具志川城(ぐしかわじょう)

具志川城の基本情報

通称・別名

具志川グスク

所在地

沖縄県島尻郡久米島町具志川村字仲村渠クメシ原

旧国名

琉球国

分類・構造

山城

天守構造

なし

築城主

真達勃按司(まだぶつあじ)

築城年

応永27年(1420)頃

主な改修者

主な城主

真達勃期按司、真金声按司、真仁古樽按司

廃城年

遺構

石垣、曲輪

指定文化財

国史跡(具志川城跡)

再建造物

石碑、説明板

周辺の城

宇江城(沖縄県島尻郡)[2.1km]
伊敷索城(沖縄県島尻郡)[4.7km]
三重城(沖縄県那覇市)[93.1km]
天久城(沖縄県那覇市)[94.5km]
豊見城城(沖縄県豊見城市)[95.6km]

具志川城の解説文

具志川城(ぐしかわじょう)は、沖縄県久米島にかつて存在した城(グスク)。現在は具志川城跡(ぐしかわじょうせき)となっている。所在地は久米島町仲村渠432および477-1。久米島北西の仲村渠集落の北方、東シナ海へ飛び出した丘の上にあり、三方が崖となっている。1975年に国の史跡に指定された。1999年度から2007年度にかけて、史跡具志川城保存修理事業に伴い、遺構確認の発掘調査が行われた。

構造
城の周囲は東西および北方が断崖で、北・西方向は東シナ海に突出し、南方向は島内へつながっている。城の内部は1m以下の石積みにより、Ⅰ~Ⅳの4つの曲輪に区分されている。北端部のⅠの曲輪は城内で最も高く、望楼の役目を果たしていたと考えられる。西南に続くⅡの曲輪には南に面した基壇が造られており、砂岩の礎石も確認されていることから、主殿の建物とその前庭があったと見られる。さらに西南のⅢの曲輪は内陸と門でつながり、Ⅲの西北にあるⅣの曲輪には建物の礎石跡が確認されている。

歴史
築城年代は不明だが、14~15世紀頃の陶磁器が出土していることから、15世紀初めには城の原型ができあがっていたと考えられる。『琉球国由来記』(1713年上覧)および『久米島具志川間切旧記』(1743年編纂)には、もともと周辺集落の御嶽だった場所に、真達勃(まだふつ)按司によって築城されたと記されている。

その後真達勃按司の子・真金声(まかねごえ)按司の代に、同じ久米島内の伊敷索(いしきなは、ちなは)按司の次男・真二古樽(まにくだる)按司に攻め滅ぼされ、真二古樽按司が城主となった。真金声按司は沖縄本島南部へ敗走し、そこに城を築いて同じく「具志川城」と名付けたと伝えられる(具志川城 (糸満市))。

久米島の具志川城はその後、16世紀初頭に尚真王が派遣した軍によって滅ぼされたとされている。

参考文献
亀井明徳・前川要・榊原滋高・新島奈津子・関根章義・高島裕之・田中克子・中島徹也、2005、「第II章 具志川城跡の位置と環境」、『具志川城跡発掘調査報告書Ⅰ ~史跡具志川城跡保存修理事業に伴う発掘調査報告書~』、久米島町教育委員会
江川真澄・柴田圭子・髙島裕之・中島徹也・新島奈津子・村上恭通、2014、「第2章 城跡の位置と環境」、『具志川城跡発掘調査報告書Ⅲ ~史跡具志川城跡保存修理事業に伴う発掘調査報告書~』、久米島町教育委員会
座間味栄議、2012、「久米島のグスク - 具志川グスク」、『三山とグスク ~グスクの興亡と三山時代~』、むぎ社
“具志川城跡”. 久米島町役場. 2015年5月30日閲覧
亀井明徳・前川要・榊原滋高・新島奈津子・関根章義・高島裕之・田中克子・中島徹也、2005、「報告書抄録」、『具志川城跡発掘調査報告書Ⅰ ~史跡具志川城跡保存修理事業に伴う発掘調査報告書~』、久米島町教育委員会
岸田徹・佐藤正巳・酒井英男・中島徹也・森田義史・盛本勲・山口欧志・米原実秀、2008、「報告書抄録」、『具志川城跡発掘調査報告書Ⅱ ~史跡具志川城跡保存修理事業に伴う発掘調査報告書~』、久米島町教育委員会
江川真澄・柴田圭子・髙島裕之・中島徹也・新島奈津子・村上恭通、2014、「報告書抄録」、『具志川城跡発掘調査報告書Ⅲ ~史跡具志川城跡保存修理事業に伴う発掘調査報告~』、久米島町教育委員会
むぎ社編集部(編)、当真嗣一(監修)、1996、「具志川城跡」、『沖縄のグスクめぐり』、むぎ社...

具志川城の口コミ情報

土佐守土佐っ子様[2016年12月13日]
入り口側は修復中。一の廓方面(奥の方)へ行くと遺構が残ります。一番奥から景色を臨むと、ミーフガーが見えます。

征夷大将軍クララ姫様[2016年03月03日]
2016.2月に那覇空港からプロペラ飛行機で渡りましたが、天候が悪く、風雨強く大人になって初めて飛行機酔いしました。攻略は天候の良い日をおすすめします

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