根占原台場(ねじめはらだいば)
根占原台場の基本情報
通称・別名
- 原の台場、辺田原の台場、根占砲台
所在地
- 鹿児島県肝属郡南大隅町根占辺田
旧国名
- 大隅国
分類・構造
- 台場
天守構造
- -
築城主
- 島津斉興
築城年
- 弘化4年(1847)
主な改修者
- -
主な城主
- 薩摩藩
廃城年
- -
遺構
- 石垣
指定文化財
- 県史跡(根占原台場跡)
再建造物
- 碑、説明板、大砲
周辺の城
-
頴娃城(鹿児島県南九州市)[23.4km]
高山城(鹿児島県肝属郡)[25.1km]
鹿屋城(鹿児島県鹿屋市)[25.4km]
給黎城(鹿児島県鹿児島市)[29.8km]
知覧城(鹿児島県南九州市)[37.2km]
垂水城(鹿児島県垂水市)[37.5km]
平山城(鹿児島県南九州市)[42.3km]
西原城(鹿児島県鹿屋市)[42.7km]
蓬原城(鹿児島県志布志市)[43.1km]
千々輪城(鹿児島県鹿児島市)[45.7km]
根占原台場の解説文
根占原台場の口コミ情報
2025年06月05日 薩摩相模守義弘維新斎
根占原台場
今回の4月6日の城郭変更により、選定された根占原台場跡は、1847年に島津斉興公により築城された台場で、幕末に外国船に備えて砲台を設置し、生麦事件後に台場を拡幅構築されたもの。別名を根占砲台、辺田原の台場、原の砲台ともいう。
たまたま南大隅町へ用事があった際に立ち寄りました。ここへは台場公園の駐車場へ車を駐車し、海沿いの松林を170m歩くと砲台跡へ行けます。特に難なく行けるため、オススメできる城郭です。
石垣は、海に面して構築されていること60mに渡っており、砲門部分に大砲のレプリカ2門が備え付けられています。この大砲があるだけでも当時の状況が十分に味わえます。見所としては、前述のとおり旧式の台場の形状が残っているところだそうです。
なお、台場公園から眺められる錦江湾や開聞岳などの景色が広大で素晴らしいです。平成30年には、県の史跡に指定されています。
2021年04月20日 順☆散歩征夷大将軍420+51
勝尾城[根占原台場 周辺城郭]
県道68号の「田代中前」のバス停から西に100mほど行くと、道の北側に超広いスペースがあるのでここに駐車させてもらいました。(縁石があるので切れ目から入ってください。)
バス停の横から階段が上に続いており、これを登ると忠魂碑があります。最初はその背後から尾根沿いに藪の中を進んでみたものの、いつの間にか方角を間違えていたらしく、超苦労したにも関わらず全然違う場所に出て失敗。(心が折れかかる)
仕方なくいったん県道68号に戻り…アプリ上で城マークがあるところの真南あたりに微妙に北へ続く道を地図上に発見(ヒゲみたいにちょろっと出てる道)したので「ここから行けるかも」と思いトライしてみました。実際行ってみると運送会社?と民家の間に道があり、確かに山中へと続いています。ところが、進んでみると途中から完全に植物に侵食されて道がほぼ消滅…(またもや心が折れかかる)
そして頑張って植物をかき分けて無理やり進んだのに高さ数mの崖にかこまれた袋小路にぶちあたり行き止まり…(さらに心が折れかかる)
もう本気で帰ろうと思ったものの、なんか悔しくて粘って周囲を探索すると、岩の間に細い切通しを発見!ここを通り抜けると上の方に登っていくことができました。ただしもちろん明確な道はありませんので、ここからはGPSを頼りに進みます。
少し登ると郭っぽい平坦部(ただし完全に藪)、そしてさらに進むといい感じの横堀に遭遇します。比較的植物少なめです。ここまで苦労しただけに横堀を発見できたときは超感動でした。そしてそこから急な切岸を登ると主郭に到着です。主郭はそこそこ広く、やはり植物少なめ。腰郭的なものもありました。
最大の見所はやはり横堀(というか他にあまり見所がない)です。ここまで来るのは本当に大変で、正直リア攻めするのはオススメはしませんが、どうしてもという人の参考になればと思います。もっと楽なルートがあるかもですが、南側から攻めるのが距離的には最短じゃないですかね。
あと、道がないだけに帰りに迷わないよう気をつけてください。適当に南に進むと崖にぶちあたり、にっちもさっちもいかなくなります。自分の歩いてきた道を記録してくれる登山アプリ等の活用がおすすめです。
2018年09月19日 カーネル
勝尾城[根占原台場 周辺城郭]
ネットに情報なし。地形図をみると東にある階段を登り、尾根を西に進めば本丸に到達できそう。田代中学校前の階段を上ると忠魂碑があり、その背後の樹林帯に突入する。
倒木と朽ちた倒竹が折り重なり容易に先に進めない。さらに進むと、背丈の高さの雑草と蔦で見通しが利かず、広い尾根なので、進むべき方向がわからずスマホを頼りに西へ。高低差が3-5mくらいの堀に二度ぶつかる。草木を掻き分け降りて登ってを繰り返し本丸を目指す。藪がましなほうの堀を投稿しました。
本丸の手前の大きな堀を越えて、一段と激しい藪地帯を抜けると本丸。ここは見通しがよかったです。来た道は戻りたくないので、南の尾根へ。
南西に下ってから、南南東の長い尾根をめざしました。本丸の西側は大きな曲輪になっていて、その先は箱型の大きな堀にも見えました。南側の尾根は本丸直下は、前が見えないくらいの藪でしたが、その先の長い尾根は快適に歩けました。ただただ南端は崖になっていたので、西に向かうと畑に出れました。
汗と葉っぱとくもの巣でベチョベチョになり、腕と背中がかぶれました。夏はキツイですね。川沿いにアプローチができれば、北側から行くのもよさそうです。全工程で90分くらいかかりました。
根占原台場の周辺スポット情報
国見城(周辺城郭)
勝尾城(周辺城郭)
土矢倉城(周辺城郭)
原田城(周辺城郭)
伊座敷城(周辺城郭)
高木城(周辺城郭)
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瀬脇城(周辺城郭)
富田城(周辺城郭)
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鶴園城(周辺城郭)
諏訪城(周辺城郭)
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崩原城(周辺城郭)
馬場中原城(周辺城郭)
高崎城(高城)(周辺城郭)
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白ヶ城(周辺城郭)
薩摩藩瀬脇台場(その他)
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