鳴滝山城(なるたきやまじょう)

鳴滝山城の基本情報

通称・別名

鳴滝城

所在地

広島県尾道市吉和町鳴滝

旧国名

備後国

分類・構造

山城

天守構造

築城主

宮地次政

築城年

元亨年間(1321〜1324)

主な改修者

主な城主

宮地氏、渋川氏

廃城年

遺構

曲輪、土塁、堀切

指定文化財

再建造物

説明板

周辺の城

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鳴滝山城の解説文

鳴滝城、または鳴滝山城は、現在の広島県尾道市吉和町鳴滝にある鳴滝山(標高402メートル)の中腹にある同名の鳴滝山(標高322メートル)にあった中世山城である。鎌倉末期の元享年間(1321年-1323年)に宮地次政により築城された。

南北朝時代の1360年代後半、備後および備中守護の渋川義行が当城に拠っていた。渋川義行は九州探題に任じられたものの、当時九州は後醍醐天皇の皇子の一人である懐良親王が菊池氏の強力な支援を受け、肥後国を中心に南朝方として支配を広げおり、結局義行は守護職任地であり、父親から相続した所領である備後国御調郡の当地まで進んだものの九州へ赴くことなくこの場所にとどまった。結局、義行は探題職を解任され出家、28歳で没する。

宮地氏について 

宮地氏は備中宮地の出といわれる次政が初代である。

6代後の宮地資弘が金蓮寺の薬師堂を建立しているが、そこに大願主宮地大炊助大江資弘とあるように、大江氏の流れを汲み因島宮地氏の居城 大江城はこの事に拠るという。

鳴滝城主宮地氏は次政の後、宮地広義(兵部太郎)・宮地広俊(兵部次郎)と続いたが、1423年(応永30年)、宮地恒躬(兵部大輔)の代に、大平山城(尾道市美郷町)の城主 木頃経兼の奇襲にあって落城した。

言い伝えによると、恒躬は久山田(尾道市)の守武谷まで逃れたが敗死し、その妻 鈴御前も栗原町門田辺りで捕らわれ殺害されたという。鈴御前は木梨杉原氏から嫁いだとされている。

本解説文(基本情報を除く)は、クリエイティブ・コモンズ・表示・継承ライセンス3.0のもとで公表されたウィキペディアの項目「鳴滝城主宮地氏」を素材として二次利用しています。

鳴滝山城の口コミ情報

2022年11月15日 織田上総介晃司
千光寺山城[鳴滝山城  周辺城郭]

千光寺公園(千光寺山城)のアクセスは千光寺公園駐車場(普通車¥600)またはロープウェイもしくは徒歩にて。

千光寺公園として尾道を一望できる観光名所となってますが、ここが中世山城のあった場所とは知りませんでした。

麓のロープウェイ乗り場近くに「こもん」というワッフルが人気のお店があります。

尾道市は大林宣彦監督の尾道三部作で有名になり、全国的には広島市に次いで尾道市が知られています。

尾道に着くと目立っていた尾道城天守ですが、私財により1964年建設。最初は中世山城の計画だったが慶長様式の建物に変更。それ故「史実とは異なる」と不評でしたが千光寺山城が存在してたのであながち嘘ではなかったのである。
2020年に尾道城天守は解体され展望台となりましたが、尾道城天守石垣は残してあります。無くなったら無くなったで寂しい限りであります。

2022年02月04日 日向夏隠岐守
鳴滝山城



登山口バス停から歩いて40分ほど。9割は舗装道。民家の私道みたいな箇所もあるので節度ある利用を。

2021年12月07日 ごろー
鳴滝山城



少し整備しました. 歩いて行ける位には、成りました 行って見てください

2015年05月29日 青き巨星弾正少弼かみ
鳴滝山城

鳴滝山城は鳴滝山登山口駐車場から歩いて2分で城趾を示す案内板に着きます。
案内板には『鳴滝城趾300m』とあります。
最初の50mくらいは歩いて行けますが、後は郭跡まで植物が生い茂り掻き分けながら進みます。
郭跡に着くまでに、畑の跡や現代に作られた墓所がありますが荒れ放題です。
北側の郭跡から日本城郭体系にある最高所の龍王祠付近は、草は生えておらず快適でした。
龍王祠付近からは尾道市街が一望できます。
今回、駐車場から最高所まで往復するのに1時間半かかりました。
付近で農作業していた人に聞くと『10年間で1回くらいは城趾の草刈りをしたかなぁ、今は歩いて行けないよ。南側に獣道みたいな登り口があるそうだけど。』との事。

とにかく植物に占拠されていてかぶれたあとや野バラのトゲの切り傷が体のあちこちに出来ました。


鳴滝山城の周辺スポット情報

 千光寺山城(周辺城郭)

 登城口(その他)

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