阿久根城(あくねじょう)

阿久根城の基本情報

通称・別名

莫禰(莫祢)城

所在地

鹿児島県阿久根市山下峯

旧国名

薩摩国

分類・構造

山城

天守構造

築城主

莫禰成光

築城年

鎌倉時代前期

主な改修者

主な城主

莫禰氏

廃城年

遺構

曲輪

指定文化財

再建造物

周辺の城

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阿久根城の口コミ情報

2023年08月05日 龍馬太閤【備中の麒麟児】
新城[阿久根城  周辺城郭]



鹿児島県の阿久根市にある【阿久根新城】♪標高196mの愛宕山の山頂に阿久根城は存在します♪その眼下、北西側の台地上(標高36m)に阿久根新城が新たに発見されたのは2022年の事です☆2022年度の南九州西回り自動車道建設に伴う発掘調査で見つかりました♪

阿久根城の築城主は阿久根氏(英袮氏、莫禰氏)です♪この阿久根を平安末の天治元年(1124年)から文禄2年(1593年)の間、領有している在地豪族です♪

平安時代には英袮院と呼ばれる荘園がありました♪神崎太郎成兼が院司に任命され英袮氏を名乗っていて、ここを統治しています♪
鎌倉時代には莫禰氏と表記されていて、英袮氏は☞ 莫禰氏となっています♪呼び方は全て『あくね』です♪

享徳2年(1453年)島津忠国の子・島津用久が薩州島津家の初代になると、莫禰氏は名前を阿久根氏と改め島津氏の家臣になったと伝わります♪

14代目の当主・阿久根良照まで代々、薩州島津家の家老職を世襲していますが、薩州島津家の断絶に殉じて阿久根氏も永年治めていた阿久根の地を去る事となります♪末裔は山崎と姓を変え大隅に移住しています♪

深さ3メートル一辺12メートルの人的な手の入った土坑は、虎口の様にも見えます♪台地上は、削平地となっていて、もしかしたら、大手口なのかもしれません♪方角的には西の主要道である薩摩街道(出水筋)が走り、北東側は出水に接する場所に当たり、南は山間部を隔てて薩摩川内♪阿久根氏が本城としたのであれば、その規模は大きい筈♪

個人的な見解ですが、この阿久根新城は阿久根城の出丸なのでしょう♪阿久根城の一部と感じました♪阿久根城のある愛宕山から眼下に続くに連れ緩やかに山塊は続いていて、阿久根新のある台地上に繋がっています♪場所がメチャクチャ近すぎる上に、新城のある付近一帯の地名は字馬場と残っています♪
写真の山は愛宕山♪阿久根城です♪

阿久根城の周辺スポット情報

 新城(周辺城郭)

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