丸森城(まるもりじょう)

丸森城の基本情報

通称・別名

丸山館、丸山城

所在地

宮城県伊具郡丸森町丸森字新町

旧国名

磐城国

分類・構造

山城

天守構造

築城主

伊達稙宗

築城年

室町時代後期

主な改修者

主な城主

伊達氏

廃城年

慶長年間(1596〜1615)

遺構

曲輪、横堀(空堀)

指定文化財

再建造物

碑、説明板

周辺の城

金山城(宮城県伊具郡)[2.9km]
角田城(宮城県角田市)[6.5km]
遠倉館(宮城県伊具郡)[8.2km]
中島館(宮城県亘理郡)[11.1km]
駒ヶ嶺城(福島県相馬郡)[14.2km]

丸森城の解説文

場所
丸森町字矢洗
新町地区国道113号線の西にそびえる高さ約50メートルの独立した小山。

現状
山の頂上平坦部は大きく二分され、本丸跡とみられる部分は直径約30メートル、現在愛宕神社が祀られており、その傍に伊達稙宗の碑が立っている。

頂上から北東20メートル下部には曲輪とみられる平場が認められ、北西部は切り立った断崖になっている。また西南部は二の丸跡に続き、自然の谷間か空堀の跡か、南西、北面共に高さ10メートルほどの大きな窪目を残している。

二の丸跡は、本丸の南に続き、直径50メートルの平場で、畑地となっている。この二の丸の東、南、西の3面に数段の曲輪の跡がみられる。

城跡の北西、切り立った山麓に内川が流れ、二の丸の南面はなだらかに広がり、作田、越田の丘陵に続いている。

歴史
『仙台領古城立之覚』などの史料が残るが、これらは完全に伊達氏の領地になってからのものであり、それ以前、築城から伊達氏に帰属するまでの詳細について確かな記録は少ない。

天文の乱(伊達稙宗、晴宗の争い)に敗れた稙宗は天文16年(1547)女婿の相馬氏の庇護を受けて、相馬小高城に至り、一年後の天文17年(1548)9月、丸森城に隠居した。稙宗がこの城に居ること17年、再起の夢果たせず永禄8年(1565)6月、丸森城は相馬盛胤、義胤親子に攻め落とされ、相馬氏の家来門間大和が館主となる。

このころから、丸森、金山、小斎を中心とした、伊達と相馬との争いが激しくなり、天正13年(1585)5月、片倉景綱が丸森城を攻め、時の館主大河内外記をたおし、城を伊達氏の手中に入れた。翌14年、黒木宗元(後に駒ヶ嶺の館主となる)に与えられ、後に高野壱岐親兼に代わり、更に慶長6年(1601)大條薩摩守実頼が館主となった。その年(一節には3年後)、大條実頼は鳥屋館に移り、ここで丸森城は廃城となった。

なおこの城で没した稙宗の遺骸は丸森城の西の曲輪に葬られたが、菩提寺の松音寺は稙宗の没後37年過ぎた慶長7年(1602)、丸森から仙台連坊小路に移され、松音寺はその跡も定かではない。

また、高野壱岐の墓は城の南、小林山麓に所在していたが、現在は蔵王町平沢にある保昌寺(高野家の菩提寺)に移転されている。

情報提供:丸森町教育委員会

丸森城の口コミ情報

カーネル様[2016年12月26日]
阿武隈急行線丸森駅から、駅を背に南東へ向かい、国道113号線で右(南)です

城へは東からアプローチするのが一般的のようですが、駅から歩きで東まで行くと遠回りです

なので、国道113号線が阿武隈川を超え、道が左に曲がるあたりで、Vターンして山に向かっていく未舗装路の道があるので、ここを進みむと城の北から侵入できます

坂道は傾斜がきついですが、舗装されて登りやすいです。上の見上げると愛宕神社の鳥居が見えます

10分弱登ると山頂の愛宕神社です。ここには丸山城の看板があり、東へ尾根を進みます
土橋を超えて進むと本丸跡で、さらに下ると二ノ丸・三の丸です
二ノ丸と三の丸の間は空間があり、堀なのか駐車場か?この先を行くと城の東に出れますが、元来た道を帰りました

山頂から下る道から、土橋を下から見上げる構図がかっこよかったです

やや早歩きで往復1時間半でした

三沢出羽守伊兵衛様[2016年11月06日]
伊達稙宗の隠居城。遺構は良好に残り楽しめます。

伊達雅楽助あいり様[2010年11月20日]
本丸跡には愛宕神社と伊達稙宗公の墓碑があります。

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