正院川尻城(しょういんかわしりじょう)

正院川尻城の基本情報

通称・別名

黒滝城、稲荷山要害

所在地

石川県珠洲市正院町川尻

旧国名

能登国

分類・構造

平山城

天守構造

築城主

長景連

築城年

天正4年(1576)

主な改修者

主な城主

長氏

廃城年

遺構

曲輪、腰曲輪、土塁、横堀(空堀)、井戸、掘立柱建物跡

指定文化財

市史跡(正院川尻城跡)

再建造物

碑、説明板

周辺の城

松波城(石川県鳳珠郡)[11.3km]
棚木城(石川県鳳珠郡)[20.2km]
天堂城(石川県輪島市)[39.7km]
穴水城(石川県鳳珠郡)[41.6km]
二穴城(石川県七尾市)[44.6km]
小丸山城(石川県七尾市)[53.6km]
七尾城(石川県七尾市)[56.0km]
富木城(石川県羽咋郡)[59.2km]
宮崎城(富山県下新川郡)[59.3km]
石動山城(石川県鹿島郡)[60.7km]

正院川尻城の解説文

正院川尻城跡は、飯田湾を臨む標高約30mの台地先端部にある。地元では、「要害」「下要害」「高要害」などと呼ばれている。城郭は、5つの平坦部(郭)から成り、広いものは約100×50mを測る。

そのほか腰郭、土塁、堀、井戸、塚などが確認できる。

平山城に分類される、県内屈指の中世城館跡である。これは、鳳至郡大屋荘の地頭長谷部信連の一族が、珠洲郡支配の拠点として鎌倉後期ころから整備を始めたと考えられている。

昭和59~61年(1984~86)の試掘調査では、幅13m、深さ約6mの空堀跡が検出されている。平坦部では溝跡、柱穴が検出され、掘立柱建物の存在が推定された。出土品は土師質土器、珠洲焼、瀬戸焼、中国染付片などがあった。

天正4年(1576)、越後の上杉謙信が能登攻めを開始し、畠山氏(七尾城)を滅ぼして能登全域を占領した。上杉家臣の長景連が、珠洲郡支配のために川尻城に入った。景連は越後の黒滝に住んでいたので黒滝長ともいい、このため本城は後に黒滝城とも呼ばれた。

天正7年、畠山旧臣の温井景隆らの反撃をうけ、敗れた景連は越後に撤退した。

天正10年、景連はふたたび奥能登に攻め込むが、前田利家の与力長連龍に撃退され、川尻にて討ち取られたと言われる。景連の先祖は正院から越後に渡ったとされ、連龍とは長谷部信連につながる同族であった。

その後、川尻城に城主が入ることはなく、間もなく廃城となったようだ。

情報提供:珠洲市教育委員会事務局文化財係


正院川尻城の口コミ情報

2026年05月27日 尼崎城紀伊守一口城主
殿山(出丸)[正院川尻城  周辺城郭]



4/30、のと鉄道🛤️やバス🚌を乗り継ぎ、すずなり館前🚏(道の駅すずなり)に到着し、まず道の駅で正院川尻城の御城印を購入。(※復興支援と思い正院川尻城を含むすずなり応援セットの御城印を購入)
道の駅から正院川尻城の城郭マークを頼りに進み、正院バス停🚏よりお城の遠景(写真①)を眺めてみました。進軍中、津波避難場所にもなっている殿山の道標(写真②、③)を見つけたのでもしかしたら主郭へ近づけるかもと思いまず矢印に沿って進むと殿山は正院川尻城の出丸(写真④)とのことでした。坂道(写真⑤)を上がっていくと表記の通り避難場所(写真⑥)となっており、出丸から主郭へは一旦麓に降りて再登山しなければならないような地形だったので足元の悪そうな斜面を突撃するのは諦め、元来た道を引き返しました💦
出丸からの景色は写真⑦、⑧の通り眺望がよく、こちらは見張台の役割も果たしていたのかもしれません。

余談ですが、以降は相撲に興味があれば読んでみて下さい。本口コミを書く際にG -MAPを眺めていると出丸近くの正院小前交差点🚥付近の珠洲警察署正院駐在所前に6代横綱阿武松緑之助碑があることを発見💡6代横綱は長州藩毛利家お抱え力士で萩の名勝「阿武の松原」にちなんだ四股名のようです。私、山口出身でとある相撲部屋後援会に入っているのでお相撲にも興味があったのですが痛恨の見落としをしてしまいました。山口出身の横綱はまだいないものの能登地方出身で長州のお抱え力士がいたことはいたことは知っていたのですがまさかリア攻めに向かうお城の近くに江戸期の横綱の碑があるとは事前リサーチ不足でした🥲

2026年05月27日 尼崎城紀伊守一口城主
正院川尻城



[前編]
正院川尻城の出丸(殿山)見学後、主郭への登り口探しに再出発🔍お城の麓を歩いていると黒滝城(正院川尻城の別名)跡地の表記(写真①)を発見し、誤って解釈してしまったので写真②地点より左折して写真③の道より城攻めに挑戦✊
こちらから進軍していくと空堀(写真④)を進み、遺構の雰囲気を感じる一段高くなっている曲輪間(写真⑤)をひたすら城郭マーク方向を目指して進みました。結果的には薮をかき分け無事に主郭には辿り着けたのですが下山後に発見した写真⑧の縄張図よりどうやら搦手に迷い込んでしまったようで苦戦しました💦
下城後、次にリア攻めを目指す方のために登り口へのアクセスするための目印は何かないかと探索🧭登城口は写真②地点ですぐに左折するのではなくもう少し先に進むのが正解でした。道の駅すずなり方面からお城へアプローチして県道28号を進んだ場合、写真⑥の道路案内標識がありこちらが目印になるかもしれません。写真⑥地点から鉢ヶ崎方面へ数百m進むと民家の脇に登り口(写真⑦)があります🥾正院川尻城への登城はこの登り口を見つけるのがポイントでこちらから登って行けばスイスイと主郭へ辿り着けるのではないかと思われます✨登り口から山城と反対方向(海側)へ進むと<うじま公園>があり、公園内に正院川尻城跡の説明板(写真⑧)がありました🪧

2026年05月27日 尼崎城紀伊守一口城主
正院川尻城



[後編]
前編の写真⑤地点から引き続き、写真①、②と城郭マーク🏯地点を目指してひたすら藪の中を進んでいくと第四郭の標識(写真③)を発見‼️迷走状態からようやく脱出できたかもと暗闇に光が差し込んできたような感動を覚えました。第四郭は広い郭(写真④)で第三郭(写真⑤)を経由して主郭(写真⑥)へ到着。城跡碑(写真⑦)に辿り着けた時は感動のあまりハグしたくなってしまいました🙌主郭からは海を眺められる場所(写真⑧)もあり主郭の端に近づいたところ崖のような急傾斜の斜面となっており、ショートカットで麓に降りるのは危険と感じる安全そうな空堀をと通り下城。
道の駅出発時、道の駅内の観光案内所で正院川尻城について少しでも情報ℹ️を得ようとしたのですが、あまり知られていなさそうだったのでそのまま出発💨戻ってきてから登城してきましたと報告した所、どんな所でしたかと問われ城跡碑の写真を見てもらったところ、口には出されなかったのですが酔狂な人がいるな〜みたいな反応でした😅でも個人的には本アプリ登録の能登半島最先端の城郭に辿り着き、丘陵地の地形を活かした大規模な正院川尻城に出会えて大満足でした‼️(城内を迷走したお陰でお城のスケール感を体感することが出来ましたがこれもいい思い出です💦)

2026年05月17日 tower428陸奥守
正院川尻城



Googleマップで案内された道は橋が工事中で川を渡ることができませんでした。迂回路から橋を渡りお城の入り口まで行ってみましたが前人の記述通り中に入るのは困難な状態でした。

橋の工事は令和8年7月31日までの写真
お城の登城口の全体の写真
中に入るには困難な道の写真

リア攻めは数年後までお預けです。

2025年12月01日 カッキー太政大臣
正院川尻城



自己責任で正院川尻城跡登り口よりリア登城を開始。背丈ほどある草むらのため、途中からルートを見失いましたが、水溜まりのある空堀を伝って移動。一段高い本丸には強引によじ登りました。先人の教訓通り、自己責任での登城となりました。

2025年04月30日 ギン播磨守
正院川尻城



震災震災で通れなかった道も通れる様になっているとのことで、この地区にお金を落とす目的も込で前進 しかし、先達の教え通りにリア攻めしようと思ったが、神社は震災のため倒壊&公費解体中

神社横の道は瓦礫を撤去したのか通れる様になっているが、神社を通り抜けた先は晴れ続きでも地面がぐちゃぐちゃで通りづらく、草木等の障害物が多かったのでリア攻めは諦め途中撤退(先に行けないことも無かったけど、靴が山用でなく、暗くなってくる時間だったので…)

今行くなら靴等の装備を整えるのはほぼ必須で、もし事故を起こしたら自己責任を取れる覚悟のある人なら行けるかもしれない(おすすめは絶対しない)もし、リア攻めするとしてもしばらく後(1〜2年以上?)の方がいいと思う

2023年10月07日 SHIN
正院川尻城

2023.10.6リア攻め。攻略難易度は少し高め。川尻稲荷に入ると社の右側に道があり、そこを登っていくと、道なりに空堀、第4郭、第3郭、第2郭と進むことができます。道は草が生い茂っていますが判別はでき、説明板もあるので迷うことは無いと思います。ただ第2郭で草丈が高くなり、主郭までの道を見つけることができませんでした。もう少し時間を掛ければ行けたとは思いますか、少し根性が足りませんでした。草が枯れ雪に覆われる前か、春先の草が低い時期ならば、攻略は難しくないと予想します。駐車場は少し離れていますが正院公民館を利用させてもらいました。

2018年04月30日 笑門来猫
正院川尻城

登り口を探して迷いましたが、海岸沿いに駐車場と案内板があります。そこから真っ直ぐ山に向かうと城跡に入れます。
一応、各所に案内板があるのですが、郭は畑になっているところが多く、ここ入っていいのかな?という感じで、少し申し訳ない気分に。


正院川尻城の周辺スポット情報

 説明板(碑・説明板)

 市指定史跡碑(碑・説明板)

 飯田城(周辺城郭)

 萩城(周辺城郭)

 カンド山武家屋敷(周辺城郭)

 御山武家屋敷(周辺城郭)

 小太郎城(周辺城郭)

 寺家物見砦(刀禰氏砦)(周辺城郭)

 平時忠館(周辺城郭)

 日野家屋敷(周辺城郭)

 馬緤城(馬緤砦・恒利氏城)(周辺城郭)

 黒丸城(周辺城郭)

 殿山(出丸)(周辺城郭)

 道の駅すずなり(御城印)

 駐車場(駐車場)

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