茶右衛門館(ちゃえもんだて)
茶右衛門館の基本情報
通称・別名
- 森山館、森山東館、森山城
所在地
- 青森県西津軽郡深浦町森山
旧国名
- 陸奥国
分類・構造
- 山城
天守構造
- -
築城主
- 不明
築城年
- 室町時代
主な改修者
- -
主な城主
- 小野茶右衛門(津軽氏家臣)、森山季定(安東氏家臣)
廃城年
- 慶長18年(1613)
遺構
- 曲輪、土塁、堀切
指定文化財
- 町史跡(森山城跡)
再建造物
- 碑、説明板
周辺の城
-
種里城(青森県西津軽郡)[25.6km]
蝦夷館(秋田県山本郡)[27.8km]
金山館(秋田県能代市)[38.9km]
大浦城(青森県弘前市)[41.3km]
弘前城(青森県弘前市)[45.3km]
館平城(秋田県能代市)[45.6km]
三世寺館(青森県弘前市)[45.6km]
小栗山館(青森県弘前市)[46.1km]
和徳城(青森県弘前市)[47.0km]
檜山安東氏城館(秋田県能代市)[47.0km]
茶右衛門館の解説文
茶右衛門館の口コミ情報
2022年05月09日 【配龍】沼田乃豆腐屋
元城[茶右衛門館 周辺城郭]
2022.05/07訪問
県道192号線を岩崎漁港から深浦方面に向かっている途中に偶然看板を見付け突撃!
ネットで調べると鳥居が目印の登城口があるとのことだが発見できず、そのまま山道を400mほど進んでから山に入ると、そこは私有地の畑がありました。再度マップを確認し、200mほど戻って、目星を付けて直登しました。
するとそこが、この城の魅力である五重堀切のある場所でした。主郭南部の一条目は高さがあり、何とかよじ登って主郭部に到達。削平された地には杉が乱立してました。藪が酷いのであまり探索できず、来た道を安全に滑り降りました。山、全体的に崩落の危険がある箇所も多く、安全に下山できたことに安堵してます。
後にネットで調べたら、登城口の目印となっていた鳥居は朽ちたらしく、また、その登城口を登った先の主郭部には小さな社があるようです。そこの鳥居も倒れているようです。
リア攻めされる方は充分にご注意くださいませ。
①看板の上部が主郭跡
②元城の看板
③ここを直登
④主郭南部の堀切
⑤主郭部
⑥主郭南部の五重堀切(2〜4条目)
⑦来た道を降り見上げると連続堀切の形がクッキリ
⑧側道の山肌はだいぶ崩れてきている。木の根がむき出しで今にも崩れそうな箇所がいくつもあった
2022年05月07日 【配龍】沼田乃豆腐屋
茶右衛門館
近所の齢80以上のおばあさんによると『茶右衛門さんがいた頃は船で米を荷揚げして賑わっていた…という言い伝えがある。以前、発掘調査をしたときは、焼き米や古銭が見付かった。以前は中腹にある社の祭があったがもうやっていない。今は地元の人もほとんど行くことがない。』とのこと。
実際に登城すると、崩れてきている箇所も多い。さらに、西郭に向かう急斜面には落ち葉が積み重なり、階段が分からなくてかなり危険である。
今後リア攻めされる方は、充分に気を付けていただきたい。
2010年10月27日 足軽越中守一歩
茶右衛門館
歩道を整備してからは手入れしてないのではと思う。一部崩れており危険景色の良い場所だけに残念!!近くには、有名な不老不死温泉あり
それ以前は檜山安東氏家臣の森山季定が城主であったことから、森山館とも呼ばれる。
海に突き出た丘陵上にあり、物見跡からは男鹿半島も望むことができる。その他、堀切や土塁などの遺構も確認できる。