中沢城(なかざわじょう)

中沢城の基本情報

通称・別名

所在地

千葉県鎌ケ谷市中沢外和戸794他(推定地)

旧国名

下総国

分類・構造

平山城

天守構造

築城主

伝・平将門

築城年

平安時代中期?

主な改修者

主な城主

中沢氏?

廃城年

遺構

消滅

指定文化財

再建造物

説明板(道野辺八幡神社御由緒)

周辺の城

大野城(千葉県市川市)[3.1km]
金杉城(千葉県船橋市)[3.6km]
佐津間城(千葉県鎌ケ谷市)[4.3km]
高根城(千葉県船橋市)[4.7km]
米ケ崎城(千葉県船橋市)[5.4km]
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城ノ台城(千葉県船橋市)[6.4km]
金堀城(千葉県船橋市)[7.2km]

中沢城の口コミ情報

2025年05月07日 マグロ常陸介祐平
中沢城



中沢城は、かなり難解なお城です。近くにある道野辺八幡宮の由緒書によると、伝説として平将門が下総を征服し大野に宮殿を建てた折、中沢にも築城し(東城西城)、この地を城地の鬼門と目して鎮祭されしものとしています。但し、道野辺八幡宮は現在鎌ケ谷市を代表する大きな神社ですが、旧社格は無格社で元々は小さな神社だったようです。また、出典が明治41年に出版された東国戦記実録のようですが、小金城の高城兵庫頭と柴崎城の荒木三河守が武石氏を攻める際、中沢城をの中沢壱岐守を降伏させたと書かれているようです。中沢の名字は、現在も近隣の初富・東初富・北中沢・西道野辺に見られるようです。

リア攻めのお城マークの場所は、1980年に発掘調査が行われた場所で、土塁と堀が確認されているようです。埋葬文化財包蔵地の遺構遺物として「城館(郭・曲輪〔多郭雑形〕土塁)堀・溝(堀〔空堀〕)」となっていますが、野馬土手の可能性が高いようです。時代区分は中世,近世となっており、遺跡名も中沢城跡となっているので、お城の可能性がゼロというわけではないのかもしれませんが、将門の時代の古代は時代区分に含まれていません。

妙蓮寺の西側は、西城遺跡という包蔵地となっており、時代区分に古代(奈良・平安)を含むことから、将門の城が実在したとすると東城西城の西城は、こちらだったのかもしれません。

発掘地のお城マーク付近は住宅と梨畑になっていますが、先人様口コミ通り道野辺八幡宮には土塁状の土盛りが、見られます。野馬土手とされていますが、知らなければ城郭遺構に見えてしまいます。

2024年08月17日 千葉相模守早雲
中沢城



先人様の口コミにあるように平将門が築いたと伝わる平安時代中期の城。しかしながら、城マークのある場所は住宅地で、城址碑の類は何も残っておらず、場所も定かではないようです。

周囲の地形は急峻な高台である事が、道野辺八幡宮参道の急な階段から伺えます。この八幡宮の境内や参道脇に土塁がありますが、先人様の投稿写真の説明文にあるように、城郭の遺構ではなく、小金牧の一つである中野牧の野馬除けの土手だそうです。

小金牧とは、江戸幕府が千葉県北西部に作った馬を放牧経営するための地。中野牧、高田台牧、上野牧、下野牧、印西牧の5枚の牧から成るそうです。印西牧の原の地名はここからきてるんだなぁ。
因みに野馬除けの土手とは、馬が逃げ出すのを防ぐ目的で作った土手のこと。

1.道野辺八幡宮境内にある土塁。
2.道野辺八幡宮参道にある土塁。

2019年12月30日 アポリー
中沢城

50年位前までは遺構とかが残ってたみたいです。遺構の後には保育園とか住宅地になってるみたいです。


2019年07月12日 野舘宮内少輔サラマンダー
中沢城

2019年7月12日(電話)

またも、鎌ヶ谷市文化スポーツ課文化係
(047-445-1528)
さんへお電話致しました~

こちら、中沢城、位置が、不明です…

鎌ヶ谷市さんの方でも、佐津間城のみを城跡とされているようです。

度々の御対応、ありがとうございました~∠(>_<)

2013年08月27日 しー武蔵守
中沢城

平将門が下総を征服し、大野に宮殿を建てた時に、この中沢に築城したのが中沢城の始まりとも言われている。
また、戦国期には中沢壱岐守がこの城に拠っており、「東国戦記実録」の「高城兵庫、荒木三河守中沢余奈木市川三ヶ城を落とす事」の項によると、小金城の城主高城兵庫頭と柴崎城の城主荒木三河守が計らって、幕張の武石氏を攻める計画をし、手始めに中沢城に押し寄せた。
守将中沢壱岐守は、兵力も少なく降伏をせざるを得なかったと記されている。

帝国博物学協会より

中沢城の周辺スポット情報

 道野辺八幡宮御由緒(碑・説明板)

 根頭神社(寺社・史跡)

 妙蓮寺(寺社・史跡)

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