長嶺城(ながみねじょう)
長嶺城の基本情報
通称・別名
- 神園山城
所在地
- 熊本県熊本市東区神園1
旧国名
- 肥後国
分類・構造
- 山城
天守構造
- -
築城主
- 不明
築城年
- 不明
主な改修者
- -
主な城主
- 不明
廃城年
- -
遺構
- 曲輪、土塁、堀切
指定文化財
- -
再建造物
- 説明板
周辺の城
-
須屋城(熊本県合志市)[5.5km]
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長嶺城の解説文
長嶺城の口コミ情報
2022年06月18日 笑門来猫
清正公 馬場楠井手の鼻ぐり[長嶺城 遺構・復元物]
戦国大名 加藤清正が整備した用水路。土砂の堆積を防ぐために、水が渦を巻く特殊な流路構造 鼻ぐり が特徴的。現代でも現役で使われる素晴らしい遺構ということで、世界かんがい施設遺産に認定。ブラタモリ熊本編でも紹介されていました。
2021年10月28日 もっこす肥後守
長嶺城
国道57号石原町交差点から運動公園に入った1番最初の登山口から登りました。階段約400段内350段ノンストップです。登り切った所に主郭跡があります。(展望台がある所)あとは尾根に沿って歩くと堀切が幾つかあります。
長嶺城の周辺スポット情報
清正公 馬場楠井手の鼻ぐり(遺構・復元物)
歴史
築城年、築城主ともに不明だが、中世の山城で、“筑後の守”と呼ばれる人物が城主であったという。城域は狭く簡素な縄張りではあるが、長嶺城が築かれた神園(こうぞの)山は熊本平野のほぼ中央に位置する独立峰であり、山頂からは四方を見渡せることから、監視用の砦として機能していたと考えられる。
なお、神園山から谷を隔てた東側に位置する小山山にも小山城跡があり、両者が連携して使用されていたと見ることもできる。
遺構
標高約180mの神園山の山頂部が主郭である。山頂へは県民総合運動公園側から3本の散策路が整備されており、山頂までの車道も通じている。現在、展望所が建てられている場所が主郭で、周囲より一段高い土壇状になっている。東縁から南縁にかけては土塁が残存する。
主郭から東西方向へは尾根筋が伸びており、東側は小規模な削平地の先に堀切が切られ、その約40m先にさらに1条の堀切が見られる。西側の尾根上にも堀切が切られており、東側のものよりも規模が大きい。
交通
・JR九州豊肥本線光の森駅から徒歩約30分で散策路入口参考文献
・『新熊本市史』新熊本市史編纂委員会、2003年。・『日本城郭大系 第18巻』新人物往来社、1980年。
・現地説明板。