阿志岐山城(あしきさんじょう)

阿志岐山城の基本情報

通称・別名

阿志岐城、宮地岳古代山城

所在地

福岡県筑紫野市阿志岐

旧国名

筑後国

分類・構造

神籠石式山城

天守構造

なし

築城主

不明

築城年

7世紀中期?

主な改修者

主な城主

不明

廃城年

不明

遺構

列石、土塁、水門跡

指定文化財

国史跡(阿志岐山城跡)

再建造物

周辺の城

有智山城(福岡県太宰府市)[5.0km]
宝満城(福岡県太宰府市)[5.2km]
大宰府(福岡県太宰府市)[5.5km]
岩屋城(福岡県太宰府市)[5.8km]
大野城(福岡県大野城市)[6.8km]
乙隈城(福岡県小郡市)[6.8km]
水城(福岡県太宰府市)[7.5km]
基肄城(佐賀県三養基郡)[7.6km]
秋月城(福岡県朝倉市)[12.2km]
高鳥居城(福岡県糟屋郡)[12.7km]

阿志岐山城の解説文

神籠石(こうごいし)または神籠石式山城(こうごいししきやましろ)とは九州から瀬戸内地方にみられる、石垣で区画した列石遺跡を呼ぶ。現状『日本書紀』、『続日本紀』に記載がない、遺構でしか存在を確認できない山城を指している。

福岡県筑紫野市に残る阿志岐山城は、全国に16箇所あるこのような神籠石の1つで、国の史跡に指定されている。切石(きりいし、岩を割って作った石)による石積みを配列した列石などの遺構が残る。

阿志岐山城の口コミ情報

2022年03月16日 龍馬備中守【】
柴田城[阿志岐山城  周辺城郭]



福岡県の筑紫野市にある【柴田城】♪宮地岳の南西の麓、宝満川上流域の独立丘に立地します☆天山と呼ばれるこの場所は、中世、南北朝時代から見える地名になります☆
また名を雨山とも書くのですが、応安5年の1372年(南北朝期)に九州探題・今川了俊(北朝方)は太宰府を堕落させています♪
応安7年の1374年の毛利元春軍忠状に『於雨山麓御合戦之時』とあり、この付近で合戦が行われたという事が分かります♪また山内通忠軍忠状によると『天山凶徒没落』とあり南朝方だったこの天山は没落しています☆
この時にこの柴田城は…存在していたかは、不明です☆築城年や廃城年など良く分からずじまいです☆一説には高良山攻防戦の最中に死去した菊池武光方の砦か?とも云われますが、真意は定かでは無いです☆

分かっている事は、戦国時代に柴田城を守った諸将は筑紫広門(筑紫氏の支城群です)の旗本家臣である村上近江守とその子、村上弾正が柴田城主を務めたと伝わっています☆

2022年03月15日 龍馬備中守【】
蘆城城[阿志岐山城  周辺城郭]



福岡県の筑紫野市にある【蘆城城】♪宮地岳の南西部の山腹に立地する城郭となりますが、謎の多い城郭となります☆築城主、築城年など調べても分かりませんでした☆
古来よりは蘆城、芦木、中世には安志岐、阿志木と描かれ現在に至ります♪

同山系である宮地岳には阿志岐山城(古代山城)が残っています☆古くから目立つ山だったという訳です☆

鎌倉時代には安志岐荘として荘園が成立していて交通の要衝地であるこの場所は太宰府天満宮の膝下の荘園として掌握したものなのでしょう☆戦国時代には天満宮小社幷御服裁縫諸役割注文案には安志岐荘檜物給より盥1つを出しています☆
太宰大弐大内義隆は三笠郡7町地を被官の飯田秀範に宛行ったりとしています☆

色々調べては見ましたが、何せ情報が出てきませんでした☆
宮地岳の山腹に残るのは導線に削平地のみで僅かな堀?や土塁かな?と思われる遺構に尾根の先端部には狼煙台☆
う〜む…分からずじまいではありましたが、人を収容するスペース=削平地は豊富にある為、麓集落に生きた人々の緊急時の避難場所だったのかもしれません☆
当然、集落には村長的な存在は居る訳でしょうからその長を中心に集落民が作っているのでは?戦って防御して打って出る☆という様な城郭ではありません☆この蘆城城は削平地しかない一時的に避難をする為の簡易的なもの☆
先に述べた様にこの場所は交通の要衝地です☆東は豊後国から攻めてくる大友宗麟はその領地を狙った事でしょうし、同東側には秋月氏の古処山城☆更には草野氏や筑紫氏に龍造寺隆信☆大粒の大名から小粒な国衆や豪族迄が、ひしめき合ったエリアだからこそ、守らなくてはならない、集落での生活☆

村人の為の城郭(緊急避難所)☆
そんな風に見えました♪

2020年10月11日 徳にぃ図書頭銀座のすずめ
阿志岐山城



リア攻めされる方へ。遺構に一切看板がありません。何も知らずに行くと徒労に終わるかも。
山の西側に円徳寺というお寺がありその横を登って行きます(写真1)。車輌通行止めにはなっていますが車道で広くだらだら道なりに登って15分位で分岐の場所に着きます(写真2)。真っ直ぐ行くと頂上に行くだけ。
この分岐を左に曲がって直ぐ左側に「列石」更に少し行くと「第二水門」がありますから探して下さい。
その前に、この分岐の右側に小川がありますので、そちらに降りて川下に向かうと「第一水門」があります。
戻って、分岐から遺構を見ながら道なりに進んで行くと道の左手に畑が見えるようになります。少し進んで(写真3)の場所で右へ山に入る道らしき道がありますので、登って下さい。ちゃんと道(獣道より少しマシ)になっていますからどんどん登って「まだ?」と思ったら後ちょっと!素晴らしい「第三水門」に出会えます。



阿志岐山城の周辺スポット情報

 蘆城城(周辺城郭)

 柴田城(周辺城郭)

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