津久毛橋城(つくもばしじょう)

津久毛橋城の基本情報

通称・別名

所在地

宮城県栗原市金成津久毛字平形松迫

旧国名

陸前国

分類・構造

平山城

天守構造

築城主

北畠顕信

築城年

興国2年〔南朝〕/暦応4年〔北朝〕(1341)

主な改修者

主な城主

北畠氏

廃城年

遺構

曲輪、土塁、横堀(空堀)

指定文化財

再建造物

碑、説明板

周辺の城

鶴丸城(宮城県栗原市)[4.1km]
伊治城(宮城県栗原市)[6.4km]
姫松館(宮城県栗原市)[10.5km]
二桜城(岩手県一関市)[10.9km]
金沢城(岩手県一関市)[12.7km]
一関城(岩手県一関市)[13.8km]
花山館(宮城県栗原市)[15.8km]
高清水城(宮城県栗原市)[18.7km]
半目館(岩手県一関市)[19.8km]
佐沼城(宮城県登米市)[19.8km]

津久毛橋城の解説文



津久毛橋城(つくもはしじょう)または津久裳橋城[1]は、宮城県栗原市(陸奥国栗原郡)金成津久毛にあった南北朝時代の日本の城。1341年(北朝:暦応4年/南朝:興国2年)に南朝方の北畠顕信が築いた。

概要 

中世までの津久毛橋は、陸奥国を南北に通じる街道が三迫川をわたる交通の要地であった。

津久毛橋城は、南北朝時代の暦応4年(北朝)/興国2年(南朝)9月(1341年)に南朝の北畠顕信が築き、南への進出のための拠点としたものである。

当城は、三迫川沿いの平地北端に位置する丘陵上にあり、『鬼柳文書』(『南北朝遺文-東北編-』所収638号)によると他の4ヵ所の城(館)と共に築かれたという。北朝からは石塔義房が迎撃に出て、翌年の康永元年(北朝)/興国3年(南朝)の戦い(1342年)で顕信を退けた。

参考文献 

  • 竹井英文「東北地方における中世城館関係史料集成-宮城県編-(http://id.nii.ac.jp/1204/00024411/)」(『東北学院大学論集 歴史と文化』63号、2021年) pp.19-100

津久毛橋城の口コミ情報

2025年04月23日 国府左京大夫城介
沢辺館[津久毛橋城  周辺城郭]



二重堀切があった沢辺氏(二階堂氏)の居館

【歴史】
正治年間(1199~1201)頃に、葛西氏の家臣二階堂常信が館を築いたのが始まりである。その後、二階堂氏は沢辺氏と名乗るようになった。
室町時代になると、この地は大崎氏の領土となり、沢辺氏は霞館(一関市)、続いて文安5年(1488)頃に蒲沢館(一関市(旧花泉町))に移った。(この蒲沢館は千葉氏の居城とも言われており、はっきりしたことは分からない) 葛西氏が大崎氏から沢辺館を取り返したため、沢辺重光(12代目)の頃に再び城主となった。
天正18年(1590)の奥州仕置により、葛西氏は改易となり、沢辺氏もこの地を去った。葛西氏が去った後、伊達氏の領土となり、伊達氏に仕えた旧葛西氏の家臣であった小野寺氏の居城となり、小野寺道行、道重、道貞の三代が在城した。

別名:臥牛館

【遺構】
津久毛城から南東3.5kmに位置し、三迫川に接する丘陵(標高50m/比高30m)に築かれている。
説明板だと神社を主郭としているが、広さ的には浄水場があるあたりが主郭にあたると思われる。主郭の北側には櫓台に用いられたと思われる土壇がある。主郭下から北側に3段の曲輪があり、北端には切通状の通路がある。
神社がある高台は南側を守る櫓台で、周囲を土塁で囲んでいる。また、この更に南には二重堀切があったようだが、中学校造成により破壊されてしまったという。

【感想】
姫松館や鶴丸城に比べると、小規模な城で構造もかなりシンプルなお城です。北側の崖と三迫川に守られた典型的な後堅固な城ですが、城内にはほとんど土塁はなく、曲輪間の高低差を利用して守っているように見受けられます。また、開発で失われた二重堀切についての写真とかがないため、どのくらいの規模の堀切であったのか、結構気になっています。
アクセスもしやすく、公園として整備されているので、さくっと周れるので、時間があれば訪れてみてください。

【アクセス】
くりこま高原駅からレンタサイクルで、約40分。
駐車場あり。

【写真】
①神社がある櫓台
②櫓台の土塁
③主郭
④⑤曲輪の切岸
⑥城の北側を流れる三迫川
⑦説明板

2019年04月25日 ⛫武蔵の越前守の謙
津久毛橋城



二郭と一段上の本郭。伝承では源頼朝公が平泉の藤原泰衡攻略の為、二十万の大群で津久毛橋(湿地帯)に差し掛かり、藻を刈り敷き詰めて渡ったという。2018.12.1撮影。

津久毛橋城の周辺スポット情報

 説明板(碑・説明板)

 沢辺館(周辺城郭)

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