伝法寺館(でんぽうじたて)

伝法寺館の基本情報

通称・別名

日の宮館、津村館

所在地

青森県十和田市伝法寺字伝法寺

旧国名

陸奥国

分類・構造

平山城

天守構造

築城主

日の宮中務大夫

築城年

承久元年(1219)

主な改修者

主な城主

日の宮氏、津村氏(南部氏家臣)

廃城年

遺構

曲輪、土塁、横堀(空堀)

指定文化財

再建造物

周辺の城

下田館(青森県上北郡)[9.5km]
尻内城(青森県八戸市)[14.3km]
奥瀬館(青森県十和田市)[14.3km]
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聖寿寺館(青森県三戸郡)[17.6km]
根城(青森県八戸市)[17.9km]
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三戸城(青森県三戸郡)[21.0km]

伝法寺館の口コミ情報

2023年10月21日 マグロ常陸介祐平
中市館[伝法寺館  周辺城郭]



ウィキペディアにも記載されている五戸町指定史跡のお城です。
小笠原氏の庶流中市氏が在城していたようです。奥州仕置の影響で天正20年には破却されています。

案内板の先に入口があり、少し進むと左手に堀切(写真4枚目)が見えます。
その先には曲輪とは思えない所に井戸(写真3枚目、中を覗くとコンクリートの管)があり、さらに進むとコンパクトな曲輪に出ます。
その一段登った所に二段の曲輪があるようですが、草が高く段差が確認できず広い曲輪に見えます(写真2枚目)。その奥には最大比高差10mの三重の堀があるようですが、残念ながら薮に阻まれ見ることは出来ませんでした。

城との関連はありませんが、麓の中市集落には、鎌倉御家人阿保氏の系統で、九戸政実の乱で政実側につくも許されて盛岡藩士となった圓子氏の住宅(写真8枚目、県重宝)があります。

5km程南西(車で8分)には、集落に飲み込まれている又重城がありますので、合わせて訪れてはいかがでしょうか。

2023年10月20日 マグロ常陸介祐平
五戸館[伝法寺館  周辺城郭]



戦国時代末期に造営され、江戸時代は代官所として世襲代官の木村氏が居住しています。
幕末に建築された門と復元された建物が見られます。
曲輪の西側には規模の大きい堀と犬走?帯曲輪?のような構造が見られます。

2022年05月14日 RED副将軍
伝法寺館



国道で分断されるも、北館と南館の間に2重空堀が確認できます。

オススメ度 ★★⭐︎⭐︎⭐︎

築城年代は不詳。1219年頃は南部氏配下の日の宮中務大夫が居館としていました。その後、津村越後守が入城。日の宮氏は二の郭に移り、津村氏は主郭を居館としていたとされるが、主郭は北館、南館のどちらだったのかは不明な様です。1591年、九戸の乱において、七戸彦三郎家国に攻められたが、撃退したと伝わります。

見所
北郭と南郭を隔てる空堀は道路化しているも、中土塁が併設され二重となっています。北郭は国道に分断され大きく改変。

伝法寺館の周辺スポット情報

 五戸館(周辺城郭)

 中市館(周辺城郭)

 旧圓子家住宅(寺社・史跡)

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