小森城(こもりじょう)
小森城の基本情報
通称・別名
- -
所在地
- 千葉県白井市平塚字三夜台
旧国名
- 下総国
分類・構造
- 平山城
天守構造
- -
築城主
- 不明
築城年
- 不明
主な改修者
- -
主な城主
- 原氏?
廃城年
- -
遺構
- 曲輪、腰曲輪、土塁、横堀(空堀)、土橋
指定文化財
- -
再建造物
- -
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小森城の解説文
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【遺構】
白井第二工業団地の北東、標高約22mの台地突端に位置する。
北西端にある主郭は約40mx60mの大きさで、高さ約2mの土塁に囲まれており、北東隅には櫓台を残す。北側は急斜面となっている。
主郭の東側には土塁と横堀を備えた二ノ郭があるが、その南西側は工業団地が造成されているため旧状を留めない。
【歴史】
築城年、築城主ともに不明だが、小森城のあった地はかつて平塚郷と呼ばれ、鎌倉時代には金沢氏が、室町時代前期は円覚寺が同地を治めていたという。
その後、戦国時代になると千葉氏の家臣で、臼井城(佐倉市)に拠る原氏の支配下にあったと推測されている。
城郭に関する文献がほとんど残されていないことから、その歴史ついては不明な点が多いが、かつては手賀沼が間近に迫っていたことや、縄張りが比較的小規模かつ簡素であることから、手賀沼の水運を管理、監視する目的で使用された拠点であったとも考えられる。
【交通】
・北総鉄道北総線白井駅から車で約15分
【参考文献】
・『日本城郭大系 第6巻』新人物往来社、1980年。
・『広報しろい No.697』白井市教育委員会生涯学習課文化班、2012年。
・『週刊日本の城』デアゴスティーニ・ジャパン、2013年。