小森城(こもりじょう)
小森城の基本情報
通称・別名
- -
所在地
- 千葉県白井市平塚字三夜台
旧国名
- 下総国
分類・構造
- 平山城
天守構造
- -
築城主
- 不明
築城年
- 不明
主な改修者
- -
主な城主
- 原氏?
廃城年
- -
遺構
- 曲輪、腰曲輪、土塁、横堀(空堀)、土橋
指定文化財
- -
再建造物
- -
周辺の城
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小森城の解説文
小森城の口コミ情報
2023年08月30日 兵部少輔のむげん
小森城
城跡南側に2.3台の駐車スペース有り。目の前に階段状の登城口があり登ると、資材置場の様な場所。8月と言う事もあり、雑草や薮、蜘蛛の巣多数につき、奥への侵入は断念しました。それでも土塁らしき遺構はなんとなく分かりました。
2022年02月07日 マグロ常陸介祐平
小森城
写真の階段を登ると廃品が散乱しており高床式の倉庫が廃墟となっています。倉庫の裏手には空堀と土塁が確認出来ますが薮が激しく写真では分かりずらいと思います。先人様は先に進まれたようですが、ここで断念しました。残念!
2022年01月11日 ぬっぴー安房守
小森城
階段みたいなところ、落ち葉のせいでけっこう滑るので気をつけてください!
2021年09月21日 昌幸近江守更に吉
小森城
白井第2工業団地内、田んぼを見下ろす台地に築かれています。当時は手賀沼がもっと大きかったようですから、水面が直下に迫っていたのではないでしょうか。
造成により現在は主郭と、外郭の一部が残っています。
googleの検索では、マルエスメタルさんを入力すると良いと思います。
道の突き当たりが城跡入口です。
駐車場とは名を打ってないですが、広くなっており3台ぐらいは駐車できそうです。
階段を登ると、地権者のものと思われる高床式倉庫が出現。そこが外郭です。
倉庫を左に進むと、方形の土塁に囲まれた主郭の虎口があります。
田んぼに面した一段高くなっている土塁は、櫓台のようなものが建てられていたと思います。
櫓台跡には「城山稲荷大明神」が祀られています。
残念ながらかなりの廃れ具合で、朱塗の鳥居と祠は倒壊しています。
祠は昭和40年代に再建されたもので、刻まれた内容によると、「旧城山豪族畑左エ門」の氏神で、享和3年(1803)から続くもののようです。
【写真の説明】
①登城口
②櫓台跡にある石祠
③残念な状態の石祠
④刻文
遺構
白井第二工業団地の北東、標高約22mの台地突端に位置する。北西端にある主郭は約40mx60mの大きさで、高さ約2mの土塁に囲まれており、北東隅には櫓台を残す。北側は急斜面となっている。
主郭の東側には土塁と横堀を備えた二ノ郭があるが、その南西側は工業団地が造成されているため旧状を留めない。
歴史
築城年、築城主ともに不明だが、小森城のあった地はかつて平塚郷と呼ばれ、鎌倉時代には金沢氏が、室町時代前期は円覚寺が同地を治めていたという。その後、戦国時代になると千葉氏の家臣で、臼井城(佐倉市)に拠る原氏の支配下にあったと推測されている。
城郭に関する文献がほとんど残されていないことから、その歴史ついては不明な点が多いが、かつては手賀沼が間近に迫っていたことや、縄張りが比較的小規模かつ簡素であることから、手賀沼の水運を管理、監視する目的で使用された拠点であったとも考えられる。
交通
・北総鉄道北総線白井駅から車で約15分参考文献
・『日本城郭大系 第6巻』新人物往来社、1980年。・『広報しろい No.697』白井市教育委員会生涯学習課文化班、2012年。
・『週刊日本の城』デアゴスティーニ・ジャパン、2013年。