志苔館(しのりだて)

志苔館の基本情報

通称・別名

志濃里館

所在地

北海道函館市志海苔町、赤坂町

旧国名

蝦夷国

分類・構造

平山城

天守構造

なし

築城主

小林氏

築城年

室町時代

主な改修者

主な城主

小林氏

廃城年

長禄元年(1457)

遺構

曲輪、土塁、横堀(空堀)

指定文化財

国史跡(志苔館跡)

再建造物

石碑、説明板

周辺の城

五稜郭(北海道函館市)[6.4km]
四稜郭(北海道函館市)[7.9km]
弁天台場(北海道函館市)[9.8km]
戸井館(北海道函館市)[16.2km]
茂別館(北海道北斗市)[18.0km]
戸切地陣屋(北海道北斗市)[19.5km]
二股口台場山(北海道北斗市)[30.4km]
脇本館(北海道上磯郡)[39.7km]
砂原陣屋(北海道茅部郡)[41.6km]
館城(北海道檜山郡)[41.7km]

日本100名城・続日本100名城スタンプ情報

番号・名称

(続)101 志苔館

設置場所

志苔館あずまや[地図

志苔館の解説文



志苔館(しのりたて)は、北海道函館市に所在する中世城館跡(日本の城)。小林氏によって築かれたとされる道南十二館のひとつ。国の史跡に指定されている。

立地 

西には旧志苔川があり、東は溪沢に連なっており、南方は海に面した丘陵上に立地する。

城主 

出典は道南十二館の謎 p202-203、函館市史通説編第1巻 p335-336、p330-331より。

  • 初代 - 小林太郎左衛門尉良景 - 先祖は万里小路藤房に仕え、祖父の小林次郎重弘の時に蝦夷島(北海道)に渡った。
  • 二代 - 小林弥太郎良定
  • 三代 - 小林三郎右衛門良治

遺跡概要 

1983年から1985年にかけて函館市教育委員会によって発掘調査が行われた。

館跡は、自然地形を活かし、四方に土塁と薬研または箱薬研状の空堀が巡らされ、全体でほぼ長方形の形状を呈している。内部は東西約70-80メートル、南北約50-65メートルで、約4,100平方メートルの広さがあり、曲輪(くるわ)の内部では掘立柱建物跡や井戸が確認されている。土塁の高さは、北側で約4.0-4.5メートル、南側で約1.0-1.5メートルであり、土塁の外側にあたる北側と西側には幅約5-10メートルの空堀が設けられ、最も深い所で約3.5メートルの深さをもつ。

発掘調査では、15世紀前半ごろを主体とする青磁・白磁・珠洲焼・越前焼・古瀬戸などの陶磁器が出土している。これらの遺物の年代は『新羅之記録』に記された長禄元年のコシャマインの戦いにおける志苔館陥落の時期(1457年)と矛盾しない。

2017年(平成29年)4月6日、続日本100名城(101番)に選定された。

史跡指定 

1934年(昭和9年)8月9日、国の史跡に指定された。

腰曲輪、濠、溪沢全体に指定地が及ぶようにするため、1977年(昭和52年)4月27日に追加指定がなされている。

中国銭の大量出土 

1968年、志苔館の南西方向100メートル地点から、埋納されたと推定される越前焼、珠洲焼の大甕3個の中より計38万7,514枚におよぶ、主として中国の銅銭が出土している。これは日本国内で1か所から発見された古銭としては最大級の量である。「北海道志海苔中世遺構出土銭」として国の重要文化財(考古資料)に指定され、市立函館博物館に所蔵されている。

年表 

  • 1457年(長禄元年)のコシャマインの戦いにて陥落
  • 1934年(昭和9年)8月9日 - 国の史跡に指定
  • 1968年 - 中国銭が大量に出土する
  • 1977年(昭和52年)4月27日 - 国の史跡の範囲拡大
  • 1983年から1985年 - 函館市教育委員会によって発掘調査
  • 2017年(平成29年)4月6日 - 続日本100名城(101番)に選定された

支館  

2館あり、砦か狼煙場として、函館西部地区の箱館(宇須岸館)を向いていたと推定されている。[1]

  • 与倉前館 - 根崎町の根崎保育園付近にあった。塁跡遺構があったとされる。
  • 弥右衛門川館 - 高松町。痕跡はない。東西16m、南北15m。

== 所在地 ==

  • 函館市志海苔町・赤坂町

交通手段 

  • 函館バス下海岸線(91・91A・91C系統)[2]「志海苔」停留所下車。(徒歩約5分)
「湯倉神社前」停留所までは、函館市電湯の川線(湯の川停留場乗継)も利用可能。

参考文献 

  • 道南十二館の謎 木村裕俊 北海道出版企画センター 2017年

志苔館の口コミ情報

2022年08月11日 しーくわさぁー
志苔館



駐車場が見当たらず、思わず車で砂利道を登ってしまった。帰りが大変だから気をつけた方が良いです。

2022年06月20日 寺尾琉球守如酔
志苔館



函館市電の終点「湯の川」から徒歩30分余り、距離にして2㎞強ですが途中に峠(小高いアップダウン)もあって歩きごたえがあります。入り口は、看板を小川沿いに左折後、二又を右手の急坂に登ったところ。

志苔館は遠くに函館山を望める小高い丘にあります。南北朝時代、南朝方の落武者が津軽より移り住んだという彼の地は再起を期すにふさわしい場所。歴史ロマンを彷彿させてくれます。

2022年05月09日 伊豆守十郎
志苔館



長方形で土塁に囲まれたシンプルな館跡。かなり早い段階で北海道に日本人が進出していたことが分かりとても良かった。

2021年09月29日 天河水宮内卿
志苔館

アクセスの良さは続100名城の中でもかなり良いに入ると思います。史跡の手入れの良さも続100名城スタンプの置いてある東屋の綺麗さから見ても良好。管理しておられる方々に感謝です。コロナ禍であってもスタンプ押印可能なのは有り難かったです。

2021年08月15日 特にありません
志苔館



きちんと遺構が手入れされており、保存状態も良い感じ。車で行くなら志苔台ふれあいひがし広場の駐車場に設定。志苔館にナビ設定して向かうとい、行けるけどバンパーを擦るよ!

2020年08月01日 ばんきえ
志苔館



函館駅からは約9km、道中はほぼフラットで海岸を横目にジョギングがてら。志苔館から空港までは約2km、滑走路下の道路を抜けて。

訪問時は草が伸び切っていて、館の仕切りがよく見えなかった。函館山がキレイに見えました。

2019年11月04日 さっきー
志苔館

道が悪く車の底を擦る可能性と、私有地に繋がる道の為、前に駐車不可。
徒歩の場合函館空港から、大体10〜25分くらい。滑走路下の道路を抜けて、左に曲がる。5分ほど歩いて、右の幅車1台分の道を下って5分ほどで左手に在ります。

車の場合大体10分ぐらい。志海苔ふれあいひがし広場に止め(手前と奥で大体40台駐車可)広場入口正面の道を下れば、5分ほどで到着。

スタンプは、あずまや内ボックス内で、24時間可

2019年08月09日 沼田乃豆腐屋
志苔館

志苔館を巡ったあと函館駅に戻るとき、バス停の時間が合わなければ、徒歩で約1.6km(約30分)の函館空港へ行き、シャトルバスで函館駅に向かうという方法があります。函館駅まで450円ですが、中には現金のみで電子マネー(ICカード)使用不可の場合がありますのでご注意を。

2019年04月29日 さすらい
志苔館

函館バスの志海苔というバス亭から徒歩5分。
1日乗車券では圏外のため注意。1日乗車券は根崎保育園前までです。
根崎保育園前からは徒歩20-30分かかります。

2019年04月29日 さすらい
史跡志苔館跡の保存について[志苔館  碑・説明板]



志苔館の歴史については奥の説明板にかいてあります。

2019年01月18日 マリア推しの征夷大将軍クララ姫
志苔館

【犬連れ宿泊情報】
志苔館管内、湯の川温泉『雨宮館』さん。施設は比較的古いですが、少し温め・硫黄臭抜群の温泉宿です(日帰り入浴客多数あり)。五稜郭や空港にも近く、犬連れでの函館観光の拠点に便利です。ご近所にはジンギスカンやお寿司屋さんもあり、素泊まりでも十分楽しめます。

2018年11月06日 藤陸奥守重真
志苔館

続100名城スタンプは東屋の中に有りました。おそらく24時間押印可能だと思われます。海辺の高台にあるので景色は良いです。

2018年09月08日 北海琉球守如水
志苔館

函館市内から国道278号線から志苔館の看板を頼りに左折して細い道を行くと右手に館跡があります。駐車場はありませんが、100mほど進むと空港の中央広場があり、20台くらいの駐車場があります。スタンプは入口入ってすぐの東屋にあり、おそらくいつでも押せると思います。

2018年08月01日 JAGE相模守回=回
志苔館

案内板「史跡 志苔館跡の保存について」の
注意書きに、「土塁等に登らないこと」
とありますので、写真撮影等の際には
注意された方が良いと思います。

2016年11月06日 イオニア右衛門督
志苔館

函館バスの1日乗車券使って行きましたがバス停「志海口」まではカバーしてなかった。バスは函館駅からバス停6番乗場で一時間に1〜2本。

2015年08月19日 ペロリ安房守
志苔館

函館空港から徒歩で行きました。
空港下を縦断する道をくぐり、15~20分程度です。
8月でしたが、草が伸びて遺構の跡が確認しずらくなっていました。
他の城をあわせて攻めるのなら、レンタカーを借りるのも手だと思います。
しかし駐車場らしきものはありませんでしたので注意下さい。

2014年08月02日 June02
志苔館

今年も訪れて、やっぱり、実感しました。癒される館跡だと…。
函館空港と海岸線の400m程の間の住宅地に隠れた小高い丘の上にあります。
 発掘調査されてるとは言え、土塁・空堀は、この時期だけの緑の映えた美しさがあり、特に、曲輪外から見る海側の丘陵斜面を活かした土塁は、高さを感じ気に入ってます。また、館跡曲輪内からは、土塁が住宅を消し去り、津軽海峡、函館山との風景が時間を忘れさせてくれます。そして、風に乗って聞こえるジェット機音が、今を気付かせてくれます。
 アップした写真は、ジェット機音が聞こえ慌てて撮影したものです。
 函館駅前6番乗り場から函館バス『恵山御崎』行き約30分(¥370)『志海苔』下車、徒歩3分。バスは、1〜2時間に1本程度です。(無有)


志苔館の周辺スポット情報

 (遺構・復元物)

 壕 東側(遺構・復元物)

 郭内遺構群(遺構・復元物)

 志苔館・コシャマインの戦慰霊碑(碑・説明板)

 史跡志苔館跡(碑・説明板)

 史跡志苔館跡の保存について(碑・説明板)

 志苔館あずまや(スタンプ)

 トイレ(トイレ)

 公園の駐車場(駐車場)

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