古河藩陣屋(こがはんじんや)
古河藩陣屋の基本情報
通称・別名
- 平野陣屋
所在地
- 大阪府大阪市平野区平野宮町1(地図は石碑の場所を示す)
旧国名
- 摂津国
分類・構造
- 陣屋
天守構造
- なし
築城主
- 土井利厚
築城年
- 天明年間(1781〜1789)
主な改修者
- -
主な城主
- 土井氏
廃城年
- 明治2年(1869)
遺構
- 移築門(大念佛寺)
指定文化財
- -
再建造物
- 石碑、説明板
周辺の城
-
正覚寺城(大阪府大阪市)[0.7km]
宇利和利城(大阪府大阪市)[2.1km]
久宝寺城(大阪府八尾市)[3.0km]
岡山砦(大阪府大阪市)[3.5km]
新堀城(大阪府大阪市)[3.6km]
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古河藩陣屋の解説文
古河藩陣屋の口コミ情報
橘若狭守次郎吉さん[2017年01月06日]
JR平野駅から徒歩10分ほどの所にある平野小学校の正門横に石碑と説明板があります。丁度、小学校の敷地にあたる場所にかつて陣屋があったらしいですが、明治維新の版籍奉還で取り壊されたらしいです。
石碑のある小学校から徒歩2分ほどの所にある大念佛寺の南門は陣屋門の移築だそうです。
それにしても、下総国の古河藩が大阪という遠い地に飛び地を持っていたなんて!驚きです!
ねこ木工助すずめさん[2016年08月27日]
JRの平野駅から真っ直ぐ南に歩いていくと、10分もしないうちに大念佛寺が右側に出てきます。大きなお寺なので、すぐにわかります。そこの南門です。石碑は、道を戻って、25号線を渡って右に行き、25号線沿いに歩いていくと、中央の門の横(西門は通り過ぎて下さい)にあります。大念佛寺から5分もかかりません。
古河藩は下総国を主たる領地としていたが、摂津国(現在の大阪府)平野郷にも飛び地として領地を持っており、この陣屋はそこに設けられたものである。
平野郷は大坂夏の陣で徳川家康の本陣が設けられたことでも知られている。
陣屋跡は現在、平野小学校となっており明確な遺構は残っていないが、小学校の正門前に碑が立っている。また陣屋門が近隣の大念佛寺に移築・保存されている。