高城(たかじょう)

高城の基本情報

通称・別名

高城城

所在地

三重県松阪市大阿坂町市谷

旧国名

伊勢国

分類・構造

平山城

天守構造

築城主

北畠氏

築城年

室町時代

主な改修者

主な城主

北畠氏

廃城年

遺構

曲輪、土塁、堀切、枡形虎口

指定文化財

国史跡(阿坂城跡附 高城跡 枳城跡)

再建造物

説明板

周辺の城

阿坂城(三重県松阪市)[1.4km]
枳城(三重県松阪市)[1.6km]
松坂城(三重県松阪市)[6.0km]
松ヶ島城(三重県松阪市)[6.0km]
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高城の解説文

北東方向に突き出た標高70メートルの丘陵頂部に築かれた城で、東西140メートル、南北100メートルの規模をもつ。

60メートル四方の主郭を中心に南東側に削平地、西側に切り込み平地、北東側に二重の堀切りを配する。主郭をめぐる土塁は西側が幅15メートルと広く、他は5メートルと狭いが、外側での高さは10メートルにも達する。

主郭の東辺と西辺の中央は土塁が切れ枡形状の出入口を形づくっており、戦国期の城の特徴を備えている。

『南方紀伝』に記される阿坂城の「両出城」が本城と枳城と考えられるところから、阿坂城の国指定史跡化に伴って「附」として枳城跡とともに国史跡に指定されるに至った。

情報提供:松阪市教育委員会事務局文化課

高城の口コミ情報

2023年06月22日 RED副将軍
高城



技巧的な虎口が特徴的な阿坂城の出城🏯

オススメ度 ★★★⭐︎⭐︎

築城年代等の城史は不詳。
阿坂城の北東に位置する丘陵上に築かれており、阿坂城の出城あるいは居館として機能していたと考えられています。

見所
標高70mの丘陵上に築かれており、土塁が巡る単郭方形の縄張りです。南東にも削平地が広がり副郭かもしれません。
主郭は西側と東側に虎口が開口し、特に西側の虎口は見事な桝形が形成されており、下草に覆われていても判別できます。切岸の高さ鋭さもなかなかのものです。
主郭北側下には二重堀切がありますが薄めです。

行き方は、東側と西側に登城口がありますが、近くに駐車場は見当たらず、阿坂城駐車場から歩きました。比高は20mほどで直ぐに登ることができます。

2019年04月01日 青コアラ美濃守
高城

阿坂城の二つの出城のうちの一つ。

場所がかなり分かりにくいです。県道58号から阿射加神社(大阿坂)の方へ曲がると、すぐに白米城址の石碑がありますがそのまま真っ直ぐ進みます。前方に神社が見えたらその右側の用水に沿ってさらに奥へ。右側の三本目の道を入るとすぐ左に東側の登城口があります(看板あり)。
西側にも登城口があるようですが、東側の方が説明板を読んでから行けるのでいいかと思います。

駐車場は無いので、神社入口前のスペースに停めました。歩いて5、6分で登城口です。


2012年11月05日 プ~やんJAPAN
高城

Googleの地図アプリを頼りに、城跡地マークまで歩いて行きましたが、そこは伊勢高速道路の橋桁の柵の中でした。

高城の周辺スポット情報

 虎口(遺構・復元物)

 登り口(その他)

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