山中氏館(やまなかしやかた)
山中氏館の基本情報
通称・別名
- 山中左衛門館、山中氏屋敷
所在地
- 山梨県南都留郡山中湖村山中字御所
旧国名
- 甲斐国
分類・構造
- 平城
天守構造
- -
築城主
- 山中氏?
築城年
- 室町時代
主な改修者
- -
主な城主
- 山中氏
廃城年
- -
遺構
- 曲輪、土塁
指定文化財
- -
再建造物
- -
周辺の城
-
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山中氏館の解説文
山中氏館の口コミ情報
2015年07月15日 みのみの大膳大夫@五里霧中
山中氏館
国道138号線沿いの山中湖近くにある富士浅間神社と諏訪神社辺りが縄張と思われる。
しかし、この地に館跡があった…と言う案内板や石碑はなく、見落としやすい。遺構としての土塁も分かりにくいかもしれない。
国道138号線上に掛かる朱色の橋が目印で、そこから山中湖方面に50mほどが縄張と見られる。
『甲斐国志』によれば「湖水ノ西ニアリ。広サ四段余。四方石垣ニシテ、其外ハ堀ヲ深クシ、南面ヲ表門卜云。中略。築地ハ其ママ存セリ」とある。現在は国道138号線西側で市街化し、往時の姿をとどめない。
山中氏は『妙法寺記』に「大永七(1527)年立正寺ノ旦方山中太良左衛門」とみえ、更に同記の明応三(1494)年の条に「三月二十六日ノ合戦ニハ武田彦八郎殿負ケ玉フ。中略。山中打死ナリ」と記されている。
山中氏は甲駿国境の富士北麓を基盤とした土豪であった。天正十年以後は一族が山梨市下神内川に四百三十七石を領している。
情報提供:山梨県教育委員会