樋爪館(ひづめだて)

樋爪館の基本情報

通称・別名

樋爪舘、比爪館

所在地

岩手県紫波郡紫波町南日詰箱清水

旧国名

陸中国

分類・構造

平城

天守構造

築城主

樋爪氏

築城年

平安時代

主な改修者

主な城主

樋爪氏

廃城年

遺構

(発掘調査:掘立柱建物跡、竪穴建物跡、井戸跡)

指定文化財

町史跡(樋爪館跡)

再建造物

説明板

周辺の城

高水寺城(岩手県紫波郡)[3.5km]
寺林城(岩手県花巻市)[7.6km]
徳丹城(岩手県紫波郡)[8.2km]
見前館(岩手県盛岡市)[12.0km]
太郎館(岩手県紫波郡)[14.0km]

樋爪館の解説文

樋爪館(比爪館)(ひづめだて、または、ひづめのたち)は、岩手県紫波郡紫波町に所在した日本の城。

概要
比爪館は12世紀の館址で、紫波郡紫波町日詰字箱清水に所在し、規模は東西 320m、南北 290m の平坦な土地 現 赤石小学校の敷地を含む一帯である。 館の南側は五郎沼に接し、東は国道4号線に接する。発掘調査の結果、沼のある南をのぞく三方は幅10m前後、深さ1.5m前後の大溝で囲われていたことが判明している。

歴史・沿革
奥州藤原氏の一族 比爪太郎俊衡・五郎季衡兄弟の居館址。

出土遺物の年代から、12世紀初めから後半まで存続したとされる。

文治5年(1189年)に奥州藤原攻めが開始され源頼朝に攻められたとき、比爪俊衡らの一族は館を自焼して北走した。(「吾妻鏡」)

大正15年(1926年)には南接する五郎沼の浚渫の際に12世紀の土器(かわらけなど)や建材が出土し、昭和40年から最近まで、紫波町教育委員会により30次にわたり調査が行われた。

参考文献
「角川日本地名大辞典」編纂委員会 『角川日本地名大辞典 3 岩手県』 角川書店、1985年3月8日。ISBN 4-04-001030-2。
「紫波町史」編纂委員会 『紫波町史 1 原始~近世』 紫波町、1972年3月31日。
紫波町教育委員会 『比爪館遺跡第一次発掘調査報告書 ~ 同第23次24次発掘調査報告書』 紫波町、1965年3月31日 ~ 2013年3月31日。

樋爪館の口コミ情報

中務少輔きたろう三世様[2014年05月06日]
遺構はあまり残っていないが、説明板が幾つかあるので、概要はつかみやすい。

付近の五郎沼は、城主の樋爪五郎がよく泳いでいたことから名付けられた。水鳥の宝庫として賑わっているが、館付近の浄土庭園の一部ともなっており、館の推定復元図もあるので、立ち寄ることをお勧めする。

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