若栗城(わかぐりじょう)
若栗城の基本情報
通称・別名
- 若栗館、若栗塁、館の城
所在地
- 富山県黒部市若栗3737
旧国名
- 越中国
分類・構造
- 平城
天守構造
- -
築城主
- 不明
築城年
- 戦国時代
主な改修者
- -
主な城主
- 総田太郎左衛門、不悪凡斎右京輔
廃城年
- -
遺構
- 曲輪、土塁、横堀(空堀)
指定文化財
- 市史跡
再建造物
- 石碑、説明板
周辺の城
-
内山城(富山県黒部市)[6.0km]
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大村城(富山県富山市)[24.8km]
若栗城の解説文
若栗城の口コミ情報
2023年08月10日 zato勘解由長官
若栗城
周囲は水田になってはいますが土塁があんな形で残されたのは本当によかったです
2020年06月07日 シゲ越前守豊右衛門
若栗城
千尋の言った通りわかりやすく、土手が残っています。
土手の上には天満宮と言う石碑と鳥居があります。南側の土手下はきれいに公園となっており駐車場もあり、クルマ7、8台止めれます。
トイレも完備されており小さいながらきれいに清掃されており、地元の方がきれいにしてくれると思います。
用水路の音しか聞こえなく本当に静かなところです。
2019年11月19日 ❄千ノ坂修理亮
土塁内側トイレ[若栗城 トイレ]
小さな公園になっています
トイレの前に車が数台停められます
2017年09月30日 近江守Silvine
若栗城
黒部ICを降りたら右へ、北陸道と北陸新幹線の高架を越えたら最初の十字路を右折します。そのまま1kmほど直進すると田圃の真ん中に大きな土塁が見えてきます。
元々は単郭方形の城だったとの事ですが、半分は田畑にするため崩され、現在は虎口を中心にコの字型に土塁が残っています。土塁は高さ4mほどあり、見応え十分です。また周りに建物がないのでよく目立ちます。
北陸新幹線の黒部宇奈月温泉駅からも1kmほどですので、お近くを訪れる方は立ち寄ってみてはいかがでしょう。
城の構造は、方形に堀と土塁をめぐらし、土塁はコの字状に北、西、南の三方を囲む形態で東側が開けている。調査では、珠洲、越前、越中瀬戸、伊万里などが出土した。また、土塁の基礎固めの石列、建物に関する石敷きが見つかっている。戦国時代にこの城が造られたと考えられる。
市内の平地にある城館には石田城、堀切西館、堀切東館、小梅山遺跡、長安寺館、善念寺館などがある。
「越能賀三州志」では、東西40間、南北42間で高さ7尺の垣上げありとし、館主に総田太郎左衛門の名が出ている。また、「文政元年城跡館跡由来申伝之趣書上申帳」文政元年(1818)によれば城主不悪凡斎右京輔が居住とある。
地元の言い伝えでは、上杉勢と戦った城主の妻の勇壮な奮戦ぶりの悲話が残っている。
交通
・富山地方鉄道「舌山駅」下車、徒歩10分