新穂城(にいぼじょう)
新穂城の基本情報
通称・別名
- 下新穂城
所在地
- 新潟県佐渡市下新穂字郷内
旧国名
- 佐渡国
分類・構造
- 平城
天守構造
- -
築城主
- 新穂氏
築城年
- 14世紀
主な改修者
- -
主な城主
- 新穂氏、本間氏
廃城年
- 天正17年(1589)
遺構
- 曲輪、横堀(水堀)
指定文化財
- 県史跡(新穂城跡)
再建造物
- 碑、説明板
周辺の城
-
青木城(新潟県佐渡市)[1.6km]
相川陣屋(新潟県佐渡市)[14.9km]
羽茂城(新潟県佐渡市)[20.6km]
鷲崎城(新潟県佐渡市)[35.7km]
松ヶ岳城(新潟県新潟市)[48.6km]
天神山城(新潟県新潟市)[48.6km]
黒滝城(新潟県西蒲原郡)[51.8km]
大関城(新潟県新潟市)[52.1km]
木場城(新潟県新潟市)[55.7km]
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新穂城の解説文
新穂城の口コミ情報
2022年07月22日 ( *¯ ³¯)っ旦
新穂城
小さな主郭周りに堀しか残っていませんが、蓮が一面にあり、咲いたら綺麗だと思います。季節良く蓮の花を見に行く気分で寄られると損はしないと思います。
2021年05月24日 【配龍】沼田乃豆腐屋
雑太城[新穂城 周辺城郭]
雑太城(さわたじょう)雑太郷地頭本間氏の戦国期の城跡である。築城の時期は16世紀前半ころと考えられる。三郭から成り、現在も土塁や空堀の一部が見られる。天正17(1589)年、越後上杉景勝の佐渡支配により、城は廃され上杉家代官直江兼続によって城地は妙宣寺に与えられ、現在に至っている。
下新穂地内に残る「新穂城跡」もこうした村殿の館跡とみられ、上新穂地内には山城をもっている。本間備前守などの名が伝えられていることから、雑太地頭本間氏の配下にあった村殿であったものと思われる。天正17年(1589)の廃城である。
郭(かく)内には郷内(通称城の内)、堀などの地名を残し、そのプランはほぼ台形を示す。城面積およそ8.3アール、堀面積およそ7.5アールを数え、郭縁の一部に土塁の痕跡を残すが、他の部分がシャゲ場(土砂揚げ場)となっており、ここに土塁があったものだと考えられる。堀幅は20~25メートルで広い水濠で、郭内からは珠州焼き片が出土する。外郭北西地点には観音堂が置かれ、郭のまわりには小門、中仙道、表、押上げ、横丁などの通りや民家が存在する。