津川城(つがわじょう)
津川城の基本情報
通称・別名
- 狐戻城、麒麟山城
所在地
- 新潟県東蒲原郡阿賀町津川字城山
旧国名
- 越後国
分類・構造
- 山城
天守構造
- -
築城主
- 藤倉盛弘
築城年
- 建長4年(1252)
主な改修者
- -
主な城主
- 金上氏
廃城年
- 寛永4年(1627)
遺構
- 曲輪、石垣、土塁、堀切、竪堀、井戸
指定文化財
- 県史跡(津川城跡)
再建造物
- 石碑(麒麟山城址碑)、説明板
周辺の城
-
赤谷城(新潟県新発田市)[17.6km]
安田城(新潟県阿賀野市)[21.8km]
村松城(新潟県五泉市)[25.4km]
五十公野城(新潟県新発田市)[28.5km]
長場館(新潟県新潟市)[30.2km]
東島城(新潟県新潟市)[30.3km]
沢海城(新潟県新潟市)[30.9km]
加地城(新潟県新発田市)[31.3km]
護摩堂城(新潟県南蒲原郡)[31.8km]
新発田城(新潟県新発田市)[32.3km]
津川城の解説文
[引用元:Wikipedia「津川城」の項目]
津川城(つがわじょう)は、新潟県東蒲原郡阿賀町(越後国蒲原郡)にあった日本の城。阿賀野川と常浪川に囲まれた麒麟山に築かれた。1965年(昭和40年)4月7日付けで新潟県指定史跡。
歴史
蒲原郡は越後国に属しているが、津川を含めた東部地域(小川荘)は平安時代末期に会津の恵日寺領となったことで、明治初期まで会津地方の一部とみなされてきた(詳細は東蒲原郡を参照のこと)。
鎌倉時代の建長4年(1252年)に会津佐原氏の一族・金上盛弘が越後進出の足掛りとするために築城し、以来金上氏代々の居城となる。
戦国時代には蘆名氏の越後への進攻拠点となり、度々上杉氏と争っている。
天正6年(1578年)上杉謙信の急死により勃発した御館の乱で、城主の金上盛備は蘆名盛氏の命を受けて越後国蒲原郡に上杉景虎方として侵攻している。天正9年(1581年)に勃発した新発田重家の乱においては、上杉景勝は蘆名盛隆が新発田重家に加勢しないように林泉寺の住持・宗鶴を会津に派遣し、盛備にも誓書を求めた。このため盛備は一時表面上中立を保ったが、後には公然と重家を援助した。天正15年(1587年)、景勝が蘆名氏から重家への援助を断つため、金上氏の支城・赤谷城攻撃に向かうと、盛備は赤谷城に救援に向かうが藤田信吉に敗れ、赤谷城は陥落した。
天正17年(1589年)、盛備は摺上原の戦いで討死。子の盛実は伊達政宗に降伏し、津川城を没収された。津川城は原田宗時に与えられたが、天正18年(1590年)の奥州仕置により津川城は没収された。政宗に代わって会津に入封した蒲生氏郷は北川忠信を津川城主としたが、文禄4年(1595年)氏郷の死で蒲生騒動が起きる。津川城は豊臣家が預かり、蒲生家中で死傷者まで出ると大老の上杉景勝が城将を派遣し、不測の事態に備えた。
津川城を含む東蒲原が正式に景勝に与えられると、藤田信吉が城主となった。関ヶ原の戦いの直前の慶長5年(1600年)に信吉が上杉家を追われて徳川家康の下に逃れると、津川城には鮎川帯刀が配置された。
関ヶ原の戦いの後、会津に蒲生氏郷の子・秀行が復帰すると、岡重政が城主となる。岡重政は同僚の三春城主の蒲生郷成を追い落として実権を握るが、秀行の死後に重政が処刑され、郷成の遺児である蒲生郷喜兄弟の三春城復帰が認められると、それまで三春城代を務めていた蒲生郷治(秀行の次男忠知の代官)が津川城に移された。
寛永4年(1627年)、加藤嘉明が蒲生氏に代わって会津に入封した際に、幕府の命令により廃城となった。
遺構・復元施設
- 出丸下石垣
- 二の曲輪跡 - 「史跡津川城 二の曲輪跡」石碑。
- 本丸跡 - 「史跡津川城 本丸跡」石碑と隣に小さな旧石碑。
- 本丸背後の堀切
周辺施設・関連資料ほか
- 麒麟山公園案内板
- 金上稲荷 - 由来の書かれた説明板がある。
支城
- 赤谷城 - 小田切氏が守る支城。会津と阿賀北との物資中継拠点として重要な役割を果たしたが、藤田信吉により落城。
交通
- JR磐越西線・津川駅からバスに乗り「県立病院前」バス停下車
- 磐越自動車道・津川ICから約5分
- 麒麟山公園駐車場
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津川城の口コミ情報
2025年09月13日 駄目太政大臣政宗
津川城
駐車場の端にある鳥居をくぐり登城開始7~8分平坦な道を歩き、階段で本丸まで7~8分を登り合わせて15分位でリア攻め完了でした
2025年09月07日 千葉左京亮太朗
津川城
麒麟山公園の駐車場で車中泊して、朝一で登りました。本丸周辺の遺構が良く残っています。石垣はネットで保護されてました。楽しく攻略出来る城です。
2025年07月06日 さよなら出羽守急行津軽
駐車場[津川城 駐車場]
津川インターチェンジを降り直進し、橋を渡り、トンネルの手前左手に駐車場があります。トイレと自販機もあります。
2025年07月06日 さよなら出羽守急行津軽
津川城
Yahooカーナビでは、川の対岸の無関係な場所に着いてしまった(新発田城でも似たような現象が。)ので、リア攻め地図を見て、トンネルの先の駐車場に車を停めて、徒歩で向かいました。普通に津川インターチェンジからまっすぐに向かえばいい話でした。
駐車場の向かって左側の鳥居(1枚目)をくぐり、平坦やや下り坂の対岸の川原が見える道(2枚目)を十分ほど進むと石段が現れ、本丸跡への登城路(3枚目)です。
ただ、石段は歩幅にあわせた調整(7枚目)がなされており、歩きやすかったです。石段を十五分ほど歩くと、麒麟山と展望台に道が分かれます。麒麟山の方は金上稲荷神社(5枚目)まで行きました。展望台(4枚目)からは川がよく見えました(8枚目)。
2022年07月17日 ヤマ右兵衛督
津川城
駐車場からしばらく平坦な道を行くと石段の上りになり石段登りきると左右に道が分かれ左が本丸、右が麒麟山頂上へと続きます。麒麟山への道は最初土のトレイルですが途中から滑りやすい岩肌になり急峻な登りになります。グリップの効いた靴でないと危ないので無理しない方がいいでしょう。眼下に常浪川が見え景色は最高です。
2017年01月25日 カーネル
津川城
磐越西線津川駅から
傘を差してたら取っ手の部分に、みるみる雪がつもるような豪雪の時に行きました
駅から南へ阿賀野川を超えたら左折して県道14号を東へ進み、国道459で左折します
最初の橋を超えると駐車場があり、膝までの雪
ここまでの道中で靴はびしょびしょなので、あきらめて雪の中へ
駐車場を横切って林道を進みます。案内の標柱がバンバンでてくるので楽しいです
また林道は木の下だから、積雪も少なめです
搦手口を超えると、山の斜面に取りつき登山開始
雪は膝上まで雪がありますが、道幅が広いので雪があってもわかりやすです
登りは10分もかからず二ノ丸で、ここからは腰まで雪に埋まります
先にある石垣(雪に埋もれて見えず)と出丸を超えると本丸着
ここの景色は自分史上で最高にキレイで感動しました
とにかく雪が多く、冬の間は城として機能してるのか心配なりました
本丸の先は夏でも危険らしいので、ここで撤退
駅から往復して2時間弱でした
2016年03月21日 平 左近衛大将 泰次郎 將門
津川城
駐車場広いですがまだ冬季期間?トイレは空いてません対岸の公園も同様
駐車場から門跡や土塁などを眺めて15分程で本丸につきます
麒麟山の山頂を目指すのであれば、先の方の助言どおり軍手は必須です
岩壁のよじ登りがあるため、小学校、高所恐怖症の方は無理だと思います
山頂手前の絶景は本丸上の展望台の比ではありませんが…
大河ドラマ「天地人」のオープニング、妻夫木聡さんが八海山山頂に立つシーンより廻りに足場はありません
チャレンジする方はお気をつけて
2012年09月09日 傾奇揚げ仙兵衛
津川城
紅葉の季節は見頃です。
『津川城跡と紅葉の麒麟山を巡る』遺跡ウォーキングが有ります。
2012年07月02日 色部修理亮
津川城
本丸まではとても登りやすく、展望台もあり、お子様連れでも大丈夫です(^-^)v
ただし、山頂へは足場が悪い危険な道続くので足元には充分に気をつけて下さい。
こっちは岩肌の道です。
(軍手があった方がいいかも、あとやっぱり山なので蜂もいたし、獣の糞も落ちていましたよー)
その代わり道中はマジで『絶景』です!
阿賀の空の青、麒麟山の樹木の深緑、阿賀野川と常浪川のエメラルド、砂場の白…。
ぜひ登ってみて下さい〜。
追記
5月3日はすぐ下の河川敷で「狐の嫁入り」が行われるので混雑が予想されます(´∀`)ノ
2010年10月31日 にっこう
津川城
麒麟山公園となっています。トンネル手前の駐車場も広いです。
津川城の周辺スポット情報
石垣(遺構・復元物)
津川城門跡(遺構・復元物)
搦手口土塁跡(遺構・復元物)
搦手口土塁跡(遺構・復元物)
二の曲輪跡(遺構・復元物)
麒麟山城址碑(碑・説明板)
津川代官所(周辺城郭)
鳶ヶ城(周辺城郭)
細越城(周辺城郭)
細越館(殿屋敷)(周辺城郭)
川口城(周辺城郭)
馬乗馬場城館(周辺城郭)
立花城(周辺城郭)
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御小屋館(琴平山城)(周辺城郭)
野田原館(周辺城郭)
一ノ城戸館(周辺城郭)
小出館(周辺城郭)
八幡城(周辺城郭)
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廣瀬城(周辺城郭)
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石間館(上城)(周辺城郭)
会津街道–石畳の道(寺社・史跡)
会津街道-柳新田一里塚(寺社・史跡)
津川河港(大船戸)(寺社・史跡)
会津街道-福取一里塚(寺社・史跡)
会津街道-八木山一里石(寺社・史跡)
金上稲荷神社(寺社・史跡)
駐車場(駐車場)
東屋(関連施設)
谷沢番所(その他)









