小黒丸城(おぐろまるじょう)

小黒丸城の基本情報

通称・別名

郡黒丸城

所在地

福井県福井市黒丸町(地図は石碑の場所を示す)

旧国名

越前国

分類・構造

平城

天守構造

築城主

斯波高経

築城年

南北朝時代

主な改修者

主な城主

斯波氏

廃城年

遺構

消滅

指定文化財

再建造物

石碑、説明板

周辺の城

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小黒丸城の解説文

南北朝時代に守護(北朝方)の斯波高経が拠点とした城である。

新田義貞(南朝方)は、当城から藤島城へ援軍に向かう足利勢と遭遇して討ち死にしている(藤島の戦い)。

現状は水田となっており、集落に石碑が建てられている。

交通 

JR北陸本線福井駅⇒えちぜん鉄道三国芦原線「新田塚」下車⇒徒歩30分

情報提供:福井市教育委員会


小黒丸城の口コミ情報

2024年05月09日 図書頭RedKing
小黒丸城



国道416号沿いの黒丸町集落にあります。福井市防災ステーションや日野川浄化センター芝生広場という走っていて判りやすい施設があります。土地改良事業で場所も形も当時を想うことは叶いません。

ただ、小(お)と言いますから大(だい)と呼ばれる城跡も少し北(九頭龍川下流)日野川合流点の下流(太平洋側に住む者には理解していてもすっきりしません。)。こちらは三宅黒丸城跡とも呼ばれ、三宅町や黒丸城町の地名の中でしかも朝倉家が一乗谷に城下町を築く前の拠点だったそうです。周辺を含めて河口部の微高地(高須城のある山地から続く台地の先端?)で、熊野神社もあって城跡の雰囲気を窺えます。ただこの熊野神社と西隣の池尻町の熊野神社との関係は分かりません。いずれにせよすぐ北に三国港があって臨海工業地帯が立地することからも、両黒丸城の軍事、経済的重要性は納得です。

大河の合流部で、隣の集落名が郡町とあります。「こおりちょう」と呼ばれますが、これは郡家や領家のようには辞書にすぐ検索できません。越前の国府は武生で、国府里でもなさそうです。

2023年06月16日 ココ美作守
小黒丸城

福井市の住宅街の中にありました。特に遺構は残っていなかったです。

2023年02月17日 平 左近衛大将 泰次郎 將門
小黒丸城

遺構はなく、石碑と説明書が囲まれてますが、民家の片隅で通りすぎてしまいます

2022年05月13日 笑門来猫
新田義貞戦没伝承地[小黒丸城  寺社・史跡]



国指定史跡 燈明寺畷。鎌倉幕府を滅ぼすなど、輝かしい戦功を誇る新田義貞。足利尊氏と対立した後、北陸を拠点に勢力を盛り返しつつあったが、少人数での行動中に、敵軍と予期せぬ遭遇をしてしまい、乱戦の中ここにて討ち死にす。

2021年09月13日 左近衛少将桜姫
小黒丸城



南北朝時代の斯波さんの城。石碑が残るのみ。碑は、住宅地の端にある。躑躅がきちんと刈り込みしてあり、大切にされている感あり。

2021年05月29日 七星屋但馬守黒龍
小黒丸城



国道416号線を福井市内に向かって進み、九頭龍川にかかる高屋橋を越えて500mほど過ぎてすぐの防災センターの看板で右折すると、100m先に田んぼと住宅地の間の角に城跡があります。そこまで田んぼのど真ん中ではありません。丁寧に整備されており、植込みのツツジがきれいに咲いていました。

小黒丸城の周辺スポット情報

 新田義貞戦没伝承地(寺社・史跡)

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