頭陀寺城(ずだじじょう)

頭陀寺城の基本情報

通称・別名

頭蛇寺城、市場城、(松下屋敷、松下嘉平次屋敷、城屋敷)

所在地

静岡県浜松市南区頭陀寺町

旧国名

遠江国

分類・構造

平城

天守構造

築城主

松下氏

築城年

不明

主な改修者

主な城主

松下氏

廃城年

永禄7年(1564)

遺構

消滅

指定文化財

再建造物

石碑(松下嘉平次屋敷)、説明板

周辺の城

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頭陀寺城の解説文



頭陀寺城(ずだじじょう)は、現在の静岡県浜松市南区頭陀寺町[1]にある高野山真言宗の古刹・靑林山頭陀寺(づだぢ)の門前にあった戦国時代の日本の城。

概要 

地元の伝承では別名市場城とも云う。引間城主・飯尾氏を寄親とする寄子の土豪・近江源氏の松下氏の居城で、松下氏は頭陀寺の寺侍であった可能性が強い。川匂庄(かわわのしょう)の領家は頭陀寺であった。

天文20年(1551年)頃から約3年間、まだ無名の豊臣秀吉が松下之綱(松下加兵衛)に仕えたと『太閤素生記』に記されている。

永禄6年(1563年)遠州忩劇(今川氏と飯尾氏の争乱)で焼き討ちに遭い、炎上する。

江戸時代は、松下之綱の長男暁綱の家系が、松下屋敷の当主となって明治38年(1905年)まで居住した。

遺構 

遺構は1945年、アメリカ軍による空襲と艦砲射撃で、頭陀寺の本堂(法堂)、仏殿、三重塔、行者堂、庫裏、御影堂、仁王門などとともに壊滅した。

広さは約1町(109m)四方で、ほぼ土豪の一般的な大きさで、頭陀寺自体を含めると、広さについては、もっと大きかったのかもしれない。かつて、城の周囲は田となっており、戦国時代の頭陀寺城は、通称「松下屋敷跡」(別名:田中屋敷)といわれる場所の地下80cmにあることが、平成13年(2001年)10月の発掘調査でほぼ明らかになっている。また、焼き討ちにあったことを裏付ける炭跡も確認されている。

井戸跡からは大きな硯石や高級青磁の破片が発見されており、松下氏は交易商人でもあった可能性がある。

頭陀寺町第一公園の、わずかに土塁の面影を残すところにある「松下屋敷跡石碑」は、松下氏の屋敷神を祀る、「松下稲荷」の本殿のあった場所で、かつては応神天皇と敦実親王を祀っていた所である。松下稲荷は頭陀寺の境内に移転した。

参考文献 

  • 冨永公文『松下加兵衛と豊臣秀吉』(東京図書出版会、2002年)

頭陀寺城の口コミ情報

2021年06月23日 千閑斎【ケルベコス】
頭陀寺城



豊臣秀吉の恩人である松下之綱の屋敷跡と言われています。一門の松下清景は井伊直政の恩人でもあります。
写真は某回転寿司店の駐車場から公園内の城跡碑付近を撮っています。
そのあたりが頭陀寺城(松下屋敷)土塁の南東隅部なります、従って城域の半分弱はこの回転寿司店の敷地となります。
以前、何かの現説の時に○藤先生が店内の床や駐車場に遺構の跡を表示したら面白いと仰ってました。
いずれにせよ住宅街の平城は残らないものですね。

2020年08月23日 のなぼ式部卿三太夫Jr.
頭陀寺城

豊臣秀吉が少年時代に仕えた最初の主君、松下嘉兵衛の屋敷跡です。井伊直政が養子に入った松下源太郎の本家にあたる屋敷でもあります。ということは、秀吉も直政も少年期にここを何度も訪れた可能性が高いのです。

遺構は残っておらず、屋敷跡は公園になっています。すぐ近くに、秀吉公鎌研ぎの池なる史跡もあります。

2013年09月26日 佐々木甲斐守
頭陀寺城

訂正
この頃の秀吉はまだ木下藤吉郎ですらありませんでした。本当に無名で松下嘉兵衛長則からは「猿」と呼ばれていたそうです。誤った情報を失礼しましたm(__)m

2013年09月19日 佐々木甲斐守
頭陀寺城

発掘された青磁器の破片は現在浜松市博物館に展示されています。浜松市博物館は古代から近現代までの浜松の歩みが大雑把に紹介されていますが、中世のコーナーな意外とマニアックな史料があったりします。また、近くの遺跡としては、「秀吉公鎌研ぎの池」のある天白神社などがあります。小さいですが、秀吉が木下藤吉郎でまだ無名だった少年時代の頃の足跡を辿る事が出来ます。

2012年12月05日 佐々木甲斐守
頭陀寺城

現在礎石の一部はか●ぱ寿司の駐車場になってます。か●ぱ寿司今日も大繁盛です(´ω`;)

頭陀寺城の周辺スポット情報

 水洗トイレ(トイレ)

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