矢筈城(やはずじょう)
矢筈城の基本情報
通称・別名
- 高山城、高山南城、草刈城
所在地
- 岡山県津山市加茂町山下
旧国名
- 美作国
分類・構造
- 山城
天守構造
- -
築城主
- 草苅衡継
築城年
- 天文2年(1533)
主な改修者
- -
主な城主
- 草苅氏
廃城年
- 天正12年(1584)
遺構
- 曲輪、石垣、土塁、堀切、礎石、狼煙場跡
指定文化財
- 県史跡(矢筈城跡(高山城跡)附伝草苅景継墓所)
再建造物
- 石碑、説明板
周辺の城
-
医王山城(岡山県津山市)[8.6km]
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三星城(岡山県美作市)[21.0km]
矢筈城の解説文
矢筈城の口コミ情報
2023年01月21日 ともっち♪大宰帥
矢筈城
矢筈城行ってきました!2022/12
12時半千磐神社ー15時主郭ー
16時半三作河井駅
…写真撮りつつざっくり時間です
登りも下りも大変ですが、尾根沿いにとっても魅力的な遺構がたくさんあるお城です♪
今回はソロで行ってしまいました。
が、女性の方、体力に自信ない方には、ソロはあんまりオススメできないかも…と思いました。行くなら朝から登り十分時間をとったほうが良いかなぁ〜と…。お昼からあがったので時間を考え、サイドの細かい郭と天守から先小矢筈は見学やめました。
急斜面だが比較すればそれでもゆるい千磐神社側から登り、尾根を遺構見ながら歩き、めちゃ急斜面を三作河井駅に下るのが良い!
と聞きましたので、自転車を駅に置いて、帰りは駅から車道を自転車で車まで戻りました。
これはほぼ下り道だったので良かったです。
次回は午前中から数人でのぼり、隅々まで見学できたら良いなと思いました(о´∀`о)
2020年11月22日 KAZ右近衛大将正勝
櫓台[矢筈城 遺構・復元物]
櫓台からの馬場!
北側の先端には土塁付きです
(^-^)
2020年11月22日 KAZ右近衛大将正勝
竪堀[矢筈城 遺構・復元物]
めっちゃくちゃ長くて高ーい竪堀!自然地形に手を加えたんだと思いますがこの高さはガクブルです:(;゙゚'ω゚'):
2020年11月22日 KAZ右近衛大将正勝
矢筈城
ほどほどの広さがありました(^-^)さすが標高756mっす!街道筋も山々も、眺望はバッチリ!東南方面には那岐山も見えます小矢筈は、赤松の木が邪魔して少し降りないと見えませんが結構な崖なので注意が必要ですご安全に!
2020年11月22日 KAZ右近衛大将正勝
二の丸[矢筈城 遺構・復元物]
まあまあの広さがありました長い、ながーい竪堀もここから落ちてます(O_O)
2020年11月22日 KAZ右近衛大将正勝
三の丸[矢筈城 遺構・復元物]
南側に巨石を使った土塁がありましたかなり大きいので珍しいかも(・・?)
2020年11月22日 KAZ右近衛大将正勝
三重堀切[矢筈城 遺構・復元物]
誰が見てもすぐわかる!りっぱな三重堀切です*\(^o^)/*
2020年11月22日 KAZ右近衛大将正勝
磐座・祭壇[矢筈城 遺構・復元物]
自然の巨石がたくさんあるので神格化するには、もってこいの場所だと思いました(^-^)巨石と石積みのコラボもありました
2020年11月22日 KAZ右近衛大将正勝
千磐神社側駐車場[矢筈城 駐車場]
千磐神社の鳥居の両サイドに駐車場があり、かなりの台数が駐車可能です。
2020年11月22日 KAZ右近衛大将正勝
内構(うちがまえ)[矢筈城 遺構・復元物]
草刈氏居館跡です石積みが残ってました(^-^)
2020年11月22日 KAZ右近衛大将正勝
石垣[矢筈城 遺構・復元物]
西郭群は石垣を多用です(^-^)特に北側の街道から見える側には多数の石垣と曲輪が残ってました小郭やその他の郭から真っ直ぐ降りると崩れちゃうので迂回して探索した方がイイと思います(^-^)
2020年11月22日 KAZ右近衛大将正勝
櫓台跡[矢筈城 遺構・復元物]
櫓台と土塁と堀切と狼煙場の4点セットっす!*\(^o^)/*しかも、櫓台と堀切と土塁は岩盤を削ってます!(◎_◎;)5m下には虎口もあったので正確には5点セット!お得感満載です*\(^o^)/*
2020年11月22日 KAZ右近衛大将正勝
成興寺丸の先端曲輪[矢筈城 遺構・復元物]
成興寺丸曲輪群の先端にある曲輪です型のイイ!綺麗な先端曲輪です(^-^)
2020年11月22日 KAZ右近衛大将正勝
堀切[矢筈城 遺構・復元物]
千磐神社の駐車スペースより登ってスグ!いやーテンション上がりますなー(≧∇≦)
2019年03月14日 カーネル
矢筈城
因美線 美作河井駅から
登山口がわからず駅前を右往左往してると、駅にある大雑把な地図が駅の西側から登ってるので、駅の西側に
駅西の転車台の脇から山に入ると、すぐに若宮神社があります。普通の山道ですが、一部崩れているところで、違う方向進んで若干道に迷ったりしながら、キツメの勾配を登る
山道を登り詰めると馬場で、土塁があります。先に進むと土蔵郭・櫓台などいろいろ出てくるので楽しく歩けます
二ノ丸を経由して頂上に着くと本丸です。二ノ丸に戻り来た道でなく知和方面に下る
二重、三重堀切を超え、小郭で石垣
その先からは「千磐神社へ」の案内に従って神社まで下り、県道6号に出たら西へ
見どころが多すぎて、美作河井駅-矢筈城-知和駅で3時間半かかりましたが大満足でした
2014年02月02日 シン織部正作州牛
矢筈城
登山口は2ヶ所、千磐神社脇とJR美作河井駅の南にあります。
今回は千磐神社側から登りましたが、山頂の本丸までは約2.4km、途中休み休みで2時間弱かかりました…
千磐神社には登山マップやパンフ、杖なども用意されているのでご利用ください。
駐車スペースもあります。
2013年05月05日 ポリタンク大和守
矢筈城
比高400m超のきつい登り下りですが、それを体験することも醍醐味の一つと考えれば気が紛れるかもしれません。
遺構
標高756mの矢筈山一帯に築かれている。山頂からは阿波・加茂方面を一望でき、北側は加茂川、南西側も加茂川の支流に守られた城だ。登城口は、西麓の千磐神社付近と北東麓のJR美作河合駅付近の2つ。比高は約430mに及び、一度も落城しなかった難攻不落の城として語られている。東西1.6km、南北500mの規模を誇る県内最大級の山城で、西城と東城の2つに分かれている。西城を本城、東城を詰城とする説があるが、定かではない。
西城は東側の3段の曲輪が主郭とみられ、西尾根上に沿って曲輪がいくつも連なっている。主郭をはじめ、石列や石垣が用いられているのが特徴だ。曲輪の端部には土塁が築かれている。
主郭東端には大規模な土塁が構築され、その東側には三重の堀切とそこから派生する3本の竪堀とで、東城との間を遮断している。東城との間には防塁などはなく、並列した構造だったようだ。
東城は東端に主郭を置き、尾根上に土塁や石塁をともなう曲輪が連なるが、山頂は岩盤で削平もあまりされていない。
矢筈山麓の知和の大ヶ原には、内構という草苅氏の大規模な居館跡が確認されている。
歴史
天文年間(1532~1554)に草苅衡継に築かれ、草苅氏3代(衡継・景継・重継)が居城としたと伝わる。衡継はもともと因幡の淀山城を本拠とする国人で、山名氏に属して尼子氏らと戦っていた。しかし武功が仇となり、山名氏に警戒され討たれそうになったため山名氏から離反。天文元年(1532)に尼子方としてこの地に入り、矢筈城を築いて居城としたようだ。
やがて毛利氏に属し、天正6年(1578)には押し寄せた山中幸盛を退けた。天正11年(1583)の羽柴秀吉の中国攻めでも城を明け渡さず、宇喜多方の川端家長を打ち破り撤退させている。しかし天正12年(1584)についに城を明け渡し、重継は安芸へ下向した。
交通
・JR因美線美作河井駅から徒歩約10分参考文献
・『美作国の山城』第25回国民文化祭津山市実行委員会、2010年・岡山県津山市文化課ホームページ