彫堂七館(えりどうしちだて)
彫堂七館の基本情報
通称・別名
- 七館八沢
所在地
- 宮城県遠田郡美里町北浦字山前
旧国名
- 陸前国
分類・構造
- 平山城
天守構造
- -
築城主
- 不明
築城年
- 不明
主な改修者
- -
主な城主
- 大崎氏
廃城年
- -
遺構
- 曲輪、腰曲輪、土塁、横堀(空堀)
指定文化財
- -
再建造物
- 碑
周辺の城
-
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彫堂七館の口コミ情報
2022年11月10日 ファン掃部助トム治郎
彫堂七館
小牛田駅から徒歩15分です。北側からは民家があり侵入できないので注意が必要です。
2021年12月02日 RED副将軍
彫堂七館
大半が公園となり空堀、切岸、虎口が美しく残っています✨
オススメ度 ★★★⭐︎⭐︎
築城年代は不詳。蜂谷筑前守が居城したと伝わります。また、南北朝時代に奥州四探題のうち、吉良氏と畠山氏が対立し、吉良氏方に属した大崎氏が蜂森に陣取ったとの記録があり、この蜂森が当地の鉢谷森であったと考えられています。
西から、山前館、長館、大館、小館、陣館、狼之介館、彫堂館と7つの郭が配され、さらに南側に篠館があり、実際は七館というより八つの館があった様です。大館が主郭の位置付けと思われます。
別名の七館八沢は、「七つの館と八つの空堀」との意味です。
見所
主郭を巡る空堀。主郭側は土塁を巡らせ高低差はかなりのもの。
主郭と二郭を隔てる堀切。
現在は彫堂蜂谷森公園として整備されています。
2019年05月10日 ⛫武蔵の越前守の謙
彫堂七館
小館の虎口か。公園化による改変も考えられるが、城内のうち小館(曲輪の呼称)が最も良好に遺構が残る。
2019年05月09日 ⛫武蔵の越前守の謙
彫堂七館
小館(右)陣館間の堀切。各曲輪の呼称として西から山前館、長館、大館、小館、陣館、狼之介館、彫堂館と連郭式に配置する。12/2撮影。
2019年05月08日 ⛫武蔵の越前守の謙
彫堂七館
彫堂館西の堀切。南北朝期の吉良、畠山両管領の対立では大崎氏は吉良方に付く。大崎領東端の蜂森に陣取ったのが築城の端緒のようだ。2018.12/2撮影。
2018年10月04日 カーネル
彫堂七館
東北本線小牛田駅から、西へ向かい10分ちょっとで、蜂谷森公園へ
公園は東西に長く、公園の東端から入り、西へ抜けました。最初は古墳がありその先には堀があり橋が架かってます
その先は公園色が強くなりますが、土塁(だと思う)がいい感じで残ってます
西に抜けてから、公園の南にある山前遺跡に寄り道。国史跡のようですが、あまり見どころなしでした
ここから東北本線に平行に南下して、松山城へ。公園ですが堀切の看板もあり、城の雰囲気もあります
小牛田駅-彫堂七館-松山城-松山町駅で8kmくらいを150分かかりました