カムイチャシ(かむいちゃし)

カムイチャシの基本情報

通称・別名

所在地

北海道虻田郡豊浦町大岸

旧国名

蝦夷国

分類・構造

丘先式チャシ

天守構造

なし

築城主

不明

築城年

不明

主な改修者

主な城主

不明

廃城年

遺構

曲輪、横堀(空堀)

指定文化財

国名勝(ピリカノカ カムイチャシ)、町史跡

再建造物

周辺の城

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カムイチャシの解説文

カムイチャシ(かむいちゃし)は、北海道虻田郡豊浦町字礼文華にあった城。

豊浦とアイヌ民族の関わりを示す場所として、カムイチャシがあります。

カムイチャシは、噴火湾に突出した岬上にあるアイヌ文化の遺跡です。周囲を高さ約30mの切り立った断崖に囲まれたカムイチャシと、その周辺の地形は、およそ300万年前に海底で活動した火山の噴出物などで構成されており、柔らかい部分が波浪によって削られ、硬い部分が残ることで岬となりました。

この場所は現在、史跡公園として整備されており、遺跡内を散策することができ、岬先端に近い部分に掘られた幅5m、長さ16m、深さ2mの壕や、人為的に岬の上に運ばれた石が積まれた場所などを見ることができます。

晴れた日には、岬の先端から、正面に北海道駒ケ岳、左手に有珠山が見えるなど、噴火湾を一望できます。

カムイチャシは、アイヌ文化を現代に伝える遺跡として、平成15年に豊浦町の指定文化財に登録され、平成23年2月には、アイヌ文化の優れた景勝地として「名勝ピリカノカ カムイチャシ」として国の指定を受けました。

「カムイチャシ」という地名もまた、アイヌ語由来です。どのような言語でもそうであるように、アイヌ語も日本語で的確に訳すことは困難です。直訳すると「カムイ」は「精霊」、「チャシ」は「砦・館・柵囲い」といった意味になります。「カムイ」は「神」と訳されたりもしますが、キリスト教やユダヤ教、イスラム教などが信奉する「神」とは異なります。

情報提供:豊浦町


カムイチャシの口コミ情報

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カムイチャシの周辺スポット情報

 名勝ピリカノカカムイチャシ説明板(碑・説明板)

 駐車場(駐車場)

 展望台(関連施設)

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