蓑上城(みのがみじょう)
蓑上城の基本情報
通称・別名
- 蓑上山城、箕上城
所在地
- 鳥取県鳥取市吉岡温泉町
旧国名
- 因幡国
分類・構造
- 山城
天守構造
- -
築城主
- 吉岡定勝
築城年
- 天正年間(1573〜1592)
主な改修者
- -
主な城主
- 吉岡氏
廃城年
- -
遺構
- 曲輪、土塁、堀切
指定文化財
- -
再建造物
- -
周辺の城
-
防己尾城(鳥取県鳥取市)[3.7km]
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丸山城(鳥取県鳥取市)[9.9km]
蓑上城の口コミ情報
2025年09月27日 尼崎城因幡守一口城主
蓑上城
[登城口探索編(吉岡神社⛩️起点ルート)]
私事ながら山名氏の残像巡りで鳥取を周遊中、蓑上城で第3802代因幡守になれたので行ってみたくなり登城(登山)⛰️吉岡神社⛩️から登山の一例です。
吉岡神社⛩️は吉岡温泉町案内図(写真①)の現在地表記地点から山名氏巡りで訪れる方も多いかと思われる吉岡温泉会館一ノ湯とは反対方向に進みます。写真①の案内図でバスの窓から猫が顔を出しているイラストがありますがバス🚌の下の方に吉岡神社と書いてあります。
しばし脱線して写真①の案内図がある場所は一ノ湯前にありかつては株湯・馬場・荒湯(写真②)だったようです。また、一ノ湯は説明板(写真③)から鳥取藩初代藩主池田光仲公が自分専用に掘らせた湯壺とありました♨️
本題に戻って一ノ湯から約5分(350m)の吉岡神社を目指して鳥居(写真④)をくぐり進んでいくと神社の階段脇(写真⑤)が蓑上城登山口(神社前登山口)となっていました。登山前に吉岡神社(写真⑥)で安全祈願をしてきました👏
登山口の案内板(写真⑦)を見ると妙徳寺登山口もあるようです。写真⑦の案内板左下に書いてあるルートで登ってみました。参考までに私の足🥾での見学や休憩時間込みでの所用時間は神社前登山口〜約10分⇨三山口分岐〜25分⇨つぶせ岩(標高210m)〜33分⇨山頂(標高297m)〜33分⇨三山口分岐〜7分⇨神社前登山口の2時間弱でした。
2025年09月27日 尼崎城因幡守一口城主
蓑上城
[吉岡神社〜三山口分岐〜つぶせ岩]
神社前登山口から道標(写真①)に沿って出発。出発直後の山道では板(写真②)を敷いて下さっていたり、道中リボンやロープ(写真③)などの目印を要所要所に設けて下さっていたのでありがたかったです。また、道を間違えそうな箇所には写真④のようにガイドロープや道標が設けられていたので助かりました。登山口まで辿り着くことが出来ればあとは目印に従って進軍するのみでした。
写真⑤の三山口分岐で私はつぶせ岩を先に目指しました。道標に縦走路とあるように登りよりも横移動の方が多く、たまに起伏を超えていく感じのルートでした。ただ歩き易いルートながら訪れる人は少ないようで蜘蛛の巣が多かったです🕸️たまたま、先日の山城サミット白山大会のシンポジウムを拝聴した際に昇太師匠が急に案内してもらうことになって訪れた山城で蜘蛛や藪対策としてタオルを頰かむりして登られた写真を見たのを思い出し、私も師匠に倣いやってみました。効果覿面で蜘蛛の巣を気にせずに歩けました。※下山後、タオルには蜘蛛の巣がびっしりと付いていました💦
写真⑤の三山口分岐点から25分でつぶせ岩🪨(写真⑥)に到着。案内板のある所からも眺めてみました。(写真⑦)信仰の対象とされていたのか岩には鳥居⛩️マーク(写真⑦の岩の右下辺り)が刻まれていました。説明板(写真⑧)には鳥取藩主池田斉邦公の妹の三津姫と庸姫が吉岡温泉に湯治滞在中♨️に訪れたことが書かれていました。
2025年09月27日 尼崎城因幡守一口城主
蓑上城
[つぶせ岩〜箕上山山頂]
つぶせ岩(標高210m)から箕上山山頂(標高297m)に向かって出発(写真①)比高としてはそんなにないのですが縦走路なのでなだらかな道をひたすら進み、私の足でつぶせ岩〜山頂まで33分でした。道中、曲がる所には道標やリボン(写真②)を設けて下さっているお陰で迷わず進めます。山頂に近づくにつれ天然のものか積まれたものなのかは不明ですが石や岩が多くなってくるのが印象的でした。(写真③)
山頂に到着すると山頂マークや記念撮影コーナー等(写真④)がありました。「箕上山から望む鳥取の山々」(写真⑤)のパネル左側には鳥取城がある久松山も見えるとあったので、鳥取城方面も眺めてみました(写真⑥)
次に日本で一番広い池の湖山池方面も眺めてみました。現在、山名氏の残像巡りで訪れる方も多いかと思いますが池の西側(写真⑦左側)に防己尾(つづらお)城、池の東側(写真⑦右側)に布勢天神山城があります。写真⑦奥には日本海🌊や鳥取空港✈️も見えています。
最後に山頂の引き出しにあった記念撮影用のグッズを拝借して記念撮影(写真⑧)
往時は規模や地形は異なるかとは思いますが関ヶ原の戦いで小早川秀秋公がいた松尾山城のように麓の状況が手に取るように把握出来る山城だったように思われました。
2025年09月27日 尼崎城因幡守一口城主
蓑上城
[箕上山頂〜三山口分岐〜吉岡神社(下山編)]
箕上山山頂から三山口分岐・吉岡神社に向けて下山開始(写真①)写真②の案内板から山頂から麓の舗装道(写真②の緑のライン)までが今回の登山道(縦走路)で最も勾配のある区間でした。保存会の方々が階段やロープ(写真③④)を設置して下さっているお陰で無事に下山出来ました🙇🏻♂️
舗装道から山頂への登り口には、石が大量にあるのが印象的でした(写真⑤)破城の跡なのかどうかは不明ですが遺構の痕跡のように思われました🤔
舗装道を三山口分岐・吉岡神社方面に戻る道中、捕獲器を見かけたので山中には猪🐗、鹿🦌などが生息しているのだと思われます。今回の登山では念の為、熊ベル🛎️を鳴らしながら散策して何事もなく下山出来て良かったです😅
捕獲器の前を通り過ぎ舗装道を進むと出発地点の吉岡神社への道標(写真⑥⑦)があったので再び山中へ進み、私の足で約3分で三山口分岐、そこから更に7分で吉岡神社へ戻れました。
蓑上城の周辺スポット情報
中山城(湯村中山城)(周辺城郭)
箕上山登山口(その他)