蒲田館(かまただて)
蒲田館の基本情報
通称・別名
- -
所在地
- 岩手県盛岡市薮川字町村
旧国名
- 陸中国
分類・構造
- 山城
天守構造
- -
築城主
- 不明
築城年
- 不明
主な改修者
- -
主な城主
- 不明
廃城年
- -
遺構
- 曲輪、土塁、堀切
指定文化財
- -
再建造物
- -
周辺の城
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日戸館(岩手県盛岡市)[21.7km]
田代館(岩手県宮古市)[22.3km]
葛巻城(岩手県岩手郡)[22.8km]
盛岡城(岩手県盛岡市)[30.6km]
厨川柵(岩手県盛岡市)[31.3km]
刈屋館(岩手県宮古市)[32.6km]
田頭城(岩手県八幡平市)[33.4km]
見前館(岩手県盛岡市)[34.0km]
志波城(岩手県盛岡市)[34.6km]
徳丹城(岩手県紫波郡)[35.5km]
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蒲田館の解説文
蒲田館の口コミ情報
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【遺構】
堀米山系の東西に伸びる丘陵先端に位置する山城で、規模は140m×90m、比高200mの場所に東西2つの郭とそれらに付随する帯郭が確認されている。
東の郭は15m×13m、西の郭は32m×15mの広さがあり、両郭の間は二重の堀切で断ち切られている。
また、東側の丘陵先端部の麓には向井沢川が流れており、これを天然の堀としていたと考えられる。
【歴史】
築城年代や館主については不明である。
蒲田館の麓には、江戸時代に盛岡藩南部氏の居城盛岡城へ三陸側から物資を運搬する小本街道が通っており、館の存在していた時代にもこの道が機能していたとすれば、街道を監視するための役割を担っていたと考えられるが推測の域を出ない。
【交通】
・JR東日本東北本線・東北新幹線・秋田新幹線盛岡駅から車で約1時間
【参考文献】
・『岩手県文化財調査報告書 第82集(岩手県中世城館跡分布調査報告書)』岩手県教育委員会、1986年3月。
・『日本城郭大系 第2巻』新人物往来社、1980年。
・『盛岡市遺跡地図』盛岡市教育委員会、2008年。