院から登ると激斜面、再度越からは比較的緩やかですが、こちらは登山道の取り付きが標識もなく注意して見ないと分かりにくいです。

2021年01月03日 かしよし讃岐守1181
多々部城

現在は太竜寺となっている城跡ですがハイキングコースなので登山ついでに立ち寄ってもいいです。バス、車でも行けます。城の遺構などはわかりませんでした。

2018年04月12日 iggy摂政
多々部城

《城道等》
大龍寺奥の院から山頂の主郭まで道が付いています。
ハイキングコースにもなっていますので、夏場でも登城できるでしょう。
登山されている方なら登城に苦はないと思います。

《遺構》
大龍寺ルートを登りきると1郭に達し、1郭の北側に3郭、1郭の西側に堀状の鞍部(堀切との評価もあり)を挟んで2郭が位置、1郭、3郭、鞍部に接して北側に5郭が位置する。
2郭西端南側に4郭、その南側に6郭を形成する。
4郭及び6郭東側に竪土塁、2郭より約25m下がった西尾根の付け根に小規模な堀切が残る。

《その他》
探索が甘く、西尾根付け根の堀切と竪土塁は下山後、別の資料でその存在を知りましたので確認できていません。
1郭海側雑木林はきれい伐採されており、大阪湾を一望できるその眺望は、間違いなくおにぎりを美味しくいただくことができるでしょう。

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