後山城(うしろやまじょう)
後山城の基本情報
通称・別名
- うしろ山城
所在地
- 三重県北牟婁郡紀北町海山区小山浦
旧国名
- 紀伊国
分類・構造
- 平山城
天守構造
- -
築城主
- 息長氏
築城年
- 鎌倉時代
主な改修者
- -
主な城主
- 息長氏
廃城年
- -
遺構
- 石垣、水門
指定文化財
- 町史跡
再建造物
- 石碑、説明板
周辺の城
-
長島城(三重県北牟婁郡)[15.1km]
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後山城の口コミ情報
2020年05月31日 小野近江守湖青
後山城
駐車場や狼煙場ばかりで、本体の口コミしてなかったことに気づきました。
印象は、先達の方々と同じくジャングルの中の遺跡。石垣の雰囲気も独特で、廃城というか廃寺というか。縄張の妙や殺ル気満々さを楽しみたい方にはアレかもですが、個人的には大好きです。
で、それだけだとわざわざ蔵出し口コミする必要がないので、周辺の道について少し。パーツ大好きだけど選地(城の政戦略的、戦術的配置理由)にご興味無い方にはアレかもですが、ってさっきからアレって何でしょう^^;。
後山城は、銚子川と尾鷲湾の付け根に位置するものの、近世、近代、現代の尾鷲市街からは外れています。が、中世以前に目を向けると、古い尾鷲の中心地、水地浦や天満浦と結ぶ馬越越え、水地越えの両峠道を抑える場所でした(水平道は明治になってから車両を通す為に造られた道です)。水運陸運の要所だったことがよく分かります。
そんなわけで、後山城リアするなら、言わずと知れた世界遺産、馬越越えや後山城の石垣も組んだ(かもしれない)石工さんたちを育んだ驚異的透明度の清流、銚子川も味わいたいものです。…私、訪城したのが1月だったので川はアレでしたが。
と、いうわけで写真は、象の背より馬越峠、銚子川、小山浦(後山城城下)、熊野灘を俯瞰。馬越峠と便石山の中間で見かけた石垣(柵がしてあって綺麗で傾斜もあるから私有地の土留めでしょうか?)。定番だからと蔵入りしてもらってた水門の石垣。水門の上(水路?)の石垣。です。
2020年01月23日 小野近江守湖青
小山浦狼煙場跡[後山城 碑・説明板]
中世後山城の関連狼煙場では無く、紀州藩が寛永年間に異国船監視の意図を以て設置した狼煙場のうちのひとつです。
石積み形式の狼煙場だったそうですが、散乱している石たちがその名残りなのかは未確認です。
現在、標高395メートルの狼煙場は木々に覆われ展望は良くないですが、往時は熊野灘や海岸線の見通しが良く小山浦の集落から近いということで、他の狼煙場、遠見番所との連携を迅速に行うことを優先した結果、同じ尾根上にあり標高500メートルを超え360度の視界がとれるおちょぼ岩や天狗倉山では無く、この選地となった印象を受けます。
私は今回後山城への直行ルートを歩かせて頂きましたが、他に、水平道からのルート、水地越からのルート等々あります。少しだけ遠回りになりますが、馬越峠からのルートは、熊野古道の快適さと狼煙場に至るまでの佳景を存分に味わえると思います。
2020年01月23日 小野近江守湖青
小山浦海岸トイレ[後山城 トイレ]
徒歩だったので先達の仰る公民館やその駐車場は迂闊にも未確認でしたが、スポットの場所にコンクリート造りの公衆トイレがありました。入城口あたりからトイレへの案内標識が出ています。トイレには、併せて駐車場も数台分(アスファルト舗装、白線有り)整備されてありました。堤防を挟んで海岸すぐの場所にあり、小山浦海岸からは後山城や狼煙場が望めます。あと、純粋にトイレの利用という面だけで考えると、此処から道の駅まで2キロもないくらいなので、車の方や急を要しない方はそちらまで行かれたほうが快適かと思われます。
2014年01月11日 征夷大将軍速水右近
後山城
公民館の裏手の山を登り、いつ崩落してもおかしくない腐りかけた木橋を二つ渡ると、うしろやま城跡の石盤があります。石垣に使っていたのか?石が無造作に転がっていました。名付けて"ずぼら積み"!
2011年05月01日 三河守コーキしゃん
後山城
ジャングルの中にあるようなお城ですが石垣があってとてもいいです自分はこういうお城結構好きただ季節によって蜂が門番してるので注意