平柳蔵人館(ひらやなぎくらんどやかた)

平柳蔵人館の基本情報

通称・別名

平柳蔵人居館

所在地

埼玉県川口市元郷4-12

旧国名

武蔵国

分類・構造

平城

天守構造

なし

築城主

平柳蔵人

築城年

戦国時代

主な改修者

主な城主

平柳氏

廃城年

遺構

消滅

指定文化財

市史跡(平柳蔵人居館跡)

再建造物

石碑、説明板

周辺の城

稲付城(東京都北区)[2.7km]
豊島氏館(東京都北区)[3.4km]
宮城氏館(東京都足立区)[4.4km]
志村城(東京都板橋区)[4.9km]
滝野川城(東京都北区)[5.0km]
平塚城(東京都北区)[5.7km]
中曽根城(東京都足立区)[5.7km]
蕨城(埼玉県蕨市)[5.8km]
赤山城(埼玉県川口市)[6.2km]
板橋城(東京都板橋区)[6.3km]

平柳蔵人館の口コミ情報

2021年09月06日 マグロ常陸介祐平
平柳蔵人館



住宅地の中に石碑と案内板が有ります。近くに城主平柳蔵人の菩提寺の正覚寺があります。

2021年07月11日 国府左京大夫城介
錫杖寺[平柳蔵人館  寺社・史跡]



宇都宮城の城門が移築された将軍家所縁の寺

【歴史】
真言宗智山派・総本山智積院の末寺で、宝珠山地蔵院錫杖寺。
天平12年(740)、行基上人が光明皇后の病気平癒祈願のために、この地を訪れ、草庵が結ばれたことが始まりと伝わる。寛正元年(1460)に、法印宥鎭が堂宇を建立し、太田道灌が本堂を信施している。
江戸時代になると、徳川秀忠公の日光社参の途中に、錫杖寺を休憩所として定め、家光公は昼食をとり、家綱公は自身の病気平癒祈願を、吉宗公は鷹狩の際に立ち寄るなど、将軍家と所縁の深い寺となった。しかし、嘉永5年(1852)の川口町の大火によって、七堂伽藍は焼け落ちたが、家定公によって、品川御殿山の館を移し、再興している。

【遺構】
川口市元町に所在し、日光御成道(現国道122号(通称・岩槻街道))の側にある。
本堂は昭和50年(1975)に再建されたもの。
御成門は、明治41年(1908)に宇都宮城から移築したもので、戊辰戦争(宇都宮城の戦い)時の傷跡が残っている。
幕末の大奥を取り仕切った御年寄・瀧山の墓所がある。

【感想】
宇都宮城は戊辰戦争時に多くが焼失しており、錫杖寺の御成門は現存する数少ない遺構の一つです。戊辰戦争時の傷跡が残っているということもあり、これは是非見に行かなければと思い、訪れました。もっとがっつりと傷跡が残っているかと思いきや、一見しただけだと全く分かりません。しかし、よくよく見ると柱に刀傷跡や、銃弾跡(?)らしきものも残っています。
さて、この門が実際に宇都宮城の何処にあった門なのかは不明です。他の城郭でもよくある民間に払い下げされた際に、何処の門であったのか不明になってしまったのでしょう。その辺りが残念ですが、数少ない宇都宮城の遺構なので見る価値はあると思います。

【アクセス】
JR川口駅から徒歩13分。
埼玉高速鉄道・川口元郷駅から徒歩7分。
駐車場あり。

【写真】
1:錫杖寺正面
2:御成門(宇都宮城からの移築門)
3:刀傷跡
4:銃弾跡かな
5:本堂

2015年09月01日 野呂利左衛門督休三
平柳蔵人館

【正覚寺】
平柳蔵人が開基の寺。天文十五(1546)年に一族の菩提寺として創建したとのこと。本堂前には400回忌記念の顕彰碑が建てられています。川口七福神の布袋尊。南平公民館元郷分館南に400メートル。

【実相寺】
南北朝時代創建の歴史があります。この寺の過去帳に平柳蔵人親子が記されているそうです。
ここと近所の光音寺には中世の供養塔の板碑もあります。正覚寺東約1キロ


2015年09月01日 野呂利左衛門督休三
平柳蔵人館

【平柳蔵人】
平柳蔵人は太田資正の家臣で、第二次国府台合戦で討死しています。参戦した一族も全滅しています。
そのほかの業績としては元郷氷川神社を勘請したこと、正覚寺を開基したことです。

【平柳遺跡】
館跡のある南平公民館元郷分館のすぐ東に元郷学校給食センターがあります。これを建てるために2012年8月いっぱいまで発掘調査が行われ、溝や室町・江戸時代の遺物などが出土・検出しています。

【元郷氷川神社】
南平公民館元郷分館北400メートルノのところにあります。平柳蔵人が霊夢により勘請。元は荒川岸にありましたが度重なる洪水に遭い、江戸時代に現在地に移されました。

平柳蔵人館の周辺スポット情報

 日光御成街道・石碑(碑・説明板)

 日光御成道・一里塚(碑・説明板)

 正覚寺(寺社・史跡)

 実相寺(寺社・史跡)

 元郷氷川神社(寺社・史跡)

 錫杖寺(寺社・史跡)

 川口市立文化財センター(関連施設)

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