大賀郷陣屋(おおかごうじんや)
大賀郷陣屋の基本情報
通称・別名
- 八丈島役所
所在地
- 東京都八丈町大賀郷大里
旧国名
- 伊豆国
分類・構造
- 陣屋
天守構造
- なし
築城主
- 中村又次郎
築城年
- 享禄元年(1528)
主な改修者
- -
主な城主
- 中村氏(北条氏家臣)、徳川幕府
廃城年
- 明治41年(1908)
遺構
- 石垣
指定文化財
- -
再建造物
- 説明板(陣屋跡)
周辺の城
-
為朝館(東京都大島町)[188.3km]
下田城(静岡県下田市)[191.2km]
館山城(千葉県館山市)[209.7km]
稲村城(千葉県館山市)[211.7km]
安良里城(静岡県賀茂郡)[214.2km]
鎌田城(静岡県伊東市)[215.0km]
岡本城(千葉県南房総市)[217.3km]
狩野城(静岡県伊豆市)[219.4km]
丸山城(静岡県伊豆市)[220.7km]
勝山城(千葉県安房郡)[223.7km]
大賀郷陣屋の解説文
大賀郷陣屋の口コミ情報
2024年05月23日 後志守あったらもんだ
大賀郷陣屋
八丈島一周道路脇の空き地に、教育委員会設置の看板はあるが陣屋なので縄張り図もなく、遺構らしきものは見当たらない。
2023年10月02日 tower428太閤
大賀郷陣屋
丸石垣が続く道路はぜひ、車ではなく歩いて散策してください。六方積みの見事な石垣です。羽田空港からは日帰りで行けます。何度でも行きたい所です。宇喜多秀家と豪姫の像も忘れずに訪れてください。
2023年09月15日 ぶらなおき
大賀郷陣屋
この入り口からふるさと村まで歩いて行くと玉石垣の通りが続きます。陣屋のあった頃のままで島内でもここまで残ってる所はないそうです。
2023年01月09日 陸奥守仙臺むすび丸JUN
大賀郷陣屋
2023年城初めが大賀郷陣屋でした。しかも日帰り弾丸でのリア攻めでした。そこで今回の日帰り弾丸旅について記します。ANAのスーパーバリューセールで往復分を購入したので、元手は格安でした。
羽田空港から八丈島空港には朝、昼、夕方の1日3便が運行されており、自分は当日朝に仙台から東北新幹線を使って移動し、羽田空港から昼の便に乗り、飛行時間は約1時間。島内滞在は約4時間でした。最終便で島を離れ、その日のうちに仙台まで戻れました(約15時間の日帰り弾丸旅🚄✈🏯✈🚄)
八丈島空港と大賀郷陣屋跡の距離は約3㎞ですが、島内はアップダウンがかなりあるので、健脚の方以外は徒歩や普通の自転車はオススメできません。空港と島内を走る循環バスもあるものの、日曜運休なので要注意! そのため、地元の自動車工場店にお願いし、島内の移動は電動自転車🚲を借りました。3時間で1500円、ピックアップは片道500円です(ちなみに日曜は休みですが、訪れた日はたまたま島内のイベントがあったので運よく借りることができました)。スクーター🛵やバイクも借りられるようです。
自分は大里の玉石垣、大賀郷陣屋跡、為朝神社を周り、移動途中で八丈富士🗻がきれいに見られるスポットを探しての写真撮影で、約2時間でした。下調べが甘く、宇喜多秀家居宅跡と宇喜多秀家の墓、海岸の秀家・豪姫像に行きそびれました💦 そのため改めて再訪決定です😭 次は2泊くらいで島内一周と八丈富士登山🗻🚶もかなぁ?
下調べをうまくしていれば、羽田空港を朝に出発して夕方の便での日帰りは余裕だと思います。なお、レンタカーは全国展開のチェーン店はないようですので、ご注意を。
大賀郷陣屋跡と宇喜多秀家関連のみの最小限のリア攻めを考えている方の参考になれば幸いです。
2023年01月09日 陸奥守仙臺むすび丸JUN
為朝神社[大賀郷陣屋 その他]
陣屋から約1㎞離れています。道路沿いにあるとても小さなお社です。ここは車で走っていると見落としてしまいます。振り返ると源為朝が自害したと伝えられる八丈小島が浮かんでいます。
この神社は、明治時代に個人で八丈小島にある為朝神社から分社したものだそうです。詳細は説明板の写真を拡大してお読みください。
2023年01月02日 餃子島嶼守春巻
大賀郷陣屋
道幅の狭い都道215線沿いにある陣屋跡。馬路から横間方面に向かうと左側に電話ボックスがあるので左折して50m程登ると右側にふるさと村の無料駐車場が在るので、ゆっくり散策してください。
2022年12月29日 鎌谷大膳大夫まつどん
大賀郷陣屋
道路沿いに看板があるのみで少々寂しい。重みは感じるけど…
2022年11月06日 ぱぱ〜ん伊豆守
大賀郷陣屋
立看板と丸石垣で、何となく雰囲気を感じる場所でした。
2021年01月03日 天河水式部卿
大賀郷陣屋
八丈島空港から徒歩でリア攻め。道路沿いに陣屋の看板がありますが、徒歩でないと見落とす可能性あり。看板の他は遺構らしき物もないため周辺の玉石垣と宇喜多秀家関連の歴史スポットを見るのが主になります。
歩きに自信がないのであれば空港でレンタサイクルを借りるのが良いでしょう。バスは都合の良い時間には来ません(日に数本通学にあわせて運行)。
2019年01月07日 芋沢みやぎ雅楽頭
大賀郷陣屋
[八丈島歴史民俗資料館]
東京都八丈支庁内にあります、全然違う場所にある旧館(閉館済)と間違えないよう注意。入館100円、無料駐車場あり。島の歴史が分かりやすく紹介されており、陣屋や玉石垣についても勉強できます。ここに行ってから島内散策すると理解が深まるのでオススメ。係員に声を掛けると入り口横のテレビで10分程度の八丈島紹介ビデオを流してくれます。
2019年01月07日 芋沢みやぎ雅楽頭
大賀郷陣屋
[石について]
玉石は横間海岸から運ばれたとされる。たしかに漬物石のような玉石がゴロゴロしている海岸だが…通常、玉石は河岸によく見られる物なのに不思議と付近に大きな川は見当たらない。
石質は溶岩石である玄武岩や安山岩な事から勝手に推察するに、海中噴出した枕状溶岩が波に磨かれ地表に現れた非常~に珍しい海岸ではなかろうか?他にもパホイホイ溶岩の硬化した南原千畳敷、スコリアの黒砂砂丘など多様な溶岩が見られます、地質学に興味ある方は是非そちらもどうぞ。
[駐車場]
陣屋跡辺りのふるさと村に無料駐車場あり。他に旧歴史民俗資料館(六脚高倉がある所)にも無料駐車場あり、ここから馬路という小道で玉石垣の墓地と八丈島甘藷由来碑を通り抜けて陣屋跡まで徒歩散策するのがオススメルートです。
2019年01月06日 芋沢みやぎ雅楽頭
大賀郷陣屋
[玉石垣]
大賀郷陣屋の近辺に多く見られる玉石を使った石垣。同等の大きさの石が整然と積まれていて、1つの石が必ず6つの石と接しており、玉石ながら亀甲積みの様な特徴も持つ。また敷地のカドは崩れ辛い様に角石で算木積みになっていたり、面を増やしたり曲線にしたりと各所に工夫が見られるので違いを探すのも楽しい。場所により作られた年代にかなりバラツキがあり現代でも作られる事があります。
平地が少ない島内で平地を確保するべく、高低差がある場所で主に擁壁として使用されています。
流罪人が浜から石一つをおにぎり一個で運んだという記録があるそうです。
2018年06月18日 カンスケ伯爵
大賀郷陣屋
念願の大賀郷陣屋を満喫しました。諸先輩方の情報通り朝イチの飛行機に乗ると8:30位には八丈島に到着。レンタカー手配し南原千畳敷(八丈富士溶岩)対岸の八丈小島~秀家公と豪姫の碑~大里の玉石垣(大賀郷陣屋)~秀家公墓地~秀家公住居跡等熱心に見て回っても3時間程でOKです。この辺りは大賀郷地区ですので見所は固まっています。宿泊等で時間に余裕があれば各温泉施設を回るのも良いでしょう。
秀家公住居跡は民家の敷地に入りますのでマナー良くすれば住民の皆様は好意的に対応していただけます。また岡山城の石も住居跡にあります。
八丈島を訪れる方はダイビングや釣り目的の方が多く私は玉石垣見たさにやって来たと言うとかなり驚かれました。あとは地元住民と色々話すと何気に貴重な情報が得られ新たな発見があるかも知れません。南国的情緒を兼ね備えた八丈島は大変魅力的ですよ。
2018年05月21日 Nero武蔵守
大賀郷陣屋
見事な丸石垣で囲まれています。入口らしきは、大通り(大里バス停)側と裏手のふるさと村の前のみ。中は完全な荒地です。ふるさと村は、火事があったとのことで立ち入り禁止でした。駐車場は使えます。
2017年07月20日 カーネル
大賀郷陣屋
八丈島空港から直線で2.1km
空港を出ると、みんなが迎えの車やバスに乗り込むなか、一人寂しく歩きます
飛行場脇の道を西へ。500mほどで左折して滑走路下をくぐり南下し、県道215を渡り生活道路を南下し続けます
道は広く交通量も少ないので、のんびり歩けます
目の前には三原山で振り返ると八丈富士で景観もよいです
城の北側にある優婆夷宝明神社にお参りして県道に出ると、玉石垣があり大里バス停の向かいには石垣の案内板もあります
バス停の少し北から東へ路地に入る。これだけ同じ大きさの石を揃えるのは大変だったろうと思いました
県道から5分ほどで城跡のふるさと村で、空港からここまで45分
時間が余ってるので、東の歴史民族資料館に寄ってから空港に戻りました。他にもいろいろブラブラしてたら、3時間ほど歩いてました
離島ならではの、のどかさを満喫できて楽しかったです
2016年01月03日 コロ助
大賀郷陣屋
電動自転車で回りました。
底土港から宇喜多秀家公のお墓まで電動自転車で15分。
苔むした五輪塔で周囲が低い玉石垣で囲われています。
お墓から秀家公と豪姫の像まで15分。
目の前は海、八丈富士も良く見えるロケーションで近くに景勝・南原千畳岩もあります。
底土港から陣屋跡まで20分。
大里バス停真ん前です。遺構は玉石垣のみですが、この辺りは普通のお宅も玉石垣があってとても素敵。近くのふるさと村に駐車場があるので、のんびり徒歩散策がオススメ。ふるさと村のおばさまが囲炉裏で沸かしたお湯でお茶をいれて下さいました。
陣屋跡から30分でふれあいの湯(¥300)。内湯と露天があります。
ふれあいの湯を出て直ぐ豪雨になり、びしょ濡れで自転車をこいでいたらワゴン車のおじさまが拾って下さいました。島の方達は皆さん本当に親切。
フェリーは天候によって出航時間や到着する港が変更される事があります。
実際、八丈島出航が20分早まり、途中で立ち寄った三宅島の到着港が変更になりましたが、島の方達が色々面倒を見て下さり何も問題なく過ごせました。心の底から感謝です。
2015年09月14日
大賀郷陣屋
八丈島空港から徒歩で周りましたが、島の自然が素晴らしく全く苦になりませんでした。空港から陣屋跡までは歩いて30分程です。
陣屋を築いたとされる奥山氏は扇谷上杉氏・三浦氏の代官として八丈島を管轄していましたが、やがて後北条氏が台頭してくると八丈島もその支配下に入り奥山氏は衰退。伊勢宗瑞の晩年には後北条氏の八丈島支配が確定したようです。その後は後北条氏の代官が1〜3年の任期で下田から渡海し、島を治めていました。
(八丈実記・北条五代記を参照)
玉石垣が美しい陣屋跡の周辺には、源為朝を祀った為朝神社、三浦氏や後北条氏が争った際の城跡と考えられている城山があります。残念ながら城山への登り口は見当たりませんでした。
尚、関ケ原の敗戦後に八丈島に配流された宇喜多秀家の墓は大賀郷1358-1付近。宇喜多秀家と豪姫の像は島の西側海岸、南原千畳敷にあります。
2014年06月28日 【隠者】史学会帰新参
大賀郷陣屋
八丈島行きのフェリーの橘丸の情報
二等は椅子席はなく全てカーペットの和室。各席は顔の部分は衝立がある。コンセントは各席にないが壁に1、2個ある。枕はあるが毛布はレンタル。
特二等は二段ベッドでカーテンで仕切れる。各席にコンセントがある。
一等はマット、毛布、枕がある。各席にコンセントがある。二等を少しデラックスにした感じ。
特一等は 四人部屋の和室と洋室でトイレシャワー付。四人未満での使用ならルームチャージ代が必要。
特等は二人部屋でトイレシャワー冷蔵庫付。コンセントも枕元と壁にある。窓も一番大きかった。
全室禁煙なので船内に喫煙室がある。風呂はないが有料でシャワーがある。レストランもある。
船内の自動販売機はビールが240円、サワーが150円、飲料も増税前の値段で販売でぼったくりなし。
橘丸の試乗会からの情報。
2013年01月03日 楓橋太政大臣夜泊
大賀郷陣屋
本日行ってみました。
島の地図にも載っていなかったので、ふるさと村周辺を歩き回ってみたところ、バス停近くに看板がありました。
2012年07月02日 おしげ
大賀郷陣屋
島の東側、大里地区にあります。
丸い石の玉石垣が特徴です。
付近の民家も玉石垣に囲まれています。
近くの『ふるさと村』に駐車場があります。
一説によると、昔流人が石1個をおにぎり1個で運んだのだとか。
そう聞くと、玉石垣がおにぎりに見えてきます(笑)
八丈島は関ヶ原の戦いで西軍に属した宇喜多秀家が流されたことで知られるが、室町時代末期から明治時代まで、この陣屋が島の政治・文化の中心であった。
流人が近くの浜から運んだとされる、陣屋跡の玉石垣は必見である。